「ローテーションですか?」
「と言う訳で、新しく仲間になった魔法使いのアイナだ。みんな、よろしくな」
アイナの事情をアニアとアリス以外のパーティーメンバーに話した。
「なるほど… 私はエルファリア。みんなエルと呼ぶから、よろしく」
「俺はアドルフ。旦那と冒険してる狩人だ」
「アタイは、フレア。まだ何も作って無い鍛冶士だ。よろしくな」
「ハナです… この狼はローザ… 召喚された魔物使いです」
「ハナちゃんは複雑だろうが… 今回の件は、アイナも被害者だから勘弁してくれ」
「いいえ、アイナさんじゃなくて… アイナさんの前世… 王女を生け贄に召喚って、悪魔を喚ぶ様な召喚の仕方をするあの国の危険性を改めて認識しました」
「ハナさんは魔物使いですから、あの国では… 嫌な思いしかしないかも… しれませんね…」
「まあ、とりあえず今は、フレアとアイナのスキルアップだ! 特にフレアに俺の足を作って貰わないとな」
「あいよ! 立派な足を作って見せるよ」
「悪いが… 動けん俺とアリスは留守番だ。敵を察知する為に、索敵能力が有るアドルフは留守番で、ハナちゃんとローザのペアはダンジョンアタック。しばらくしたらアドルフとローテーションを頼みたい」
「ローテーションですか?」
「ああ、フレアとアイナのスキルアップと… そして、ハナちゃんの使い魔を増やす為にダンジョンアタックをして欲しい。アニアとアリスはこれからも狙われる可能性が有るし、ハナちゃん自体も護身の為にローザ以外にも使える使い魔が必用だ」
「確かに… アニアはダンジョンアタックできるけど、アリスには無理ね」
「そうだな。俺とローザで索敵は出来るが… ローザが行動中のハナの嬢ちゃんの護りが欲しいな」
「アタイなら、多少の攻撃に耐える自信が有るけど… アタイ一人でみんなのカバーは無理だしね」
「魔法使いは打たれ弱いですから…」
「だから、しばらくは… ハナちゃんとフレアとアイナにエルとアニアのパーティーでダンジョンアタックをしてもらう」
「女性だけのパーティーね… 大丈夫かしら?」
「ローザがいるし、しばらくは浅く潜ってくれ。その間にハナちゃんに自分を護るタンク役の使い魔を増やして欲しい」
「解りました… がんばります!」
「頼むよ… タンク役が増えたら、フレアには俺の足を製作して貰うからな」
「任せな!」
「アイナは… 転生して、まだ間もないからな。ハナちゃん達から庶民的な常識を学んだ方がいいな」
「そうですね… 冒険者や普通生活の事は解りませんから…」
「アドルフは、しばらくは俺とアリスの護衛だが、ハナちゃんの使い魔が増えたらローテーションでLv上げだな。うちの遠距離攻撃はアドルフとアイナしかいないからな」
「パーティーの底上げね」
「そう言う事だ… 悪いが、よろしく頼む」
「「「はい(よ)」」」「解った」「了解だ」
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「おい、あのシスター見習いの居場所は見つかったか?」
「まだだ… 国を出たらしいが…」
「アレを使うか?」
「使えるのか? 太古の遺物だろう?」
「勇者の遺物だ。上が性能を知りたいとさ」
「仕方がない… 起動させるぞ」
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