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救世戦葬 - 救いの少年少女の物語 -  作者: 珠日乃 らいす゛
第一章 :選ばれた者、選ばれなかった者

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第9話 :解氷

突然の大主教の失脚。

お祭りムードだったアイスポートは一転、不安と困惑の声に包まれていた。

どうしてそんな事態になったのか。

大主教はなにか隠れて悪事を働いていたのか。

今後のアイスポートはどうなるのか。

人々のそんな不安を解消するために、翌日の昼過ぎにはフローリアがアイスポートの聖女として演説を行うことになった。

アイはその前に、フローリアに会いに来ていた。もちろん、今日は不法侵入ではない。

「…フローリアさん。」

「アイさん、おはようございます。」

「おはようございます。この後の演説、大丈夫そうですか?」

「大丈夫……かどうかは分かりませんが、何をどう話すのかはもう決めています。ところで、アイさん。あの時どうして衛兵や司祭の方々が私たちが戦っているところに来なかったのかご存じですか?」

「えっと…知りませんが、予想なら出来ます。リベリオンデザイアの……ラディアの仲間にパレードさんという方が居るんです。パレードさんのオリジンは、他人を操る能力です。正確には色々操るための条件があるらしいんですけど、パレードさんのオリジンに抗えた人を、私は2人しか知りません。かなり大勢の方を同時に操ることが出来るので、おそらくパレードさんも近くに居たんだと思います。」

「なるほど……そのリベリオンデザイアという組織は、本当に厄介な相手なのですね。…実は、時計塔で話していた時に私を呼びに来た兵士…ナイラというのですが、実は彼もそのリベリオンデザイアのメンバーだったのです。ナイラとはそれなりに長い付き合いだったのですが、発現者だったことすら知りませんでした。…おそらくリベリオンデザイアに合流したのだとは思いますが、彼は自分の痕跡を綺麗に消していて、今どこで何をしているのか全く分かりません。私に彼を心配する資格があるのかは分かりませんが、もしどこかで彼に会うことがあれば、その無事を知らせていただけるとありがたいです。」

「分かりました。必ずお伝えします。」

そのナイラという兵士がいつからリベリオンデザイアに参加していたのかは分からないが、そこに居る以上、なんとしても叶えたい願いがあるはずだ。その願いが、アイスポートやフローリアと対立しないことを、アイは心の中で祈った。

「そういえば、ラディアさんはどうやって地下牢から抜け出したんでしょうか…。地下牢に連れて行ったのはナイラでしたが、その後私も自分の目で彼女が牢の中に居るのを見たのですが…。」

「あぁ、ラディアのオリジンを知れば、その疑問は解決します。彼女の能力は万物操作。なんでも操れるんです。」

「なんでも……ですか…?」

「はい、なんでも。フローリアさんの能力は例外かもしれませんが、私の知る限り最強の能力です。なので、手枷や鉄格子などの物理的な拘束は全く意味がありません。そもそもラディアは戦いの天才でもあるので、本当なら捕まることもなかったはずです。強いて言うなら、パレードさんとは違って人は操れないはずです。」

「えっ?」

連行されてきたラディアの命令でナイラがククルを眠らせた時、立ち上がろうとしたフローリアの動きを止めたのはラディアだったはずだ。しかしもちろんアイが嘘をついているとも思えない。

「…もしかして、何かされたんですか?」

「……はい、一度だけ、ラディアさんに私の動きを止められました。もしかして、あの時近くにパレードさんが居たんでしょうか…。」

「…いえ、パレードさんの能力は使われれば必ず分かるはずです。そもそも、単純に動きを止めるだけの能力ではありません…。…もしかして……。」

アイは腰の剣を持ち上げる。

それを見て、フローリアも傍らの弓を見た。

「……いえ、確かめようがありませんから、この話は一旦置いておきましょう。」

「そう、ですね。…ところで、LALLはこれからどうするんですか?」

「えっと、私もまだ詳しくは聞いてないんですけど、とりあえず一度飛空艇ヴィマナはLALLの本部に帰港します。そもそもアイスポートに来たのも寄り道でしたから、帰りたがっている方が多いんです。その後は、どうやらドーンコートに行くことになりそうです。」

「ドーンコートですか。確かあの国は、力が全て、みたいな場所でしたよね。他国から来た方には優しいみたいですけど、ウルボスと並んで帝国の機械兵器との戦いが最も苛烈な国ですから、気を付けてくださいね。」

