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49幕目 やさしさ
ふとしたら、なぜか崖にぶら下がっていた。
雨宮「……」
なんで…すぐ死ねないんだろうか…
仲間の声が聞こえる…けれど…けれど…みんなの事が…好きなのに…なんで…こんなこと…してしまったんだろ…なんでだろう…なんで…
雨宮「うわぁぁぁ」
惡喰「……お前の…悩んでる心…食ってやるよ…だから……おねがい…」
そう、それは…謝罪だった…それに…心の靄が消えていっていった、彼を許していないのに…
雨宮「……」
惡喰「…大丈夫…大丈夫…」
そう、やさしさだった…慈悲でもなく、真愛でもなく、ほんとうのやさしさだった…
雨宮「…もう大丈夫…ありがと」
その顔は…少年のようなまぶしい眼差しだった…それを見た私は…なぜか




