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NBAマニアによるNBA 底なし沼講座~知識編~  作者: 十六夜亰也
用語解説&知識入門編
24/28

SF年代別年俸トップ10 1990~2010


■選手の所属は当該シーズン開幕時点。

チーム名横の“全体○位”はリーグ全体における年俸順位。



■2010-11シーズン SF年俸ランキング


1位(全体2位)

ラシャード・ルイス(マジック)

1957万ドル


2位(全体6位タイ)

アンドレイ・キリレンコ(ジャズ)

1782万ドル


3位(全体13位)

カーメロ・アンソニー(ナゲッツ)

1715万ドル


4位(全体19位)

ペジャ・ストヤコビッチ(ホーネッツ、現ペリカンズ)

1553万ドル


5位(全体22位タイ)

レブロン・ジェームス(ヒート)

1450万ドル


6位(全体27位)

ポール・ピアース(セルティックス)

1388万ドル


7位(全体29位)

ルディ・ゲイ(グリズリーズ)

1360万ドル


8位(全体40位)

アンドレ・イグダーラ(シクサーズ)

1235万ドル


9位(全体49位)

ルオル・デン(ブルズ)

1135万ドル


10位(全体51位)

ティション・プリンス(ピストンズ)

1115万ドル



10年前、SFで最も高給取りだったのは意外にもラシャード・ルイスでした。

ソニックス(現サンダー)時代の2006-07シーズンにキャリアハイの平均22.4Pをマークしたルイスは、同年のオフにサイン&トレードでマジックに移籍しました。

その時に結んだのがMax契約となる6年1億1820万ドルの超大型契約でしたが、この規模は当時でいうとケビン・ガーネットやアレン・アイバーソン、シャキール・オニールといったトッププレーヤーと並び立つ額で、実績、実力の両面からルイスには過大評価との声も上がっていました。

そしてその悪い予感は的中し、以降ルイスの成績は下降線を辿っていくことになります。

ウィザーズに移籍した2011-12シーズンは2114万ドルを受け取っていたものの、その年は28試合の出場で平均7.8Pにとどまっており、完全に不良債権化していました。


2位のキリレンコ、4位のストヤコビッチもキャリアの下り坂で、この年俸に見合った活躍はできていません。

当時からトップSFの座に君臨し続けているレブロンは5位に甘んじたものの、これはゥエイン・ウェイド、クリス・ボッシュとのビッグ3をヒートで結成するため、相場よりも安価なサラリーで契約を結んだからでした。



■2000-01シーズン SF年俸ランキング


1位(全体11位)

スコッティ・ピッペン(ブレイザーズ)

1375万ドル


2位(全体32位)

ラトレル・スプリーウェル(ニックス)

1013万ドル


3位タイ(全体36位タイ)

ジャレン・ローズ(ペイサーズ)

966万ドル


3位タイ(全体36位タイ)

グラント・ヒル(マジック)

966万ドル


5位(全体47位)

ティム・トーマス(バックス)

851万ドル


6位(全体48位)

マイケル・フィンリー(マーベリクス)

840万ドル


7位(全体51位)

グレン・ロビンソン(バックス)

812万ドル


8位(全体60位)

グレン・ライス(ニックス)

758万ドル


9位(全体68位タイ)

ジャマール・マッシュバーン(ホーネッツ)

620万ドル


10位(全体70位タイ)

トニー・クーコッチ(シクサーズ)

600万ドル


20年前はSFの年俸トップだったピッペンですが、それ以前は超薄給でプレーしていたのは有名な話です。

1991年オフ、長期契約を求めたピッペンは、周囲の反対を押し切って7年約2000万ドルの契約を締結したものの、直後に選手の年俸が高騰していきました。

1997-98シーズンは相棒マイケル・ジョーダンが3341万ドルの高給を得ていたのに対し、ピッペンのサラリーはリーグ122位タイの約278万ドルに過ぎなかったのです。

この件に関してピッペンはチームフロントとの関係が悪化してGMを批判しましたが、当時GMすらも契約することを反対し、短期契約でサラリーキャップが高騰するのを薦めましたが、ピッペンは独断で長期契約を締結したのです。

これは完全にピッペンが悪く、チームは何も悪くありません。


低年俸で働いた1991~1998年の間、ピッペンは5度の優勝、6度のオールスター出場(1994年はMVP)、3度のオールNBA1stチーム&7度のオールディフェンシブ1stチーム選出、スティール王(1995年)獲得など、輝かしい実績を残したが、9000万ドルを稼いだ以降の7シーズンは全盛期を過ぎていたものの、それまでのコストパフォーマンスを考えれば釣り合いは取れていたと言えるでしょう。


そのほか、3位タイに入ったヒルは、2000年オフにサイン&トレードでピストンズからマジックに移籍しました。

その際に7年9300万ドルの契約を結んでいたものの、以降は相次ぐケガに悩まされ、契約最初からの4シーズンで出場したのはわずか47試合でしかありません。

それまでスター街道を歩んでおり、マイケル・ジョーダンの後継者と期待されていましたが、単なるロールプレイヤーになってしまいました。

ドラフト当時は同期のジェイソン・キッドよりヒルの方が評価は上だったのですから。



■1990-91シーズン SF年俸ランキング


1位(全体5位)

クリス・マリン(ウォリアーズ)

285万ドル


2位(全体19位)

チャック・パーソン(ペイサーズ)

215万ドル


3位(全体21位)

ドミニク・ウィルキンス(ホークス)

207万ドル


4位(全体23位タイ)

ウィリー・バートン(ヒート)

200万ドル


5位(全体31位)

ショーン・エリオット(スパーズ)

180万ドル


6位タイ(全体43位タイ)

ジェームズ・ウォージー(レイカーズ)

160万ドル


6位タイ(全体43位タイ)

バーナード・キング(ブレッツ、現ウィザーズ)

160万ドル


8位(全体47位)

デニス・スコット(マジック)

156万ドル


9位(全体48位タイ)

グレン・ライス(ヒート)

155万ドル


10位タイ(全体54位タイ)

ラリー・バード(セルティックス)

150万ドル


10位タイ(全体54位タイ)

アレックス・イングリッシュ(マーベリクス)

150万ドル


初代ドリームチームの一員だったマリンがトップに立ち、1986-87シーズンの新人王パーソンが続きます。

ウィルキンス、キング、イングリッシュは得点王経験者です。

『ショータイム・レイカーズ』のメンバーとして3度のリーグ制覇を経験したウォージー、そして歴代SFで3指と評価されているバードといった豪華絢爛な面々が10傑に入っていますが、そのいずれもが今季のルーキー最低保証年俸と同程度ということを考えると、どれだけリーグの年俸が高騰しているかが理解できると思います。


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