「はい、ありがとうございます。」

「フローリア様、そろそろお時間です!」

「あ、はい!分かりました!ではアイさん、行ってきます。」

「はい、頑張ってください。私も仲間と合流してきます。」

フローリアが壇上に向かうのを見送りながら、アイは民衆に紛れているレイヴン達を探した。

なおレイヴンの巨体は人ごみの中でもすぐに見つかった。

空は曇り、今にも雪が降り始めようとしている。

弓を背中に背負ったフローリアが壇上に上がると、ざわざわとしていた民衆は一気に静まり返った。

「私の名前はフローリア・フロストブルームです。本日は、この数日で起きた出来事と、アイスポート教国の今後についてお話します。」

フローリアはアイを見つけて一瞬頬を緩めるも、すぐにまた表情を引き締めた。

「10年続いた吹雪は、ある発現者によるものでした。彼は北の果て、凍りついた海の先から力を使っていました。原因を特定し、解決したのはLALLという組織です。彼らは厄災の被害を受けた都市を巡り支援を行っており、栄光や賞賛を求めてはいません。ですが、私は彼らのような英雄がいることを皆さんに知って欲しいです。この場を借りて、彼らに感謝を。」

フローリアが深く頭を下げるのを見て、人々はざわついた。

何より、ほとんどが非発現者であるため、10年もオリジンを使い続けられる発現者がいることが信じられなかった。

もっとも、それは発現者も同じなのだが。

「そしてもう一つ。大主教様についてです。アイスポートでは、10年前からオリジンは神様がもたらしてくださった力として神聖視されてきました。そのおかげでアイスポートは、他の国と比べて発現者、非発現者の関係が良いと聞きます。皆様がご存じの通り、イヴェルディーチ大主教様は10年前の大厄災で亡くなった先代のアルディヤ大主教様の弟です。イヴェルディーチ大主教様は、オリジンを神聖なものとして扱うことを強く肯定していました。私はずっと、それは優れた先見の明による意見なのだと思っていました。いえ、それもあったのかもしれません。しかし、イヴェルディーチ大主教様の本当の目的は、オリジンを神聖なものとして扱うことによる、発現者の罪人の処刑でした。」

人々は再び大きくざわついた。

アイは知らなかったが、大主教のこれまでの行動や政策は人々から高い評価を受けており、何か企んでいると思っているアイスポート国民はほとんどいなかった。

「私は色々なオリジンを使えるという理由で、聖女と呼ばれるようになりました。ですが、私以外に複数の能力を持つ発現者を見たことがある人は、おそらく居ないと思います。…私のオリジンは、たくさんあるわけではありません。私の本当のオリジンは、亡くなった方のオリジンを自分のものにする力です。これまでに、本来なら禁固刑にすらなるはずのない小さな罪でも、発現者が殺されていた本当の理由は、私に色々な能力を持たせ、いつか起こる未来の戦いでアイスポートが勝利を収めるためでした。大主教様が見ていた未来は、発現者と非発現者が対立する未来ではなく、この厄災が蔓延る時代でも、再び国同士の争いが起きる、という未来でした。」

人々のざわめきは最高潮に達し、フローリアの後ろに控えていた衛兵長が静かに、と言うまで収まらなかった。

「実際にそんな未来が来るのかは分かりません。ですが、そのための方法として正しいものだったとは思えません。本来命を落とすはずではなかった人も、大勢が罪人として殺されてしまいました。…この10年で処刑された466人……私はその全員の名前と遺言を覚えています。」

「僕の父さんのことも覚えてるのか!?」

ざわめきの中、フローリアに問いかけるひときわ大きな声が響いた。

「…お父さんのお名前は…?」

「イノス…!イノス・ネヴィユスだ…!!」

「…7年前、妻の病を治せなかった医者に手をあげ、駆け付けた衛兵の拘束から逃れるためにオリジンを使用し暴れた、とされていました。ですが、実際にはその拳を振り下ろすことはなく、医者の方が驚いて倒れた際に腰を痛めただけでした。オリジンについても、一瞬自分の動きを加速するだけで、衛兵の方々も全く怪我をしていません。小さな騒ぎを起こしただけで、本来なら衛兵が動くほどの事態ですらありませんでした。彼は、一時の衝動で息子を一人にしてしまったことを悔やんでいて、私や、アイスポートの法律については、何も不満を口にしませんでした。彼の最期の言葉は、『息子が健やかに、平和に生きられますように。』でした。」

「……!………ありがとう…ございます……。」

やっと見つけることが出来た少年は、アイと同じぐらいの年齢で、必死に涙をこらえながらフローリアに深く頭を下げていた。

「…他にもどなたかのことが聞きたい方は、明日以降に大教会に私を訪ねてきてください。必ず、全員に直接お伝えします。それから、アイスポートでは今後、発現者の罪人も非発現者の罪人も、同じように扱い、必ず、必要以上の罰を与えないと約束します。……最後に、現在大主教様は地下牢に拘束されています。多くの人を死なせたのは事実ですが、それは国の為を思った行動であり、他にも皆様のために色々なことをしていたというのも事実です。大主教様の今後の処遇については、慎重に協議を重ね、必ず公表します。」

