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75・樹が作り出した道。
グイは故郷に行くために、秘密の道の入り口に立っていた。道といっても、それは樹の根が造りだしたものである。
「ここを通れば、向こうの嶋に行けるんだよ」
海を越えたところにある嶋に生えた巨大な樹々の根が、海底を通りここまで伸びて作り出したのだ。そして長い年月が経つうちに根の中が空洞化し、道となった。
グイは、再びここを通ることになるとは思ってもいなかった。
「この先に魔王がいるッピね」
プテリはふるりと震えた。
グイは故郷に行くために、秘密の道の入り口に立っていた。道といっても、それは樹の根が造りだしたものである。
「ここを通れば、向こうの嶋に行けるんだよ」
海を越えたところにある嶋に生えた巨大な樹々の根が、海底を通りここまで伸びて作り出したのだ。そして長い年月が経つうちに根の中が空洞化し、道となった。
グイは、再びここを通ることになるとは思ってもいなかった。
「この先に魔王がいるッピね」
プテリはふるりと震えた。