110曲目 6人でいるのっていいよな
読んでいただきありがとうございます!
本作の芸能界は作者の妄想で構成されているので、ご了承ください。
また、「 過去、私を嫌ったキミは今、私を溺愛する」にちょっとだけリンクしてます。
両方読んでいただけるとより楽しんでいただけると思います!
毎週土曜日のAM8:00ごろ更新です。(遅れることもあると思います)
ツアーが終わり、おれにちの撮影して、英語の番組やソロのバラエティのコーナーの収録してとバタバタしている。
ありがたいけど、さすがにずっと気が張ってるからか眠りも浅い気がする。
「ねぇむ」
思わず呟くと楓が心配そうに顔を覗いてくる。
「パピー、大丈夫?」
「おー、ちょっと眠いだけだから」
そう言いながら椅子に浅く座って背もたれる。
「寝れてないの?」
「今年も暑いもんねー」
ナツとスーが衣装に着替えながら言う。
今日はグループの雑誌撮影の日。
「んー…」
俺が目を瞑りながら生返事をするとナツが気付いたように言う。
「あ、これ寝落ちしそうなやつだ」
「んー…」
そこからの記憶は無い。しっかりと寝落ちをしていた。
「パピー!!起きて!!」
トラの声と揺さぶられて目を覚ます。
「んー?」
「ヘアメイク!パピーの番!」
「おー…ありがとう」
体を起こして時計を見ると15分ぐらい寝てたみたいだ。
立ち上がって伸びをすると頭もスッキリしてきた。
「マッキーさーん、お願いしまーす」
「おー、座れー」
鏡の前に座って衣装が汚れないようにしてもらう。
「陽太、頑張ってるな」
「へ?」
「メンバーに良い刺激になってると思うよ」
マッキーさんに言われてそうだといいな、と思いながらセットをしてもらう。
みんなで撮影はいつもわちゃわちゃしてる。
クールな感じも撮るけど、楽しくなっちゃうのが俺たちだ。
「コラー!ちゃんとしてー!」
カメラさんに怒られる。
「すみません!みんなちゃんとして」
ナツにも怒られて俺たちは大人しくなる。これがいつもの流れ。
「clear skyって仲良しですよねー」
「仲良しなのはいいことなんですけどねー。そのおかげで仕事が進まない時があるのが難点です」
雑誌のライターさんと岡本さんが話しているのが聞こえた。
「なんか、こういうの安心するなー」
思わず呟くと隣にいたスーが振り向いた。
「パピー、なんか言った?」
「んー?みんなが大好きってことー!」
思わず抱きつくとスーが困惑する。
「え??なになに!?怖い怖い!!なっちゃん助けて!!」
前に座っていたナツに助けを求めるスー。
「パピー、いい加減にして」
「…すみません」
スーから離れてキッチリする。
「パピー怒られた」
「疲れすぎて癒しが欲しいんでしょ」
「あー、ぽい」
楓、ゆう、トラに呆れたように言われてた。
「いいから!撮影する!!」
「誰のせいで止まってるのさ」
俺がそう言うとナツの的確な返答に何も言えなくなった。
撮影が終わって事務所に移動。
この後はグループMTGして終わり。
「今日、みんなこれで終わりでしょ?」
楓が目をキラキラさせて言う。高校生になってもピュアだ。
「そうだな」
ナツがスケジュールアプリを見ながら頷く。
「みんなでご飯行こ!!」
嬉しそうな楓。
「いいなー。俺は大丈夫だよ。みんなは大丈夫?」
俺が答えるとみんな頷く。
「やった!どこ行く!?」
「明日の仕事は?」
俺がみんなに聞く。
「俺、午後から」
「11時ぐらい」
「夕方」
「俺も夕方!」
「僕休み!」
ナツ、ゆう、スー、トラ、楓の返事に俺はクスッと笑う。
「じゃあ焼肉とかは?」
「いいね!行きたい!」
トラが嬉しそうに言う。
「じゃー、俺予約する。事務所の近くのとこでいいっしょ」
「あ、全員のMTGの後、パピーと俺が30分MTGあるから18時にしてほしい」
ナツが言うとゆうはOKと言って電話予約をしてくれた。
「やった♪みんなでご飯♪」
嬉しそうな楓。
「楓、本当にみんなでご飯するの好きだよなー」
ゆうが言うと楓は頷く。
「うん!!」
可愛いなーと思いながら頭を撫でる。
「予約できたー」
ゆうが嬉しそうに戻ってくる。
「やった♪」
「嬉しいなー」
楓とスーが嬉しそうに言う。
ナツとゆう、トラも嬉しそう。
それを見守っていたらナツがクスッっと笑った。
「パピー、元気になったね」
「…そりゃー、俺の癒しはclear skyですから」
そう言うとナツとゆうが小さく笑った。
結局clear skyが安心するんだ
ありがたいことに忙しいパピー。
過去一忙しいので帰る場所があるのが嬉しいらしいです。
作者個人の話ですが、国民的アイドルが幕を下ろしたのを見て色々考えました。
今週、更新できないかもって思うほどに。
clear skyをより一層大事にして更新していきます。
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