いつの間にか雪は降り始め、吹雪が近づいているのが感じられた。

フローリアは弓をその手に握る。

「次の大主教様が決まるまで、私がその代理になります。そして、いつかイヴェルディーチ大主教様が予見した戦いが来るのであれば、私がこの466人の魂と共に勝利へと導きます。今はまだ未熟かもしれませんが、私…そして教会は、アイスポートを必ず守ります。アイスポートは、もう吹雪にも、誤った正義にも負けません。」

フローリアが天に向かって矢を一発放つと、それはオリジンの力で減速せず進み、分厚い雲に辿り着いた瞬間、風を起こし、広範囲の雲を吹き飛ばした。

「私はいつまでも、アイスポートの為に行動します。」

雪は突然現れた日差しに溶け、空中できらきらと輝いていた。

人々は少しの静けさの後、歓声に包まれた。

「…いつまでもアイスポートの為に、ね。これで満足した?ナイラ。」

「あぁ。無理を言って見せてもらって感謝する。」

「リベリオンデザイアは仲間を大事にするからね。」

少し遠くの建物の屋根の上から、ナイラとラディアはフローリアの演説を見ていた。

そこにもう一人怪しげな女性が登ってきたのを見てナイラは剣を抜きかけるが、ラディアがそれを制したのを見て、彼女もリベリオンデザイアの一員なのだと理解した。

「彼女は私と一緒にリベリオンデザイアを作り上げた一人、パレードだ。そしてこっちが前に伝えた大教会の衛兵、ナイラ。」

「元、だがな。」

「よ、よろしく……ナイラさん……。」

「あぁ、よろしく。」

「それで、パレード、向こうは?」

「う、うん…問題ないはずだよ……そろそろ大教会の敷地を出てると思う……。」

「分かった。私たちもそろそろ行こう。」

立ち上がるラディアの言葉にナイラとパレードは頷き、三人は細い裏路地に消えていった。




少し前、フローリアの演説が始まった頃、大主教が拘束されている地下牢に、一人の男がやってきた。

「大主教様。」

「…君は、確か衛兵の……。」

「ククルです。」

「こんな私に何の用だ。そろそろフローリアの演説が始まるからと、さっき看守も外に行ったぞ。」

「はい、知ってます。だから来ました。」

「………君は…本当に何の用だ?」

「…あなたにはまだ、どうしても叶えたい願いがありますか?」

大主教には質問の意図は分からない。しかし、質問の答えは明白だった。

「あぁ、当然だ。私は今でも、なんとしてもアイスポートを守りたいと思っている。」

「それは、自分の命に代えてでも?」

「もちろん。でなければ、今こうして囚われているはずがないだろう。」

「そうですね。」

そういいながらククルは、大主教のいる牢屋を開けた。

しかし、その手に鍵を持っているようには見えない。

「どうやって……いや、なぜ開けた?」

ククルはその質問に答える前に、大主教の手枷も解いた。やはり鍵の類は持っていない。

「あなたも、リベリオンデザイアに来ませんか?」

「リベリオンデザイア……だと…?」

その言葉を聞いて、大主教はやっとククルが発現者であり、オリジンを使って解錠したのだと気づいた。

「君は、フローリアとリベリオンデザイアのボスが会った時に、やつらの仲間だったもう一人の兵士に眠らされたと聞いたが……。」

「その通りです。打ち合わせ通りにね。」

「こうして私の元に来るために……か…。」

ククルはリベリオンデザイアのメンバーだと悟られないように、わざとあの場では何も知らないふりをしていた。今日ここに大主教を訪ねるために、ラディアが考えた計画だった。

「あなたは発現者であり、命に代えても叶えたい願いがある。それに今のリベリオンデザイアにアイスポートを害そうとしている人は居ません。あなたが良い国を作ったおかげですね。この通り、あなたを勧誘しない理由がない。」

「…私が、素直に仲間になると…?」

「私たちはどちらでも構いません。あなたの能力は私たちに必須ではありませんし。ただ、あなたがここでリベリオンデザイアに加わることで、非発現者を恨んでいるメンバーが平和なアイスポートに手を出すのを制限出来ます。このままだとあなたは良くて数十年の禁固刑、最悪の場合、あなたがこれまで発現者にしてきたように…ね。悪くない話でしょう?」

