表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
ヤミとカゲ  作者: まいまいഊ
-降り注ぐ雨は、ときに厳しく-
31/100

30・消え行く魔物。

「そ、ン、な、馬鹿、な。蜥蜴の封印が解けるなんて……」


 グイは、壷が割れていることに気がついた。

 先ほどプテリが割った壷、あれが封印の壷だったらしい。

「こんなに簡単に封印の壷が割られるなん、て……」


 すでに影が薄くなりつつある魔物は、前脚(こぶし)を床に打ちつける。

「くそおぉぉぉ……」

 灰の山が、風に吹かれて崩れていくように魔物の姿は消えていった。

 そう、生命の火が消えた魔物は何も残さず消えてしまうのだ。

評価をするにはログインしてください。
この作品をシェア
Twitter LINEで送る
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
cont_access.php?citi_cont_id=503182019&s
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