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メア×トワ3

えぇ、そんなことある...?って思うような誤字がありました。直してません。メアトワ2の後書きのところに青春が性春として表記されている。性春ではなく青春です。青春なんだけど私のことだから性でも間違ってないんじゃないか?まだどうなるか決まってないし。◯◯◯◯でいっぱいになっちゃうかもしれないし、という理由で直してません。

「さて、そろそろ生まれ変わりだよ。どんな生活、行いをしてもいいけど学校にはちゃんと入学すること。どんな手を使ってでも、国立学園セイレーン中等部に上がるまでに一緒に生まれ変わるボクを見つけること。」

「分かっているよ。」

「それじゃあまた会う日まで。バイバイ。」

「ばいばーい。」

そう言ったとたん目の前が白い光に包まれた。そして思考することすら叶わなくなった。



目が覚めると視界いっぱいに心配そうな顔があった。おっさんの顔以外は非常に整っている。多分このおっさんが父親だろう。母親の顔はまだわからない。喋ることはできない。つか、息苦しくね。泣いたっけ?やべぇ、産声上げてないな。急がないと肺呼吸へ移行できない。気道を開けないと。

「おぎゃー、おぎゃー」

いける。これでなんとか肺呼吸だ。気道の確保もできただろう。

「良かったですわね。念願の男の子ですわ。ちゃんと産声も上げ元気そうですわね。面倒見は誰が?」

「そうだな。この子にとって、最も良い姉は誰だろうか。何の種族、神から寵愛を受けているのか、様々なことを調べてから考えよう。我が家を継ぐ存在だからな。」

「では、それまでは私が育てます。」

「出産直後では厳しいのでは?まだ安静にしておくべきかと。」

「長姉様の言う通りですね。個にとって親は資本。生まれた後に片親になられては成長時に少し違う方向に育ってしまいます。」

「問題はありません。出産は三度目ですし、検査期間は大人しく一緒にいる程度に収めます。問題は?」

「ないな。ただ、少しでもだめだと感じたら相談せずに即座に休むように。」

「わかりました。」

「この場にいる全員に伺いたいのですが、よろしいですか?」

「エル、いちいち確認はいらないわよ。」

「同感ね。それで、聞きたいことって?」

「もし、その子が家を継ぎたくないと言った場合はどうしますか?」

「私は別にいいわねぇ。お父様が男子に拘る理由がわかりませんし、我が家は帝国一と言っていい程の大貴族、継手を探せば七大罪から邪険に扱われてる連中から利権を欲しがっていくらでもでてくるでしょう。」

「私は反対するでしょうね。でも何かする訳ではないわねぇ。」

「あ、あぅ」

うん、何も言えないね。言葉は理解できるし考え事もできるが、深く考えることはできないな。

「ん?どうしたの?」

銀色の長髪に碧色の瞳、少し長く尖った耳。目測で慎重165,3cm。全体的にバランスの良い体型に可愛らしい童顔。エルと呼ばれてた人だから、この人がエルねぇか。指を差し出されたから握ってみた。うん柔らかい。

「あら、エルに懐いたのかしら?嫉妬しちゃうわ。先程の質問だけど、私は家は継いでもらってやりたいことは極力できるようにするわね。」

「私は、恐らく何もしないだろうな。」

「私としては長男なのだから絶対家を継がせるな。それまでは縛ることはしない。」

「んぇ、あぅ」

話し込んでるとこごめんだけど放置し過ぎだよ。エルねぇの指血がついてるよ。

「そうですか。それで、まだ検査に回さないので?」

「あぁ、忘れてた。」

忘れちゃあかんでしょうよ。

「後は頼んだぞ。」

おっさんが出ていった。

「じゃあ私は少し休みます。後のことはエルに一任します。」

「承知いたしました。」

「じゃあエル、困ったときはすぐに声をかけてちょうだいね。」

「長姉様、お気遣い感謝いたします。」

「では、私達はこの辺で戻ります。」

一礼して3人の姉が部屋を出ていった。ドアがしまったのを確認してから近くに居た助産師?看護師?的な人が声をかけてきた。

「それではお子様はこちらに。検査室へ運びます。」

ちょっと待てよ、出産直後何してたんだよ。こんな長時間生まれたての赤子を放置ですか?ありえないと思います。この世界じゃ放置が普通なのか?まぁいいや。エルねぇの指は握っておこう。

「この子、私の指を離しません。どうしたら?」

「では、まぁこの見た目的にすぐに死ぬことはないと思うのでそのまま運びましょう。奥様のことは頼みましたよ。」

「はい。では奥様にも検査藤がございますので、しばらくしたら移動しましょう。」

「はい。エル、恐らくだけどその子ただの子じゃないわよ。」

「と、言いますと?」

「この世のモノではない、と言ってしまいましょう。正体がわかったら、その後どうするかはその時考えましょう。私としては手に掛けるような真似はしたくないのでそれも踏まえて、ね。」

