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80・廊下を進んでいく。
扉の開閉音は響くので、神殿に居座る魔王は既に二人の侵入に気づいているだろう。もとより、ばれずに忍び込めるとは思っていないのだ。
「何が出るかわからないから、気をつけないと」
ここは自分が知る平和な時の神殿ではないのだ。油断は禁物である。
両側の灯りが、二人の動きに合わせるように点いていく。
「すごいッピョ」
プテリは火が点く度に感嘆の言葉を上げていた。
グイはプテリの素直な反応に、笑いがこみ上げそうになった。
扉の開閉音は響くので、神殿に居座る魔王は既に二人の侵入に気づいているだろう。もとより、ばれずに忍び込めるとは思っていないのだ。
「何が出るかわからないから、気をつけないと」
ここは自分が知る平和な時の神殿ではないのだ。油断は禁物である。
両側の灯りが、二人の動きに合わせるように点いていく。
「すごいッピョ」
プテリは火が点く度に感嘆の言葉を上げていた。
グイはプテリの素直な反応に、笑いがこみ上げそうになった。
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