第十話「イオマグヌッソ封鎖」感想
マチュもニャアンもそれぞれの陣営で、モビルスーツの操縦訓練を受けている様子。マチュはシャリアブルを「ひげマン」と呼び、コモリ少尉を「コモリン」と呼んでる。前回の終わりから劇中ではしばらく時間が経っているのかな? 互いにある程度馴染むくらいの時間が。
時間が経ってるから、前回未完成だったイオマグヌッソも今回はすでに完成している。イオマグヌッソは核の冬で寒冷化した地球の環境を良くする装置、という触れ込みだけど実は巨大兵器。
エグザベ君の部隊と一緒に行動してるニャアン。キシリア様に良くしてもらって完全になついてる様子。キシリア様のためにお料理作ろうと考えてるの可愛い。でも彼女の野望の駒として利用されてるだけだゾ。キシリアから力こそ全てみたいなことを言われたニャアンは、おそらくその言葉を素直に受け取っちゃったんじゃないか。彼女の生存のための戦いに必要なのは、まさにそれだったんだから。正しさについて考える余裕はニャアンには無かった。
ニャアンがキシリアの元で順応してる一方、マチュもソドンで順応してる。今までになく素直に見える。前回地球に降りてからから何週間、何か月経ったかはわからないけど、ひげマンと話をして色々心境が変わったのかな。あるいはシュウジとの再会のために、ひげマンの言うことを聞いておいた方が良いという打算や妥協なのか。いや、マチュはこういう考え方はしないか。地球人たちの現状や、自分が生きてきた安全な環境のことを再認識させられたことも彼女の意識を変えたのだろうし。
でも性格的には変わってないから、コモリンに正式なパイロットスーツを着ろと言われても着なかったり、という事はある。それはそれで可愛いからいいじゃないの。
シャリアブル(ひげマン)の過去の話は、なんだか無我と言うか自分であることからの解放みたいな話だったなと思う。木製まで使命を持って行ったけど、宇宙船が故障して使命や責任を果たせなくなった。そしてやるべき事もやりたい事もなくなって自由になったと感じたと言うのは、自分と言う役割を背負わなくても良いんじゃないの、みたいな話だと私は受け取った。だからシャアと出会って彼の思想を引き継げたのかもしれない。
キシリア様が、彼女と対立している兄のギレンを毒殺し、クーデターを起こす。ニャアンはキシリアから密命を受けてて、イオマグヌッソの中へ入る。
イオマグヌッソの中には前回発見されたシャロンの薔薇が入ってる。そこへジフレドに乗ったニャアンが行くとサイコミュのキラキラパワーが出て、ギレン派の基地を異次元へ飛ばして消してしまう。ジフレドにはイオマグヌッソを操作する機能がある。
力こそ全てだとキシリアに吹き込まれてるのもあってか、殺しに躊躇が無い。最初にGQuuuuuuXに乗って覚醒したときから、ニャアンは暴力に飲まれやすい所があると思う。
強いニュータイプが薔薇に接近するとゼクノバと言うのが起きて、並行世界か異次元への穴が開く、という事だよね? ニャアンはそのために利用されてはいるんだけど、彼女自身もそれをわかっててやってる気もする。彼女はキラキラを起こせばシュウジを呼び戻せると考えてるから、こうして利用されつつ自分の望みもかなえようとしてる。
最初はマチュがとても危うい感じの人物だったけど、途中からニャアンのヤバさが完全に上回ってる。これどうやったらニャアンが幸せになるんだろう。
今回のエグザベ君は格好良く大活躍してたので良かった。GQuuuuuuXを見て「かつての愛機」つってたけどほとんど乗ってないべ。サイコミュも起動できなかったし。でもまぁ、今回ちゃんと実力を見せてくれたので汚名返上できたんじゃない?
キシリアのクーデターでジオンの内戦が始まっちゃう感じなのかな? それでシャリアブルは焦ってる。マチュに「あなたには、あなたの望むことをやってもらいたい」と言って薔薇の中のララァを救出するよう頼む。という事はララァがシュウジと繋がってて、彼女を連れだすことで何かが何とかなってシュウジと再会できるという事?
いや、マチュの目的がシュウジとの再会ではなくなってる可能性もあるのかな。
イオマグヌッソの中でマチュがジフレドを見つける。でもそこにニャアンが乗ってるって事はわかってない。次回は二人が戦うことになるだろうけど、途中でシュウジが現れてマチュとニャアンが共闘する流れになると予想する。と言うかそうなってくれよ。マチュもニャアンもシュウジに執着してて、彼を呼び戻そうとしてるんだから目的は同じじゃんか。目的達成後にまたシュウジを取り合うのかもしれないが。
マチュはシャリアブルから、ニャアンはキシリアからそれぞれ拳銃をもらった。子どもたちが大人たちからもらったこの拳銃は、今後の話で役割があるキーアイテムなんだろうな。




