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【挿絵付】月本菜穂物語  作者: ㈱姫神V
4/11

中2、おばあちゃんちで新年会④

そのあとは直樹くんが慣れるように完全に閉めないで一緒に上に入ったり、菜穂ちゃんと懐中電灯ありで下に入ったりしたけど、さっきのいたずらでお姉ちゃんイヤイヤモードになってしまった直樹くんは、もう楽しむ感じじゃなくなった。


「じゃあもうおしまいにする?」

みんなで一旦押し入れから出る。

菜穂ちゃんは敷いてあった布団にドサっと飛び込みごろりと上を向く。


羨ましく思ったのか、直樹くんも続いて隣の布団に飛び込む。

僕は二人を見ながら、いや菜穂ちゃんのおっぱいを見て、気にしたことはなかったけど結構出っ張ってるんだな、なんて思った。


「ちょっと!暴れないでよ!?」

階段の下から聞こえる。

あっ、今の飛び込んだ音…下に響いた?

続いて「もうすぐご飯だから下りてきなさい」

と呼ばれたので僕たちはまた急な階段を下りて戻った。


居間のテーブルにはもうご飯が並んでいた。

僕たちも席に着く。

お父さんたちはお昼からずっとお酒を飲んだり食べたりしてたのかな?

大人はそれでつまらなくないんだな…


お昼のパーティみたいなご飯と違って、夜ごはんは普通のご飯だった。みんなそんなにお腹も空いてないし、簡単に食べて終わる。


挿絵(By みてみん)


このあとは大人たちが、お腹が落ち着いてお風呂に入り始める前に子供たちが順番に入れられる。順番といっても決めるわけじゃなくて、空いてたら適当に入るだけ。


お風呂の、着替えの準備とかで一旦それぞれが泊まる部屋に別れる。

ここに来るといつもお父さんやおじさん達は居間、お母さんやおばさん達は台所、子供たちはリビング、と居場所が決まってる。


泊まる時だけは荷物を置いとくのに2階にあるこの部屋を使うから、家族ごとに分かれるのはここだけだった。


さて、二人がお風呂に入る前に入っちゃおう。

僕は着替えのパンツとパジャマを持つとさっさとお風呂に向かった。


頭を洗って体を洗って、湯船に浸かる…

ふ〜、気持ちいい。

おばあちゃんちのお風呂場は古いけど汚くない。そして広い。湯船も洗い場もうちのより広い。昔の家ってみんなこうなのかな?


ん?脱衣所から音が…誰か歯磨きに来たのかな…別に外に誰かいたって別に恥ずかしくな…


カラカラっ…お風呂の引き戸が開く。え?

「あっ孝介入ってたの?静かだから誰もいないと思ったのに」

開けられた戸を見ると菜穂ちゃんが立っている。裸で。

「は、入ってるよ!」

「どっち?」

「何が!?」

「あったまってから洗うのか、洗ったあとに温まってるのか」

「え!?あぁ…もう洗ったけど…」


「じゃあこっちで洗ってるから、温まったら出てってね」

「え!?入るの?」

もう入っていた。

「だってもう脱いじゃったしいいでしょ?」

言いながらも風呂イスに座りシャワーを出すと頭を洗い始める。


挿絵(By みてみん)


えぇ…僕がいてもお構い無しだ…しかも全然隠してないし…そりゃ2、3年前くらいまではまとめてお風呂に入れられてたりしたけど…菜穂ちゃんもう中学生なのに…


湯船からはシャワーに向かう姿が横から見える。わしわし頭を洗う腕が上がる度におっぱいが揺れるのが見えている。揺れている。

気付いてないのか、気にしてないのか、菜穂ちゃんが目をつぶって頭を洗っている間、僕はいけないと思いながらもガン見してしまった。

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