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豊穣の神レティア4

「正確に言えば、永遠さんになる前の方達が...」


その言葉に私は納得した。

つまりは前世の人達が成し遂げたって事だ!


「貴女は輪廻転生を繰り返し、300年前の貴女の魂が次に転生するのならば、平凡で幸せな人生を歩みたいと、こちらの神にお願いをしたのです。そして200年後に三波永遠としてこの地に誕生しました」


と、いう事は...。


「既に300年前に試練は達成出来てたって事...?」


私の言葉に彼女は優しく微笑み、頷く。


「えぇ?!そうなると私、時間が余り無いティリア様を更に100年待たせたって事!?私、100歳生きた長寿で、皆に見送られながら、長く生きれて良い人生だったわぁって、妙な達成感に浸っちゃってました!」


私の慌ててる姿に、彼女はくすくすと笑う。


「良いのです。確かに私には時間が余り無いけれど、もう100年位は待てます。それに長寿を授けたのは私です」


「へ?」


「私はずっと、貴女の魂達の人生をずっと見ていました。そして試練を成し遂げた者を見たのも初めて...。だから最後の魂の願いに、私の祝福を授けたのです」


「そ、そうだったのですね...。祝福をありがとうございますティリア様。100年...いや、千年もお待たせしてしまってごめんなさい!えっと、私に何かお願いがあると言ってましたが、一体それはなんでしょう?」


私はコテンと首を傾げる。


「三波永遠さん、貴女は長い時を経て神になる領域にきました」


彼女の言葉に、私はゴクリと唾を飲み込む。

一体何を言われるのか分からず、緊張の余り体が強張る。


そして彼女の口から出た言葉に、私は驚愕する事になる。





「私は貴女を、アティレア国の次の豊穣の神になってもらう為に来ました」




「.....えぇーー!!」









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