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54幕目 捕縛
雨宮「で…これを…?起爆すればいいか…」
そう、渡されたのは、EMPグレネードだ、使ったことないが、頑張ってみるか…
雨宮「…これを…こうして…ポン!」
弾は敵の目の前に着弾し、機械兵団の動きを止めた。
雨宮「…うまくできてるね…これ」
さて、これ、どうやって持って帰ろうか…
雨宮「…てこの原理…はダメそうだな…次だ、運べるものとしたら…」
誰かを呼んでくるしかない…そう確信した私はキッドを連れてきた。
雨宮「これ運んでくれる?」
キッド「……でかない?」
雨宮「全然?」
キッド「これを何に使うのやら…」
雨宮「しらん」
キッド「知らんって…何よ…」
騒いでるうちに地響きが起きた。
雨宮「…地震…でもなさそうだね…これは…?」
キッド「…地面に…人…?でも…体温は低いし…まずい!」
キッドは私を突き飛ばした。
雨宮「何!?」
キッド「今すぐ逃げろ!」