「………。」

「あぁ、そんなに時間はありませんから、10秒以内に決めてください。10秒以内にあなたが牢屋を出れば、私たちはあなたを迎え入れます。10…9…」

「数える必要はない。すぐに行く。」

大主教は迷わず立ち上がり、看守に許可をもらい枕元に置いていた写真だけ手に取って牢屋を出た。

「悩まないんですね。」

「君の言葉に、嘘やごまかしはないと判断した。断る理由はない。」

「そうですか。…これであなたはもうアイスポートの大主教ではありません。ようこそ、リベリオンデザイアへ。さぁ、行きましょう。ところで、その写真は?」

ククルの何気ない質問に大主教……いや、イヴェルディーチは顔を下に向け、写真を見た。

「………10年前の家族写真だ。」

そこには今より少し若いイヴェルディーチと、亡くなったアルディヤ先代大主教とその妻、そして幼いフローリアが笑顔で写っていた。

「子どもの頃のフローリア様ですか。いえ、今も子どもですかね。」

「……いや、民の目に映るフローリアは、もう子どもではないだろう。」




ヴィマナに戻ってきたアイは、さっそくレイヴンやサルヴァ、幹部たちとちょっとした会議をしていた。

「まずは旧エンペリオス帝国第37区画でのブレイズスカーとの戦いから続く今回の一件、お疲れ様。詳しいことは後で話すが、厄災についての大きな進展もあった。その一方で、リベリオンデザイアに大きな動きがあったことも分かっている。ヴィマナは一度本拠点に帰還する。その後、ドーンコートに向かうが、厄災に関する目的があるわけではないのでサルヴァとアイ以外は必ず来る必要はない。ただ、強さに自信のあるものは来てくれると助かる。」

「あの、レイヴンさん。結局どうしてドーンコートに向かうのか分かってないんですけど…。」

「ラディアは、君の剣やフローリアさんの弓をトランセンダーと呼んだそうだな。」

「はい…。」

「ドーンコートで今度開催される闘技大会の優勝景品に、使用者を死に至らしめるという曰くのある大剣がある。」

「…!」

アイは少し目を見開き、腰の剣に手を当てた。

剣は少し震えている気がする。きっとその大剣もトランセンダーで合っていると言いたいのだろう。

「きっと、その大剣もそうです…。」

「あぁ、俺もそう思う。どうするべきかはまだ分からないが、危険な噂を持つ武器だ。出来れば確保しておきたい。」

レイヴンの言葉にアイも頷く。

「会議中失礼します!」

その時、捜索隊の一人が中央会議室に入ってきた。

「問題ない。なんだ?」

「フローリアさんが訪ねてきたので、伝えに来ました!」

「了解した。客間に通しておいてくれ。では、今晩日の入りと同時に出発する。質問がなければ会議は以上だ。………では、解散!」

アイが客間に向かうと、フローリアは座って窓の外の雲間の太陽を見つめていた。

「フローリアさん。」

「アイさん、すみません、突然訪ねてきてしまって。」

「大丈夫です、私も出発前にもう一度話したいと思っていたので。」

「今回は、ヴァレムさんの件から大主教様のことまで、本当に色々とありがとうございました。」

「いえ、少なくとも大主教様のことについては、特に何もしてないですから…。」

「そんなことないですよ。ラディアさんの後ろにアイさんが見えた時、とても安心しましたから。」

「そうですか、良かったです。ところでさっきの演説、良かったですよ。」

「ありがとうございます。そうだ、ひとまずは私がアイスポートで一番偉い人になったので、何かできることがあったら喜んで手伝いますよ。」

「そんな、大丈夫ですよ。」

「今はなくても、いつでも構いません。次の大主教様が決まっていたとしても、アイさん達への恩は忘れませんから。」

「分かりました、もしかしたらその時に。」

「アイさん、後どれぐらいでアイスポートを発つんですか?」

「日の入りと同時に、だそうです。あと2時間ぐらいですかね。」

「そうですか……邪魔になったら申し訳ないので、私はすぐ帰りますね。……そういえばアイさん、最初に会った時、何か悩んでいたみたいでしたけど…その表情を見るに、解決したみたいですね。」

「悩んで……あぁ、そうでしたね。」

フローリアと初めて会った時、アイは誤ってクシスを殺めてしまったことで、あの夢に近づいているような気がして悩んでいた。

実際何も解決はしていないのだが、今のアイはそれを受け止めて前を向くことが出来た。

「大丈夫です。」

「良かったです。それではアイさん、また会いましょう。」

「はい、また。」

フローリアはアイに手を振り、丁寧に扉の前でお辞儀をしてから出て行った。

しばらくアイスポートには来ないかもしれないが、きっとまた会えるだろう。

トランセンダーやリベリオンデザイアのこともあるが、何よりアイがまた会いたいと思っているから、会える予感があった。

演説でフローリアが雪雲を吹き飛ばしてから、夜が来るまで太陽はアイスポートを照らし続けた。

きっとLALLが離れても、アイスポートは明るく照らされるだろう。

沈む太陽を背に、ヴィマナはアイスポートを離れていった。


………そういえば、フローリアの声をどこかで聞いたことがあったような気がするが、昔会ったことがあるのだろうか。

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