日本人視点からのオタク文化論 キャラクター総論 デフォルメキャラクター各論 第2章
今日も今日とて駄文書き。日々面白いことや楽しいことを求めています。
今や世界に広がる日本のヲタク文化ですが、この発展には日本特有の宗教や思想、歴史、言語、倫理観が大きく関わっております。この度はそういった視点から ヲタク文化 を考えてみました。出来る限り硬くない内容にしたいと思っておりますデス。
よろしければごゆるりと。
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はいどうも~。
なん~で~こんな~に~可愛いのかよ~、と "孫" を熱唱する今日この頃、皆さんいかがお過ごしでしょうか。
前回に書きましたが、日本におけるデフォルメキャラクターの成り立ちには可愛いという要素が非常に重要な位置を占めていることをお話しました。では現在のデフォルメキャラクターはどのように発展してきたのでしょうか。
日本におけるデフォルメされたキャラクターの元祖はバンダイのSDガンダムシリーズが発祥のように思われがちですが、実はそうではありません。既存のキャラクターがデフォルメされる原点はアニメ同人雑誌ですね。
70年代後半から80年代前半の 銀河鉄道999 や 宇宙戦艦ヤマト の大ヒットによりその作品の2次創作が活発となります。その中でパロディーギャグマンガが一部商業誌でも取り上げられ、その中でデフォルメされたキャラクターが一般的に認知されます。
恐らくギャグマンガのライトな内容に合う画風に変えたであろうことや作者に原作者ほどの画力が無かったこと、そこまで予算をかけず内輪ネタ的楽しみで始まったことが意外にウケてしまったことが要因と思われます。
そんなカッコ良い主人公達を可愛く表現するデフォルメキャラの下地が作られます。それと同時期に大きくデフォルメキャラの誕生に影響を与えたもの、それが皆さん懐かしの チョロQ です。
1970年代に日本全国をスーパーカーブームが襲います。その後ミニカーという玩具が大きな支持を確立しますが、そんな中1980年にゼンマイ付きのミニカーでその名も 豆ダッシュ が国際玩具見本市に出品されます。
電動モーターを搭載した自動車玩具はありましたが、高価で扱いも複雑でした。それが簡単な動作で走行してくれる自動車模型で幼児でも遊べる分かりやすさと安価な値段設定。この 豆ダッシュ が同じ年の年末に チョロQ と名前を変えてクリスマス商戦に登場するや一躍大ヒットしました。コロコロコミックとの連携も要因ですが。
この時に何故自動車をデフォルメしたフォルムになったのかというと、海外の玩具 バグ・トイ の影響や自動車雑誌の投稿イラストがデフォルメされた自動車だったからだと言われております。
この二つの大ヒットは日本独特の何でもカワイイ理論が根底になっていることは間違い無いと思いますが。英語に訳すと cute になりますが、実際 カワイイ が表している意味合いの広さは海外では理解が難しいでしょうね。
そしてこの二つの人が出会ったことで世の日本人は気付いてしまった訳です。人であろうが無機物であろうが可愛くデフォルメ出来てしまうってぇことに。そこから大きな化学変化が起きます。人のキャラクターが持つ感情をデフォルメされた無機物に持たせるとカワイイんじゃね?
デフォルメされていないロボットは人が乗り込むので基本感情を持ちません。しかしロボットがデフォルメされたとたんパイロットとは関係なくしゃべったり感情を持った表情をするようになります。
ということでデフォルメキャラクターの完成形がここに生まれました。皆さんも自分の完成形は何処に向かっているか見つめてみてはいかがでしょうか。
ちなみに冒頭の歌は 演歌で歌手の 大泉逸郎 さんが歌った "孫" という曲です。アマチュア歌手が自主制作した曲が大ウケしてメジャーデビューしたという逸話のある曲ですがご存じですかね?
てなことで今あるデフォルメキャラクターの核が出来上がるまでのお話でした。次回はそれがどのように展開され受け入れられていったか、そして何故定着できたのかについてお話したいと思います。
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今回はこの辺で。でわでわ~。
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