「次の検査で名を授かっているかどうかが判明しだい念話でしらせますか?」

「いえ、全部調べて書類にまとめたものを報告してちょうだい。」

「わかりました。それでは行ってまいります。」

そう言って頭を下げ、ドアを開けて外にでるエルねぇ。一瞬だが母親と目があった気がする。それと同時に何かを覗かれたような気がした。それよりも、うちの母親何者なんだ?メアは母親に関してはほとんど教えてくれなかった。聞けば大抵のことを教えてくれたのに、何故か母親のことは教えてくれず、見てからのお楽しみと言っていた。その理由がわからないが恐らく母親の瞳になにか関係があるのだろう。物心がつくのが三歳だから、いや、もう付いてるな。ただ、思考を阻害する感覚とかがあるのも気になるな。これが成長過程に関するものであるのなら良いのだが、違うと厄介だな。 純粋に思考能力に制限がかかったようなもので邪魔でしか無い。

「着きました。中に入っていただきますと専門の者がいるので指示に従って下さい。」

「はい。」

別の部屋に入った。流石にエルねぇの指を離した。



検査は一通り簡単に終わった。結果待ちだ。一言言うのであればめちゃくちゃ注射の針が痛かった。泣いちゃった。思ったよりも科学が進歩している、注射器の起源が発明されたのが1851年だからそこまで珍しいわけでもないか。ただ、採血したんだよなぁ、出産直後なのに。出産後の検査とかって体重・身長・頭囲・胸囲測定、栄養状態、黄疸、排泄、へその状態、皮膚トラブル、心音・呼吸音・内臓の異常、反射、運動発達とかが主だと昔聞いたんだがな。あとなんか水晶をもらった。透明できれいだったのが段々なんか色がついてきた。 

「そろそろですね。 他の検査結果は明日報告させていただきます。」

「水晶の方はもう結果がわかる、ということですか?」

「はい。 この水晶を嫗に見せればわかります。」

「では結果が分かり次第教えてください。」

「嫗は外に待機していますので呼んでまいります。」

嫗を廊下から連れてきた。嫗はエルねぇの前に跪いた。

「エル様、お久しぶりです。覚えていらっしゃいますか?」

「ええ。久しぶりです。モルガナ様。」

「わたくしに敬称など不要でございます。立派に成長されたようで何よりでございます。」

「そういう訳にはいきません。長年我が家に務めてくだっさり魔法についての研究も深めたモルガナ様を無下に扱うわけにいきません。それで、この子はどうですか?」

「そうさのう。驚くような子だね。名持ちだよ。」

「名付けは誰が?」

「全て説明するから待っておれ。」

皮が剥がれたなばばぁ。

「名付けはナイトメア、名はトワイライト。光の大精霊と闇の大精霊の加護を貰っていてナイトメアから寵愛を受けているようだね。適正属性は混沌。劣勢属性が調和。ただ、光の大精霊からの加護を持っていることを考えると育てるのはエル様が適任のようだね。絶対(アルティメット)領域(フィールド)は持っていないようだけどね。」

「生まれたての頃から持っているのは流石に無いのでは?我々姉妹は全員少なからず努力をして手に入れていますから。姉2人の詳しいことはわかりませんが。」

「まっ、何にせよ私の仕事はもう終わった。帰らせてもらうとするかの。その子はもう連れて行って構いません。それでは失礼します。」

すっげぇ切り替えだなこのばばぁ。

「ではまた後日お会いしましょう。」

ばばぁが出ていった。

「それではこの子はもう連れて行っていいですね?」

「はい。構いません。結果は明日書面にまとめたものを届けます。」

「お願いします。では失礼します。」

エルねぇに抱えられて部屋を出る。そのまま母親のもとまで連れて行かれた。

「失礼します。」

「検査が終わったのかしら?」

「はい。健康面に関しては以上がなく詳細は明日書面にまとめ届けて下さるそうです。」

「能力としてはどうだったの?」

「名持ちで名はトワイライト、名付けは邪神ナイトメアだそうです。そのナイトメアから寵愛を受けていて光の大精霊と闇の大精霊から加護を授かっているそうです。適正属性は混沌、劣勢属性は調和だそうです。」

「独自の混合属性ですか。それに邪神からの寵愛を受けているのであればこの国では神童扱いでしょう。ただ、それはこの子自身の毒にもなりうる。それに我が家に生まれてしまったのが残念ね。中流家庭などで生まれていればもう少しは真っ当な人生だったでしょうに。さて、エルはもう戻っていいわよ。その子はこっちに貸してちょうだい。」

いや、この人ちょっと怖いからエルねぇと一緒に居たい。とりあえず指掴んどくか。

「この子なぜか私を話してくれないんです。」

「そう。母親はこっちなんだけどな。まぁ仕方ないか。」

『今すぐエルの指を離してこっちへ来なさいな。』

うぇ、直接語りかけてきた。てか、バレてんの。

『バレてるからさっさと離す。』

はい。とりあえず離しとこう。

「離してくれたので今のうちに置いていきますね。それでは失礼します。」

「ええ。」

さて、どうするかな?

『表層心理でばかり考えずに深層心理で考えないと私に筒抜けするわよ。それと、聞きたいことがあるのだけど。』

表層心理と深層心理の違いがわからん。ただ、多分深く考え事ができないからそこだろうな。聞きたいことか、多分答えるか、答えないか考えてる間に筒抜けするよな。

『まぁ、そうね。ひとまず教えておきましょうか。これが私の絶対(アルティメット)領域(フィールド)真性看破。』

さて、お母さんは何者でしょう。

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