3-2 人の苦労も知らないで勝手にやっかむな
男1「まあまあの収穫だったな、」
男2「広い畑の村だった割には金目のものは少なかったな、」
女2「てっきり貯めこんでっとふんだのにね~、広い土地もってっと儲かってんじゃねーのかよ!」
男3「何であんな田舎の数件の村なんか襲ったんすか?せっかくのイベントなんだから他のチームみたいに金目の物ある店とか銀行とか狙えばよかったのに、」
女1「バカねー!そんなとこ真っ先に保安隊がくるでしょ?ああいう田舎なら連絡行っても後回しにされるから保安隊が来る前にさっさと逃げられるでしょ?」
女2「村人も少ないと強いやつもいないしね、せっかく用心棒としてあんた連れて来たのに物足りなかったんじゃない?今日は何人殺したの?」
男4「7人、年寄りが多くて全然暴れたりん・・・」
女2「でも儲けはちょっと少ないけどね~、」
女1「いーじゃない!ノーリスクで取るもん取ったし、全員始末して村ごと灰にしちゃったから私たちの証拠も残んないし!安全が一番の儲けなのよ!」
男1「でもこいつに顔とかやったことも全部見られてますよ!」
男はさらった女の子を指さして言う。
女の子は担がれてぐったりしているが意識はあるようだった。
口は布切れでふさがれており、ボロボロと泣いている。
当然だろう、やつらの話から推測するにあの子の住んでる田舎の村が襲われて、目の前で家族も周りの人も殺されて、家も畑も燃やされて、さらわれたきたのだろう・・・、
男2「なんでこいつも一緒にさっきのとこに売っちまわなかったんすか?このくらいのガキならそれなりに値段つくんじゃないっすか?」
女1「売っちまったらそれで終わりでしょ~、あんたら金入るとすぐ女のとこに使いに行くでしょ~、その分こいつ使って遊びなさい!」
男1「そのために売らなかったんすか~!」
男2「姉さんたちが相手してくれれば嬉しいんすけどね~!」
女2「や~よ!めんどくさい!そのガキと遊んでなさい!」
男1「田舎くせ~ガキだが、まあ少しは楽しめるだろ!」
男2「あんまりガキは好みじゃないんすけどね~」
男3「俺はむしろ興奮してきたっす!」
男4「俺は暴れたりない、このガキ殴って発散していいか?」
女2「きゃははっ!こわ~い!」
女1「いいわよ、犯すなり殴るなり好きにして。でも殺しちゃだめよ、このガキには体張ってたっぷり働いてもらうんだから、」
田舎娘「ん~!ん~!・・・ゔふっ!!!」
リーダーの女は田舎娘の髪を無造作につかむとお腹に拳をいれていた、
女1「1週間くらいあんたの村見張ってたけどね、あんたみたいに苦労もしないで毎日楽しそうにヘラヘラしてるやつ見てるとマジむかつくんだよね!」
そう言い放つと2回、3回と田舎娘のお腹を殴っていった・・・。
田舎娘「・・・ゔっ!!!・・・ゔっ!!!・・・」
女1「今からあんたの人生滅茶苦茶にしてあげるからね!」
女2「幸せそうな奴が堕ちてくの見るのってマジ楽しいよね~!」
女の子はぐったりとして涙をこぼすしかなかった、
わたしは奴らの行動、言動すべてに腹が立ってしょうがなかった。同じ人間なのにそんな考え方が出来る人間がいるということが信じられなかった。
アザミ「ルクリアさん!早く助けに・・・!?、後ろから誰か走ってきます、」
ルクリア「何っ?」
様子を伺うや否や、6人組の後ろから保安隊の姿の人が走ってきた、
足音からもしかしてナンテンさんかと思ったがその通りだった。
ルクリア「あいつ、どっからき・・・」
わたしたちが気づくや否や、ナンテンさんは6人組にわき目も降らずに突っ込んでいった。
