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76・魔王がいる神殿へ。
根のトンネルを抜ける頃には、日もすっかりと沈み、草木の寝息があたりを包んでいた。
トンネルを抜けたその先に見える建物は、おそらく魔王のいる神殿である。全ての根源が、あそこにいるのだ。
神殿に入るための門は固く閉ざされていた。押しても、引いても開きそうにない。この扉を開くには、仕掛けを動かさなくてはいけないのだ。
それは火を使った仕掛けである。
グイは火を、入り口左右に取り付けられたかがり火の燭台に燈した。
根のトンネルを抜ける頃には、日もすっかりと沈み、草木の寝息があたりを包んでいた。
トンネルを抜けたその先に見える建物は、おそらく魔王のいる神殿である。全ての根源が、あそこにいるのだ。
神殿に入るための門は固く閉ざされていた。押しても、引いても開きそうにない。この扉を開くには、仕掛けを動かさなくてはいけないのだ。
それは火を使った仕掛けである。
グイは火を、入り口左右に取り付けられたかがり火の燭台に燈した。
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