80/297
80幕目 菌糸
雨宮「おい!きのこ生育組!この子のきのこって、光合成するか!?」
ホープ「なんだ…急に…」
雨宮「事情がある」
ホープ「…あーね…そういうことか…まぁ、話す話す…」
雨宮「ああ、頼む」
ホープ「まず、そのきのこは光合成をする、ミミはああ見えて一人では生きていけないからな…もちろん、私が品種改良したきのこだ、日光に当てても消滅しない。ただその代償として、毒キノコだ、体を麻痺させるんだ」
雨宮「ああ、それならさっき見てきた」
ホープ「…で?どうなった?」
雨宮「…半魚人がもがいて苦しんでた」
ホープ「…皮膚が柔らかすぎたら貫通して効くんだ…でもなんであんたらは倒れなかったんだ?」
雨宮「ああ、それは…」
ミミ「ガスマスク」
ホープ「…ガスマスクでどうこういくんだな…」
雨宮「で?続きは?」
ホープ「まぁ、ミミの頭には菌糸が少しだけ張り巡らされてる、まぁ、見た感じ目立たないようにしてるが…ねぇ…稀に股に生えるのが難点だが…」
雨宮「そういう特殊プレイなんだ…ふぅん…」
ミミ「!?」
ホープ「おっと、退散しないとな…」
ミミ「まてこら!」