男2「うごっ!!!」
男3「ふぶっっ!!!」
まだ気づいてない6人組に猛スピードで飛びつくと後列を歩いていた男二人の頭を両手で掴み、男達が気づく間もなく地面に叩きつけて気絶させてしまった。
ルクリア「あのバカっ!考えなしに突っ込みやがってっ!」
アザミ「やった!あと4人ですっ!」
ルクリア「そうじゃねぇ!あの手練れをどうするか考えて・・・」
男1「どうしたっ!?」
女2「やっば!なんで保安隊がいんの?」
女1「あんたの仕事だよ!早く始末してちょうだい!」
2人の男を倒したのはいいものの、それに気づいた手練れの男はすぐさまナンテンさんに向かっていって後ろから首を絞め始めた。
ナンテン「あうっ!!!」
男4「テメェ、不意打ちか!」
ナンテン「くっ!」
男4「すぐ殺す!・・・!!!、うごあっ!!!」
手練れの男が締める腕に力を入れ始めたとき、ルクリアさんが横から勢いよく蹴りを入れた。
さすがの不意打ちに手練れの男も吹っ飛んでしまった。
女2「今度は何よ!」
男1「また保安隊?、じゃねぇみたいっすけど!」
ルクリア「ナン!聞こえてっか?あいつはあとだ!他を先に片づけるぞ!」
ナンテン「・・・ゲホッ!!、ふ~・・・」
ナンテンさんは返事をする様子がないほど敵を倒すことにスイッチが入っているようだったが、ルクリアさんの言ってることはどこかで理解しているようだった、
二人は残った女2人と男1人の方をにらんだ、
男1「や、やんのかばはぁっっ!!!」
ルクリア「黙れ」
ルクリアさんはいつものように男がしゃべり終わる前に喉元を突いてしまった。
女2「ちょ!わたしら女子よ!こいつらにそそのかされていがっっ!!!」
ナンテンさんは女性だろうがお構いなしに真正面から顔面を潰すくらいに殴ってしまった。
当然女は目と鼻から血を出して倒れてしまった、鼻の骨が折れた程度で済めばいい方だろう、
ナンテン「ふー・・・ふー・・・」
女1「まっず・・・!!!」
2人は残ったリーダーの女を倒そうとしたが、手練れの男が戻ってきて二人を後ろから殴ってきた、
ナンテン「ぐがっ!!!」
ルクリア「んぎっ!!!」
女1「あっぶな・・・あんた!こいつらなんとかしときなさいよ!」
男4「すぐころす!」
2人は一瞬倒れるがすぐ起き上がってすぐに手練れの男と向かい合った。
ルクリア「って~!、」
ナンテン「ふー・・・ふー・・・」
男4「女風情が、なんの真似だ?この俺に適うとでも思ってるのか?」
ルクリア「おまえ、元傭兵だろ?戦い方でまるわかりだぜ、」
男4「わかってて向かってくるのか、」
ルクリア「だって弱かったから今こんなところにいるんだろ?」
男4「馬鹿か、俺は強すぎたんだ。周りが弱すぎて同僚も上官も俺についてこれなかった。使えないと奴らだとわかったから殺した。そしたらこのざまだ、」
ルクリア「やっぱり弱かったんじゃねーか!」
男4「話聞いてねぇのか?」
ルクリア「自分が強ぇーってことしか考えてねぇじゃんか、周りと協調もできない、暴れることでしか主張できない、頭ん中ガキじゃねーか、」
男4「俺の力は役に立つんだ、」
ルクリア「力が強ぇのがそんなに偉いのか?パワーだけなら機械の方が100倍役に立つぜ!テメーみたいな自分ことしか考えてないバカはどこの社会でもいらねーんだよ!」
男4「おまえ、いい加減に・・・」
ルクリア「テメーこそ2対1で勝てんのか?こっちはちゃんとルールを守ってる現役の保安隊だぞ?ゴミどもの群れでお山の大将気取ってる図体だけのお子ちゃまちゃん!」
男4「ころす!!!」




