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恋姫興国記  作者: むむむ
12/14

共同戦線

「鏡、孫乾、董卓への使者として一緒についてこい。」


「「わかりました。」」


「水晶集まった兵の数は?」


「事情を説明したら兵が4万になりました~」


「ふむ、大軍になったな。菊華、羅馬に交易をして来てくれ。言葉は通じんがこの紙を見せれば頷いてくれる。そして、向こうが欲しがっているのは絹と紙だ両方とも大量に持っていけ。硝子の瓶に入った液体を貰ってきてくれ。護衛は細波、山茶花だ一ケ月で帰ってこい。興味があってもすぐに戻れ。」


「わかったわ。」


「護衛かわかりました。」


「指一本触れさせないようにするぜ」


三人はそう言い軍議の間から出て行った。


「風鈴、例の物は完成したか?」


「うん…数も大丈夫。」


「残った者は兵の鍛錬を頼む。人数が多いが完璧に仕上げてくれ。」





「月~島津っちゅー奴が来ておるで~」


さらしを巻いた武将らしきものが董卓へ取り次いでくれた。


「ちょっと霞勝手に通しては駄目よ!?」


「大丈夫や何かあったら恋がおるちゅーに。」


「はぁーまぁいいわ通して。」


「この度使者として参った島津軍君主、島津誠といいます。」


「孫乾です。我が主に従いここに参りました。」


「陳羣です。同じく。」


「これはどうも、島津さん。私は董卓です。どうしてこちらに?」


「俺はあんたを助けることにしたわ。まぁどうしても無実のあんたを放っておけない部下がいてな。」


「えっ良いんですか!?でもあなた達が不幸な目にあいますよ。」


「別にいい。そこで提案なんだが我が島津軍と同盟を組まないか。内容は共同戦線そして交易でどうかな?」


「月ちょっと待ってそんなに私たちに有利な条件で同盟を組む理由は何?」


「董卓の下には良い軍師がいるんだな。見返りは一つ永遠に同じ立場の同盟を組んでもらいたいんだよ。今の乱世だと仲間がいないと背後取られたりするだろうからな。」


「本当にそれだけなのね?」


「あぁ。君の名前は?」


「私は賈駆よ」


「鏡、こいつらは俺が背中預けても安心できるような奴か?」


「そうですね。一番右の人以外は大丈夫でしょう。」


「なぜ私が大丈夫じゃないんだ!!」


「まず、落ち着きが無い、そしてその偉そうな態度武官なら腕に多大な過信をし文官なら自分が常に間違っていないと思いこむような人ですね。」


「だそうや。華雄」


「貴様~叩き切って「あってるからしゃあないわ華雄。」霞、貴様まで」


「張遼やよろしゅうたのむで!!」


「ふむでは、軍議にしよう。」


「そうね。月もいいでしょ?」


「良いよ詠ちゃん。」


「まず虎牢関まで抜かせてくれれば助けてやる。」


「なっ!!あんたそんなことをしてどうなるか分かっているの?泗水関を抜かれたら守りきれないわよ。」


「大丈夫3日持たせてくれればいい絶対に外へ出るなよ。篭城してればいい。俺たちが陳留を攻撃するから曹操は撤退しなければならなくなる。冀州には別働隊を動かし攻撃し袁紹も自領へもどるだろう。撤退していく姿を見たら矢を射かけてくれただし、城から出たら捕らえられるか、打ち取られるかのどっちかになるぞ。大軍に突っ込むとそうなるから気をつけろ。」


「だけど、そう簡単にいくかしら。」


「泗水関をまず落とすため挑発やら城門を破るために投石機や何やら使ってくるだろう。しかし対策は簡単。挑発は、聞かなければいいが、たぶん華雄は無理だろう。そこで城門に細工をする。開かないように多くの油を混ぜた砂を詰む。こちらからは砂が邪魔で開けられず、あっちは城門が重くなり開けず、開いたとしても大量の砂が襲ってきて進軍するのも時間がかかる。そして城門が開いた瞬間に全員虎牢関へ撤退しろ。その時に火矢を打ちこめ。戦ったらだめだ、いかにこちらの兵を殺さずにあっちの兵を殺すかがこの戦いの勝敗を決める。」


「そうね。でも、攻城兵器出されたらきついわね。」


「そのために兵器が通れないよう多くの落とし穴や障害物を置く。たとえ門に火矢を射られても良いように普通の砂の後ろに油の混ざった砂を積む。」


「消火をしなければ、連合軍は虎牢関へは行けず、かといって消火せずに侵攻すると自滅への道を歩むのね。えげつない作戦ね。」


「そして、虎牢関まで来るのに時間がかかるだろう。さらに虎牢関に来たら内部分裂を誘う。」


「どういうことですか誠さん?」


「ここまで来たら董卓、君は袁紹に民を守りたいことを本気で言え。ただし和睦などは絶対にするなあいつは何度でも勅令を出すからな。君の言葉を聞き兵士の心にもしかしてという気持ちを生まれさせる。そうするとこの戦いの中では目立った反対運動はできないと思うが連合軍に悪名が付く噂が広がるだろう。運が良ければこっちに着く人も出てくるかもしれないな。そのあとは賈駆よわかるな。」


「えぇこっちに攻撃することに戸惑いが出るわ。そして大義名分も私たちにあるわ。この戦で生き残れば月に楽をさせることが出来るわ。」


「張遼、華雄絶対に出るなよ。自分を馬鹿にされても武を汚されても主君を馬鹿にされてもだ。挑発に乗れば自分の主に叛くのと同じだ。」


「「わかった。」」


「出来るだけ董卓よ敵の注意を引きつけておいてくれ。曹操そして袁紹に大打撃を与えるためにも虎牢関で留めといてくれ。さて俺は帰るかな。」


「待って下さい。我が主、董卓殿よ、もし天下を二分したら国を一つに纏めませんか?」


「いいですよ。孫乾さん。でも中心となるのは帝で良いですか?」


「当たり前です。帝というのは国の中心なんですから蔑ろにできませんよ。董卓殿の話を聞き安心しました。それではまたご武運を」


「失礼します。」


鏡、誠、孫乾の三人は洛陽を出て徐州に戻って行った。







島津軍軍議の間


「全員戻って来たか。董卓を援護するぞ。兵は元からいた1万3千に4万増えたから4万5千は動かせるな。冀州を攻撃しろ勝てなくてもい派手に暴れまわれ出陣は軍師として水晶、風鈴、将は太史慈、椿、総大将として紅花だ。」


「わかりました~」


「勝つ…」


「誠殿勝ってきます。」


「初陣か緊張するな。」


「総大将か…大丈夫誠さんの剣となるんだから。」


「百花、銀、鏡この城を守ってくれ。」


「「「はい」」」


「陳留に出陣するのは俺、細波、山茶花、楯、軍師に藍里、孫乾は董卓との連絡係だ。冀州方面には2万陳留には2万5千、城に8000残していく。出陣だ!!」










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