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この作品には 〔残酷描写〕が含まれています。
苦手な方はご注意ください。
この連載作品は未完結のまま約9年以上の間、更新されていません。
今後、次話投稿されない可能性が極めて高いです。予めご了承下さい。

『脱兎の黒兎』

人類は自らの豊かさを求めるあまり、母なる星、地球を食い荒らした。その結果、海は濁り、緑は失われ、人口は瞬く間に減少した。人類存亡の危機を憂いた一部の人間は宇宙へと生息圏の移動を開始した。
そして月に初めて人が生活するスペースコロニーの建設が完了した日を、太陽銀河歴と呼称し、新たなる人類史が始まった。

太陽銀河歴0073年。
人類は生活圏を地球、月、火星、木星、土星へと広げ、安寧の年を迎えていた。

同年2月1日。
人類によって破壊、汚染された地球を自然豊かな美しい星に戻すため、地球再生宣言と共に火星木星連合のMars & Jupiter Allied Forces《通称MJAF》は、地球人類除去作戦を強行した。
当然、地球に住まう人類は反発した。そして地球と月に所属する軍は即座に同盟を締結し、地球防衛軍を発足。MJAFに対抗した第一次宇宙大戦が起こった。

太陽銀河歴0076年。
戦争は熾烈を極め、地球防衛軍とMJAFは資金や資源を求め、両軍は中立を唱える土星へと進軍する。当然、土星では大きな争いが起こり、コロニーは破壊と略奪の限りを尽くされた。

それから5年の月日が経ち、復讐者となった土星の人類は禁忌を犯していた。それは戦争孤児達を教育、投与、改造し、強化人間《ネクスト》を創り出したのだ。

太陽銀河歴0081年2月1日。
奇しくも第一次宇宙大戦の切っ掛けとなった地球再生宣言と同日に土星の復讐戦は開幕した。
強化人間《ネクスト》No.21。200人の戦争孤児の中で、成功し生き残った21人中21番目の実力者、俗称『脱兎の21』は、可変型強行偵察機『黒兎』に搭乗し、戦場に降り立った。
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