第26話 あきつしま大破
海上保安庁巡視船あきつしま艦橋
海上保安庁は幻想郷から彼岸へと向かう帆船を護衛するため、巡視船を大量派遣した。PLHあきつしまもその1艦である。
「船長!。水上レーダーに反応あり。海上自衛隊でも海上保安庁でもありません。别艦です。」
「わかった。ヘリを飛ばせ。様子を見る。」
「了解。ヘリ、発艦用意!。」
海上保安庁巡視船PLHあきつしまは巡視船しきしまに変わって建造された世界最大の巡視船である。PLHとは海上保安庁の巡視船の中で1番大きいサイズの船のことを言う。今回は幻想郷→彼岸の木造船を護衛している最中である。
「格納庫にあるEC 225 シュペルピューマを使え。」
あきつしまには格納庫が艦後方にあり、そこにはEC 225 シュペルピューマが2機格納されている。
「こちらあきたか1号。該当船舶の捜索に当たります。」
「了解。該当船舶を発見次第、国籍を調査せよ。」
「あきたか1号、了解。」
ローラシア連邦海防軍ローバ級駆逐艦CIC
「ローバスター艦長。対空レーダーに機影あり。こちらに向かって飛翔中。」
「スタルダルト対空ミサイルで撃墜しろ。容赦はない。」
「了解。後部スタルミサイルランチャーに装填。」
「装填よし。いつでも撃てます。」
「スタルダルト、発射!。」
あきたか1号機内
「若狭機長。どうしたんですか?」
「あぁ、明日娘の誕生日でな。明日と次の日は本土に帰るのさ。」
「今ここで死んだら家族に会う顔がなくなりますね。」
「あぁ。そうだな。」
「!」
「右後方から飛翔体。まさか!」
「ミサイルだ!」
「回避できない!」
「おい!脱出するぞ!。」
「えっちょ!」
2人は機内にあったパラシュートで脱出ことができた。だが、あきたか1号は対空ミサイルで撃墜された。
海上自衛隊艦隊司令部
「何!。あきつしま所属のヘリが国籍不明の対空ミサイルにより撃墜されただと。」
「はい。あきつしまから連絡がありました。」
「第35護衛隊を向かわせ現状確認を急がせろ。」
「はい。」
その後、ローバ級駆逐艦のバルプーンによりあきつしまは大破。護衛を離脱せず追えなくなった。このことを受け、第35護衛隊所属の3隻による国籍不明艦艇の拿捕を目的とする攻撃を行った。海上自衛隊の対水上レーダーに写った艦艇の形はアメリカ海軍が使用していたチャールズ・F・アダムズに詳細が似ていることがわかった。
海上自衛隊第35護衛隊所属もがみ型護衛艦29番艦さがみ 艦橋
「津馬艦長。敵はミサイルを使う敵ですよね。俺たちもがみ型護衛艦は勝てるんですかね?。」
「確かにもがみの装備は5インチ砲とMk.41VLS16セル、遠隔操作機関銃、17式艦対艦誘導弾、Sea RAM、324mm3連装短魚雷発射管くらいだが、武装が少ないのはこの船がステルス性を強化するためだからな。」
「敵は対水上レーダーを保有しているでしょうか。」
「ミサイルぶちまけてきた奴らだ。何らかの誘導機関は持っているだろう。」
RIPA-199 スタルダルト対空ミサイル(PC-23)
現実世界で言うスタンダード対空ミサイルである。性能も酷似している。
QB-89 バルプーン対艦ミサイル(AH-89)
現実世界で言うハープーン対艦ミサイル。性能はほとんど同じ。
尚、あとから同じ性能のため海上自衛隊に分析されてしまい、幻想郷にも情報が提出されたため海上自衛隊クラスには当たらない。(海上自衛隊のハープーン対艦ミサイルは生産が2026年に終了したため、それを元にした国産対艦ミサイルである。)




