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ブリ雄先生の魔術教室

魔術を教えて欲しい――そう告げられたブリ雄はその場に居た者達に今日の分の指示を出すと、蒼一と共に何時もの浜辺に向かって移動する。


「前は世界だから仕方ないって諦めたけど、肉体を得た今ならいけるんだよな?」

「はい、それは可能でしょうが……正直、蒼一様が魔術を覚える意味は殆どありませんよ?。魔術という形にしなくても、蒼一様は世界として力を行使出来るのですから」


魔術とはあくまでも人が世界の力を借りて行使するものだ。

故に世界そのものである蒼一はそんな魔術なんて物を使わなくても魔術で実現可能な事は独力でどうにか出来てしまう。

ハッキリ言って無駄な手間でしか無く、覚える必要も無いのではと告げるブリ雄に蒼一は何処までも真剣な顔で言葉を返す。


「だって魔法とか超能力とかって男の浪漫だろ?」

「……なるほど、効率云々の話では無く、憧れの問題ですか」


あくまでも魔術という力を自分が使うという事に意味があるのであって、それによって生み出される結果については蒼一にとってはどうでも良い事なのだ。

世界だから何だ、火が、水が、風が、土が操れるから何だ、自分はただ物語の登場人物達のように魔術を使ってみたいという、蒼一の中にあるのはそれだけであった。


「という訳で頼むブリ雄!お前にとっては無意味な事かも知れないが、俺にとって魔術ってのは浪漫なんだよ!俺の知識を持つブリ雄なら分かるだろ?」

「浪漫云々熱く語られても私には理解出来ないのですがね……まぁ私としては否定する理由が無いので構いませんよ。ただ私も感覚的に使ってる部分がかなり多いので上手く教えられる自信はありませんが構いませんか?」

「おう!ばっちこい!」

「はぁ、分かりました。では何時もの浜辺に着いたら早速始めましょうか」


それから魔術が使えるようになったらこんな魔術を使いと語る蒼一とその話を聞いてどうすれば蒼一が望む魔術を構築出来るのかをブリ雄が考えている内に、気が付けば二人は砂浜に辿り着く。


「お、着いたな。ブリ雄?」

「飛行系ならば風を利用するのが最適だが、天候によって荒れた時の制御の難度を考えると火の方が初心者向きか?。しかし火は下手をすれば術者本人が焼かれかねない事を考えるとやはりどちらも一長一短――」

「おーい!ブリ雄!」

「ッ!あ、すみません、少々考え込んでしまいました」

「別にそれは良いけど……ブリ雄って実は結構ラフな口調だったりする?」

「えぇ、別にこの口調が素という訳ではありませんよ。蒼一様相手だからこそ畏まった口調で話してるだけで」

「でもその割には仲間達にも敬語使ってないか?」

「初めは砕けた口調だったのですがね。私の言葉を覚えていく仲間を見て、このまま砕けた口調だけ覚えて蒼一様に話し掛けるような事になれば問題だと思い、仲間に対しても敬語で喋るようにしてるのです」

「そこまで気にしなくても、俺は別にそういうの気にしないぞ?」

「蒼一様が気にするしないはこの場合は関係ないのです。これは私達の問題ですから」

「うーん、そんな難しく考える必要は無いと思うんだけどなぁ……」


あくまでも自分はこの世界に迷い込んだ――正確に言えば拉致された中年のおっさんでしかなく、お偉いさんという訳でも無い。

餓死寸前の子供を見て是が非でも助けてやりたいと考えたのは事実だが、それらの行動を起こすに至ったそもそもの理由は単なる暇潰しだった。

暇つぶしの一環で助けただけに蒼一としては申し訳ない気持ちの方が強く出来ればそんな感謝は欲しくないというのが正直な気持ちだ。


(結果だけ見ればそりゃ俺はブリ雄達の恩人って事になるんだろうけどさ)

