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受・験・戦・記 ~第一次受験戦争:ネクストと呼ばれる特殊能力を持った天才・秀才が合格と国家最高ランクを目指す~

作者:エス
 高校入試。それは当然高校に合格するためのものだった。

 しかし、国内は学力の低下、経済の低迷、災害や疫病など、未来への希望が見出せない時期が続いている。このままだと、国がますます荒廃していくというのは誰の目にも明らかだった。



 ただ、希望もあった。

「ネクスト」と呼ばれる人たちの誕生である。誕生した原因は不明。海外ではなぜか人数が少なく、国内の人数だけで世界の約半数を占める新しい人類。

「ネクスト」に目覚めるのは12歳から15歳のおよそ0.2%。今までの人類より少しだけ特殊な能力を使える者たちだ。



 高度な教育を受けた子どもたちと「ネクスト」能力を持つ子どもたちがいれば、近い将来必ず再び豊かな国を取り戻せる。

 そこで政府は高校入試の制度を一大改革。

 正式名称を「高校入学及び国家認定クラス選抜試験」通称「高国」とした。

 この試験で得られるのは高校への切符だけではない。



 将来有望な生徒には大学や就職が有利になるばかりでなく、税金などの面でも優遇される。

 所謂「国家認定クラス」を享受できるようになったのだ。

 つまり、高校入試で高得点を取ることは、人生においてもアドバンテージを得るということだ。

 

 まもなく受験戦争がスタートする。



※「小説家になろう」「カクヨム」「ノベルアップ+」に掲載しています。
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