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隣に住む同級生が実は推しのVtuberだった件。  作者: Morning
第2章 同じ日常、変わった立場

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第68話 勝負服

 朝から葵の抜群の破壊力にボッコボコにやられた。やり返したいな。


「なあ葵、どっか遊びに行かないか」


「いいですね、行きましょう!どこか行きたいところでもあるんですか?」


「いや、特には」


「えぇ…?」


 困惑した声を上げる。


「葵は何かしたいことあるか?」


「ショッピングとか、ですかね?参考書欲しいです」


「OK、じゃあそうしよう」


「では、準備してきますね」


「わかった、1時間後に行こうか」


「わかりました、ではまた後で」


「おう」


 葵がいなくなったことで、少し寂しくなる。


 しかし、1時間後には会えるのでとりあえず準備を始める。

 葵の横に立っても恥ずかしくないような恰好にしないといけないが、何がいいのだろうか。


 うーん。困った。


 『男子高校生 デート コーディネート おしゃれ』


 これまでの人生では縁遠かった検索ワードだ。


 よし、わからん!


 こういう時は文明の利器に頼るのが定石だ。


「Chat G〇T先生、助けてくれ」


 クローゼットを開け、持っている服を数枚写真に収め、アップロードする。


 しばらくして。

 いくつかの服装例が表示された。


「なるほど…?」


 正直に言うと、まったくわからない。


 ただ一つだけわかることがある。今の服装よりマシそうだ。


「よし、もっと出してもらおう。」


 数刻後。


『G〇T-5のFreeプランの制限に達しました。』という表示。


「おっと…?」


 どうやら今ある中から選ぶしかないようだ。


「うーん…。どれがいいんだろ…。」


 数十分後。


「これだな」


 服を決めるのに30分もの時間を要したのは生まれて初めてだ。


「どんな反応をしてくれるのかな」


 気づくと1時間を少し過ぎており、葵から『まだですか?』とメッセージが来ていた。


 慌てて玄関の扉を開ける。


「……おまたせ」


 扉を開けた瞬間、思考がフリーズした。

 そこには、息を呑むほど綺麗な葵が立っていた。


「………」


「どうかした?」


「いえ、その……」


「?」


「とても、似合って…ます……」


「ありがとう、葵も似合っててめっちゃ可愛いよ」


「うぅ……何でそんなさりげなく褒めてくれるんですか……バカ」


「じゃあ、出かけようか」


「はい!……手を、つないでもいい、ですか?」


「もちろん」


俺の彼女が可愛すぎて辛い件。葵に勝つのはまだ先になりそうだ。


 お読みいただきありがとうございました!

  

 次回投稿は6月14日(日)~6月21日(土)の間を予定しております。


 もしかすると、作者が忙しくストックの閑話にするかもしれません。

 本編の場合は、内容はデート回の予定です。


 いつかのタイミングで葵編も書きたいですね。閑話としてどこかで投稿するかも?


 これからもどうぞ、よろしくお願いします!


 引き続き推敲もしていきます。

 内容については以下の通りです。


 ※推敲履歴


  1/06

   01〜07話 一部文章・文末の変更

  1/10

   08〜11話(閑話①を含む) 一部不自然箇所の表現の変更、セリフの加筆・修正 など

  1/11

   12話   注釈位置の変更

  2/07

   60話   タイトルの修正(61話との統一)

   14〜15話 一部不自然個所の表現の変更、セリフの修正、改行位置の修正

   17~21話 セリフの加筆・修正、一部不自然個所の表現の修正、改行位置の修正

  2/10

   22〜26話(閑話②を含む) セリフの加筆・修正、一部不自然箇所の修正 など

  3/01

   01~05話 誤字の修正および行間の最適化


 *カクヨムでも本作を連載しております。そちらでは一部推敲前の内容が含まれております。読み比べると

  表現の変化がわかるかもしれません。



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