「タロウ兄、なんの属性を付ける?」
「つまり… この処の魔力切れは、この【足】が原因って事か?」
新たに仲間にした錬金術士のスノーと鍛冶士のフレアが、ゴブリンジェネラル達との戦いの後に、俺が倒れた原因を突き止めた。
「その足は、いわゆる【魔導具】の1種ですね… 風と火の属性魔法が付与されています」
「あの急加速とかを、タロウ兄の魔力だけで使い続けたから、倒れたみたいだ… ごめんな…」
スノーの説明の後、俺に足を取り付けたフレアがすまなそうに謝った。
「気にするな。この足には… 助けられたからな。それに、原因が解ったなら、改良… 出来るんだろ?」
「もちろんだよ。タロウ兄! スノーが魔石を使う事で、魔力を貯められる【魔力バッテリー】の作り方が解るって!」
落ち込むフレアの頭を撫でながら、改良出来るのか聞くと… 元気に答えてくれた。
「付与された魔法発生器に繋がる途中に、魔石を加工して、魔力バッテリーを組み込みます。これにより、通常の戦闘などでの魔力切れは治まるでしょう」
「う~ん… 付与属性を増やせるか?」
「今あるソードマンとヒーローの魔石を使うならば、可能ですが…」
「タロウ兄、なんの属性を付ける?」
「それは、もちろん…」
「「もちろん?」」
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~ ダンジョン内 採掘エリア ~
「魔導家のおかげで、気掛かり無くダンジョンアタック出来ますね?」
フレアとスノーが採掘中、ハナちゃんが話しかけて来た。
「ああ、ローザとアドルフが索敵してくれてるから、安全だしな」
アリスと護衛メイドのリリル以外のメンバーで採掘中…
足の改良を終えた俺達は、素材集めとLvアップの為、ダンジョンに潜った。
「旦那の足とジャンヌ以外の装備品も作らないと… こないたのメイドみたいなヤツ等が来たら、ヤバイからな」
「その為に素材集め、ですね?」
「後、Lvアップもね」
「「「「「がんばります!」」」」」
「無理はするなよ? 死なない為にだからな」
「「「「「はい!」」」」」
「ヴゥゥ…」
「旦那… 敵だ」
ローザが唸り、アドルフが弓を構えた!
「ハナちゃん、よ~く狙て撃てよ」
「はい! ジャンヌ、お願い!」
『お任せ下さい!』
ハナちゃんが、俺が渡した【魔導銃】で狙いを定める。ジャンヌは、その横で盾を構える。
「来るぞ!」
シュ… バン! ドスッ! ドツ!
「ギャア!」「グェ~!」
アドルフ放った矢とハナちゃんの魔弾が、先行して来たゴブリンシーフに当たる!
「ソードマンが抜けた!」
「任せろ!」
俺は、足を【機動】して、スラスターでブースト!
「食らえ! サンダー!」
ゴブリンソードマンの顔面に飛び蹴りと共に、雷魔法を叩き込んだ!
「おお! で○キック! 天が○ぶ、○が呼ぶ、人○呼ぶ! ですね!」
ハナちゃんが大興奮! 誰が電気人間だ!
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