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28・壷の中からどろどろ流れ出る。
一瞬の沈黙の後、かちりと音が響いた。押した所を中心として、ツボに細かなひびがはいっていく。次第に広がり、大きな傷となっていく。
その割れ目から蒼い液状の物質がでろりと漏れ出た。
「き、きもち悪いッピョ……プテリは、何もしてないっピョ……」
中から出てきた気味の悪い色をした物体を見て、同じような形状をしているスライムは一人とぼけていた。
誰も気づかぬこの状況下、このプテリの行動がグイの命を助けることになる。
一瞬の沈黙の後、かちりと音が響いた。押した所を中心として、ツボに細かなひびがはいっていく。次第に広がり、大きな傷となっていく。
その割れ目から蒼い液状の物質がでろりと漏れ出た。
「き、きもち悪いッピョ……プテリは、何もしてないっピョ……」
中から出てきた気味の悪い色をした物体を見て、同じような形状をしているスライムは一人とぼけていた。
誰も気づかぬこの状況下、このプテリの行動がグイの命を助けることになる。
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