30/100
29・魔物を屠る者。
グイと魔物は睨みあったまま動かない。
「もう逃げ場は無いぞ」
魔物は突き出る牙を見せた。その口によって、何人もの人が彼の胃袋に送られただろう。
グイは目を閉じ、最後の時を待った。人間、時には諦めが肝心だ。
しかし、次の攻撃が繰り出されることはなかった。
グイは片目を開いた。その目に映ったのは、膝をついた魔物の姿であった。
そして次の瞬間、とどめとばかりに水の刃が魔物を裂く。その刃は上級魔術師が繰る魔術である。
グイと魔物は睨みあったまま動かない。
「もう逃げ場は無いぞ」
魔物は突き出る牙を見せた。その口によって、何人もの人が彼の胃袋に送られただろう。
グイは目を閉じ、最後の時を待った。人間、時には諦めが肝心だ。
しかし、次の攻撃が繰り出されることはなかった。
グイは片目を開いた。その目に映ったのは、膝をついた魔物の姿であった。
そして次の瞬間、とどめとばかりに水の刃が魔物を裂く。その刃は上級魔術師が繰る魔術である。