第42話 次!
「こんなところに長居しては体が鈍るな。すみません、なんかいらない瓶とかそういうのないですかね?。」
「ありますか。ありがとうございます。」
「赤城さーん。何してるんですかー。」
「うゲッ。科学者一佐の。」
「その銃、M24 SWS 対人狙撃銃ですよね?。確かその銃の有効射程距離は700mのはずですが、何故あなたはそんな1km以上撃てるのですか?。」
「俺は生まれつき目がいいんだ。他は音とかがいいかな。」
「つまり聴覚等が発達しているということですか?。」
「まぁ、そんなもんじゃないか?。」
「そういえば有坂陸将から伝言を預かっています。」
「やぁ赤城くん!。第1作戦団の部隊に提供したH&K社製の銃器はどうだね?。上手く使えたら今後の新型小銃の開発に大きな進展が出るから、なるべ早めに連絡してくれ!。」
「全くだなあの人は。俺たち第1作戦団だけにしか銃器を貸してないんだから。」
自衛隊は指揮系統の強化のため陸海空自衛隊全てを混成し、陸上自衛隊の陸将を司令官とする作戦団を2個編成していた。偏見でいえば(半分本当)第1作戦団は陸上総隊などを指揮系統においており、連合艦隊や、30個航空団、30個師団、20個旅団を指揮系統内に入れているため、精鋭部隊と言われる。あだ名は泣く子も黙る1戦である。第2作戦団は余り物編成であり、余り使い物にはならないとの事。一様時間稼ぎには十分らしいが。
三途の川上流 アザラジ連邦第4艦隊旗艦 航空重巡洋艦アスドミラル・オホーツクス(ロシア海軍重航空巡洋艦(TAvKR)アドミラル・クズネツォフに酷似)
「ヴァシーリー大将。全艦攻撃準備完了しました。」
「了解。攻撃目標、妖怪の山。グズリコフ対地ミサイル発射!。」
「ミサイル駆逐艦が発射成功。目標に向かいます。」
「!。大将。レーダーよりグズリコフ対地ミサイルの反応が消えました。」
「何?。全弾消失したのか?。」
「はい。」
「なるほど、さすがあの方が侮るなと言っただけあるな。これ程の防空能力とは。」
「艦載機を上げろ、対地兵装で12機だ。」
「了解。」
"こちらアドミラル・オホーツクス第112海軍飛行隊所属、SK-27編隊隊長機。敵目標を発見しだい攻撃します。”
"了解。”
"!。”
"なっ!。なんだあれは!。”
"どうした何があった?。”
"すごい数の対空ミサイルだ・・・・・”
”ーーーーーーーーーーー"
"どうした何があった!。”
彼らを攻撃したのは陸上自衛隊高射特科連隊が保有する03式中距離地対空誘導弾である。グズリコフ対地ミサイルの速度はマッハ1~2の為、2030年代の改良型(改善型の改良型)なら迎撃が可能である。
そしてその瞬間第4艦隊の位置を掴んだ地対艦ミサイル連隊の猛威が襲いかかろうとしていた。
03式中距離地対空誘導弾
地対空誘導弾 改良ホークの後継システムとして開発された、陸上自衛隊が運用する純国産の中距離防空用地対空ミサイル・システムである。三菱電機が主契約者としてシステム取りまとめ企業となり、三菱重工業が誘導弾、東芝がレーダーを製造している。




