表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
龍王の花嫁候補 【百年越し恋愛譚のスピンオフ】  作者: 玉龍堂


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

3/4

1-2

 サリエール男爵領の運営は火の車で、どうせ選ばれる事はなかろうとミレーヌの王都への転移門の通行料を母は惜しんだ。

 ミレーヌは領民も使用する乗合馬車で、王都の龍城へ向かう事となった。

 ミレーヌもボストンバッグ一つで、龍王の花嫁候補の正妃を選定する為の住み込み合宿に参加する。


 永久国の王族のお抱えの神殿に仕える巫女が神託をなした。


『 今年20の歳を迎える龍の血の連なりの乙女 』を、正妃に据えよと神託を告げた。


 巫女の指し示した、20歳になる龍の血脈の貴族令嬢を中心に集められ、その他の年齢に拘らない重要貴族のご令嬢も正妃の選定合宿に参加して様々なイベントをクリアしないといけない。


 ミレーヌの選択によって、各々の攻略対象とのハッピーエンドが訪れる。

 ミレーヌの最終目標は、龍王アーウィスただ一人。

 龍王の花嫁候補の恋愛ゲームの大体のシナリオや、各攻略対象について覚えている事を手帳にまとめて書き記している。

 手帳を開くと、攻略対象を確認する。


 言わずもがな、

 最難関攻略対象であり、タイトル名にも冠される龍王。

 正確な名前は、アーウィス・アン・永久・

 永久国の王であり、通称、龍王アーウィス。

 龍王アーウィスは、蜜色の髪に緋色の瞳の目つきの鋭い俺様王様。



 その他の攻略対象。

 アーウィスの従兄弟にあたる。

 セドリック・ド・シャルノア次期公は、現在海軍副大将として未来の海軍大将になるために日々努力している。

 黒髪に碧眼、唇の右端の下辺りに艶ボクロがあり色気のある優男。



 もう一人の龍王アーウィスの従兄弟にあたる文官で将来有望と称される。

 シン・クルーガ次期公爵。

 地味な平凡顔で、黒の髪と瞳に地味な容姿だが攻略候補きっての手堅い男だ。

 地味な見た目だが、攻略対象の中で一番性格が温厚で理想の夫と称されていた。

 


 ドミノ・マーベル男爵

 桃色の髪と瞳。

 小柄な美少年。

 意外な事に、攻略対象最年長。

 美少年とは正反対の過激な性格。

 職業は永久国のガルーダ部隊を率いる、空軍大将を務めている。



 アルウィン・ザクス・クラウド公爵。

 龍王アーウィスの腹違いの兄。

 前龍王の7男で11番目の子供に当たる。

 容姿は、母親似の容貌で母譲りの黒髪。

 一番目を引くのは、右目は緋色、左目は黒曜石のオッドアイの持ち主だった。

 アーウィスとは最期まで龍王の座を巡って、後継争いを極めた兄の1人で嫌厭の仲。

 1代限りの公爵の位を賜っている。



 ハズレ枠だが、

 アルデリート・メネス・タラット公爵。

 魔塔の長であり、魔術師長官をになっている有能な人物なのだ。

 白髪交じりのくすんだ蜜色の髪。

 緋色の瞳も、視力が悪化していったことで糸のように細める事が多いために目付きが悪くなったと思われる。


 

 隠し攻略対象であり、最大のバッド・エンドと称されるヒモエンド。

 龍王アーウィスの従兄弟であり、龍族の汚点とも称されるジャミール。

 正確な名前は、ジャミール・ルア・ベル子爵の庶子。

 永久国では珍しい褐色の肌に白髪混じりの蜜色の髪。

 猫のように瞳孔が縦に伸びている琥珀色の瞳。

 名前の通り、美しい青年だ。

 ジャミールは、社会居不適合者なのだ。

 天才ゆえに理解されない。

 絶賛自宅警備員歴100年の強者。

 もし、攻略してしまうものなら絶賛ヒモを飼う事に繋がっていた。


 手帳を閉じると、ため息を吐く。

 怒涛の展開が短期間に起こり、大量のイベントをクリアしなければならない未来を見据えて深呼吸をしていた。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