うれしい誤算
「各地で発生した漢への反乱は鎮圧されつつあるわ。」菊華が軍議の席で大規模な反乱が収まっていくことを伝えた。
「活躍した諸侯は~陳留の曹操さんと~冀州の袁紹さん、幽州の公孫瓉、南陽の袁術さんに客将の孫策さんそして義勇軍の劉備さんです~」
「私たち…活躍してない…だから…相手に力を見せてない…他の奴に情報ない。」
島津軍の筆頭軍師たちの発言である。良い連携だ。
島津軍は黄巾賊の侵攻から北海を守りきった。農民反乱だが北海の地の者は誰一人黄巾の乱に参加する者はいなかった。この結果島津軍の内政が上手くいき民からの信頼が厚いことを表してる。紙の大量生産が成功し、さらに北方への交易が活発になり多くの金、人、商品が自分たちの領土に流れ込んできて街は大きく発展した。そしてうれしい追撃が来た。
「主よ、朝廷から使者がきております。」
「孫乾通してくれ。」
「はっ」
少しして朝廷からの使者が玉座の間に入って来た。
「これはこれはご苦労様です。要件を伺いたいのですがよろしいでしょうか?」
「ふむ、礼儀がなっておらぬがいいだろう。そなたには領地を十分に治め反乱を起こさせなかったことに対し褒美として徐州牧に任命する。」
「はっありがたき幸せでございます。」
「これでは、失礼をする。」使者が玉座の間を出て行った。
(徐州か劉邦の故郷であり項羽の都であった場所だたしか天然の要塞で丘陵が多く中央の街は四方に丘陵がある。守りやすい地だな。石炭や鉄や銅が名産だったな。)
「これで私たちは強力になりましたよご主人様。地図を見てください。」
誠は銀に言われた通り地図を見る。そして説明していく銀。
「北海、徐州を取った私たちは曹操を軽く包囲をしています。青州の一部である北海そして徐州全体を取っている私たちは曹操と全面対決をするかもしれないですね。冀州の袁紹と組んでいますので曹操は厳しいかもしれないです。」
「そうだな楯を呼んで来てくれ銀。」
「わかりました。ご主人様!!」急いで呼びに行く銀であった。
(鉄を取れるというのは良いな。それに曹操は下手な動きが出来なくなるな。)
「張儁乂ただいま参上しました。」
「楯よ徐州全体に鉄と銅の採掘場を多く作るようにしてくれ。」
「御意」
「銀よ陳留の地図を詳しく作ってくれ。」
「わかりました!!ご主人様!!」
「太史慈と孫乾は洛陽を調査して来てくれ。」
「「はい」」
「陳羣多くの人材を見つけに行くためついて来てくれ。」
「わかりました。」
「水晶、細波、徴兵を頼む。」
「今の状態だと2万がさいこうですよ~」
「頑張って集めます。」
「山茶花は兵の訓練。菊華は牧場を作ってくれ広大な物だ。風鈴は紅花といっしょに内政の仕事を頼む。」
「ふむ、彭城の辺りに行くか。」
「そうですね。今の将の数だと全然足りないですからね。!?誠さんあそこに人が倒れています。急ぎましょう。」
誠が倒れている少女に近寄り介抱をする。
「うわっ酷い熱だ近くの街へ急ぐぞ。」
少女を背負い、急いで街へ向かう。
「……う…う~ん」少女がうっすらと目を開けた。
(ここは?さっきまで森に薬草採りに行ってたんだけど、そこから記憶が無いや。)
ガラっ扉が開き中に二人の青年が入って来た。
「目を覚ましたか良かった。しっかりと自分の体調管理をしなくちゃだめだぞ。俺たちが通りがかったから良いがこれからは気をつけな。おっと俺は島津誠。よろしく。」
「僕は陳羣です。」
「どうもありがとうございます。ご丁寧に。ん?島津!?北海の太守で徐州牧になった?」
「そうだよ良く知っているね。」
「わたしあなたに仕えたかったんです。北海の地を活気づいた街にした人が気になり仕えてみたいと思ったんです。お願いします。」
「誠さんこの人はかなり誠実な人だと思います。登用してみるのはどうでしょうか?」
「そうだな、得意なことを教えてくれるかい?あと、忠誠を誓ってくれるなら良いよ。あっまだ名前教えてもらってないから教えてくれ。」
「失礼しました。姓は司馬、名は慰、字は仲達、真名は藍里です。水鏡女学院の生徒です。得意なことは計略と謀略、内政、その他色々です。忠誠を誓います。」
「ほぅ司馬慰か「藍里です!!」おっと悪い藍里、軍師として採用するかな。」(ここでさらに鬼才が入るか。諸葛亮と戦いあった軍師だから相手にするのは手ごわいぞ曹操よ)
「本当ですか!?ありがとうございます。」
「他に知り合いで仕えたいと言う人いないかな?出来れば武勇が自慢の人とか」
「いますよ。呼んできます。」
「いやいやいや、まだ寝てなさい。明日でいいから。」
「あっごめんなさい。」
(素直でかわいいな。)
翌日
「誠さん呼んできましたよ。」
誠は宿から出てみると2人いた。
「え~と、名前を聞こうかな。あとは仕官したい理由を教えてくれ。」
「じゃあ私から、今一番の話題になっている太守だから気になって手伝いたいなと思いました。名前は王平、真名は椿です。」
元気な女の子が先に紹介した。そして猫耳のついたフードをかぶっている子が続いた。
「わたしは荀攸、字は公達です。真名は百花です。私が仕官した理由は、私を必要としてくれたからです。」
「わかった。二人とも俺のために戦ってくれるか?」
「「当たり前です!!」」
思いもしなかった人物が来たな。天下取りが見えてきたかもな。




