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少女と呪石とほどほど人外  作者: 宮居/四葩
第4章
61/80

060 今後の動き

担当:四葩

「で、この後どうするかだけど……」

「まぁ、呪石を探すだよな…色に問わず」

紅茶を飲んで落ち着いてきたあたしを見てシナが遠慮がちに話始めると続きをルイが言う

「新しい呪石を探すメンバーと奪われた呪石を探すメンバーに分かれるのはどうですか」

肩辺りで小さな挙手をしてエルが提案したのはなかなかいい案

「それいいわね、どう分けましょうか…」

「部屋割りと同じでいいかしら。で、どっちがどちらを担当していくかよね…奪われた方あたしが担当してもいい?自分のミスだし」

そう言えば了承の頷きが返ってくる

「新しい呪石を見つけるのギルドに頼んでるしオレらの方が効率がいいな…あんま気にやむなよ?」

あら、ルイが優しい。元々そういう面があるのは知ってたけど言葉にされると嬉しいものね

「ありがとう」






「さて、腹ごなしの散歩はこのくらいでいいでしょう」

昼食をとった後、他の旅仲間と分かれて悠々と散歩を楽しんだヤオは宿を目指す。

役所から貰ったこの国の地図をお土産にと懐に携えていた。

「商店街とは活気がありますねぇ」

ひとりごちりながら足を止めることなく石畳の道を歩く

思い出すのは活気とは無縁の自国のこと

きっと新しき王が惑い続ける国民を導きこのような活気を生み出してくれるに違いない

「ちょいと旅のお方。新鮮な果物はいかがね」

瑞々しく鮮やかな色合いの果物が並ぶ店の店主に声を掛けられる

「おや、素晴らしく質のよい果物ですね」

「おぉありがとうございます。ウチは仕入れ先の土壌から選んでおりますので」

ひとつお土産を増やそうか、なんせ今一緒に旅をしている方々は皆女性であるし、きっと好きだろう

「リンゴはありますか」

そう言ったのは昼に遭遇した少女からこぼれを落ち石畳の上で転がっていた赤いリンゴが目に焼き付いていたからだ





「……というわけなのよ。ごめんなさいね」

宿に戻るとアンジェが所在なさげにため息をこぼしていた。

「なんとまぁ……災難でしたね」

ちらりとリンゴが入った紙袋をみる。

お土産だと手渡したら渋い顔をされた。

はて、リンゴ嫌いだったのだろうかと思っていればこの経緯故にか、タイミングの悪いことだ……ん?

「アンジェさん。少女が持っていたリンゴの袋はこんな感じだったような気がするのですが……ロゴに見覚えはありますか」

薄茶の紙袋は確かに同じだった筈だ。左下に印されたロゴでは見ていなかったから確証はないが

「うーん…ロゴまで見てなかったのたね。でもその店に聴き込みに行くのは良いかもしれないわね」

案の定アンジェさんも覚えていないらしい

しかし手掛かりがみえてきたからだろう

少し元気を取り戻したようだ

お久しぶりの更新でした。 次回は2週間後を予定!

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