第18話 力士
お届けものです!!!
トムがびっくりして配達員から荷物を受け取ると、
配達員はどこからともなく消えていってしまった。
トムがそこで躊躇なく荷物を開けると、
その中には、小さなラブレターが入っていた。
そのラブレターの中にはこう書かれていた。
[(*˙︶˙*)ノ゛ハーィ ハニー!!
あなたをこの地イタリアでどれだけ待ち続けたことか、
イタリアのヴェネチア通りで早速今日の夜19時に会いましょう。]
トムは字面だけでもう何が何だか分からず疲れて倒れてしまった。
トムが起きたのはそれから数時間後であった。
起きるとそこは医務室のようなところだった。
[いてて...?ここはどこだ?はっ....クレナは...!?]
そう思った矢先どこからともなく、声が聞こえた。
[ごっちゃんです...]
トムは驚いて医務室の玄関を覗くと、
そこにはでかい力士が仁王立ちしていた。
力士はこちらが起きたことに気づいたのかこう呼びかけてきた。
[トムはんでごわすね。残念ながらここは通さないでごわす。]
トムは怒った。
2日目のカレーが3日目に出てきた時のように怒った。
[ふざけんなっ!!ここを通せっ!!!]
[通さないでごわす!!っ]
その瞬間医務室にアナウンスが流れた。
ラジオ体操の時間です。各事務所にいる方は今すぐ健康管理のために
ラジオ体操をしてください。
[ほれ、ラジオ体操の時間でごわす!一緒に踊るのでごわすっ!!!]
その瞬間トムは腕を強引に回し引っ張られ、
ラジオ体操を踊らされた。
[ふふうっ!ラジオ体操はたんのしいでごわすねぇ...えぇ?]
何でだろうラジオ体操をするとなぜだか気持ちが軽くなって楽しく思える。
ラジオ体操ってすごくこんなに楽しいものだったんだ。
トムと力士は楽しくラジオ体操を踊った。
[ふふふっ!実はラブレターを送ったのはこのおいどんでごわす!!!
一緒にラジオ体操を踊りたかったのでごわす!!
トムは一瞬驚いたが、こう言った。
[あぁ、そうか!でもラジオ体操ってすごくいいものだな!!
俺は今までまともにやったことなかったからこんなに楽しいものだったなんて
知らなかったよ。]
ラジオ体操の楽しさがわかった瞬間、あたりは光に包まれ、
俺は、何故かその後気がついたらロシアにいた。
えっ...?
つづく。