「その結果が全てで良いではないですか。蒼一様の方こそ私達の命を軽く扱うような真似をしてしまったなんて、そう難しく考える必要は有りませんよ」

「……人の心読まないでくれる?」

「と言われましても、蒼一様の意識から漏れ出る声は頭に勝手に聞こえてしまうので私にはどうしようも無いです」

「だったら聞こえないフリでもしておいてくれ」

「了解しました」


この話はそこで終わり、蒼一とブリ雄が浜辺で顔を合わせるように向き直り、ブリ雄の魔術教室が始まった。


「さて魔術に関してですがまず基本にして一番重要な魔力についてです。知識だけでは魔術は使用できませんから、最初は魔力の操作から始めましょう」

「おう!ところで俺の肉体に魔力ってあるのか?」


普通の人間の肉体ではなくモンスターを素体とした肉体なだけにふとそんな不安が首を擡げたその不安をブリ雄は即座に否定する。


「いえ、魔力は肉体ではなく魂に宿る物ですので素体となったモンスターの影響は受けません」

「そっか……うん?」


不安が解消されて安堵の溜息をついた蒼一だが、それならばと次の不安が出てきた。


「じゃあ異世界からやって来た俺の魂にこの世界の魔力って宿ってるのか?」


それは当然の疑問である。

魂だけでこっちの世界に連れて来られた蒼一、普通に考えればこちらの世界の魂が持っている魔力と呼ばれる力が異世界から来た魂にも宿っている可能性は低いと考えたのだが――


「その点は心配ありません。蒼一様の中にも魔力が存在しているのは感知出来ます」

「あ、そうなの?」

「これは私の推測ですが、この世界で魔力と呼ばれている力は異なる世界間であっても共通して存在する物ではないかと」

「それは俺が居た世界とこの世界だけに限った話じゃなく、他にも存在するかも知れない世界もって事か?」

「はい、何故そう思うのかと問われるとこの世界から得た知識の中から得た推測でしかないので確固たる証拠はありませんが」

「ふーん……まぁそこは考えたところで何になるでもないし別に良いだろ。それより魔力だ魔力!」


異世界から来た蒼一の魂にも何故魔力があるのだろうという疑問はこの際どうだって良い。

大事なのは魔力が存在していて、それを使えば自分も魔術が使えるという事だけだと蒼一は早速ブリ雄に魔力の操作を教えてくれと懇願する。


「では蒼一様、まずは自身の中にある魔力を右腕へと移動させてみて下さい」

「……え?右腕に移動させろって、あのもうちょっと何かないの?。まずは魔力の感じ取り方というか」

「最初に申し上げた通り、私は魔術を感覚的に使ってる部分が多いのです。その部分が魔力を感じ取ったり操作したりといった物ですね」

「感覚的にとは言っても、もうちょっと具体的な説明とか出来ないのか?」

「蒼一様は今自分がどうやって肉体を動かしているのか、感覚的ではなく具体的にどうすれば動かせるようになるのか、それを相手に説明する事が出来ますか?。脳から各部位への信号伝達のやり方を説明出来ますか?」

「………………無理だな」

「つまりそういう事です。こればっかりは感覚でしか無いのでご自身で掴んで貰うしかありません」


という訳で蒼一は思いつく限りの方法で自分の中にある魔力を感じ取ろうと、身体の中を探ってみたり、座禅を組んで瞑想してみたり、手の平からエネルギー波を放とうとしてみたり、仲間を木っ端微塵にされた怒りで覚醒したスーパーな宇宙人の真似をしてみたり、兎に角なんか力を感じ取れたり漲りそうな事を一通りやってみたのだが、蒼一は魔力らしきものを感じ取る事が出来ずにいた。


「何故、何故だ……どうして髪が金色になって逆立たないんだ」

「蒼一様、途中から趣旨が変わってませんか?。それと大の大人が海に向かってかめ〇め波と全力で叫ぶ光景は見ていて胸が切なくなるので止めてください」

「止めろぉ!こっちは真剣なんだ!そんな可哀想な子を見るような目で見んな!」

「可哀想な子を見るような目ではなく可哀想な子を見る目です蒼一様、後半のアレとか完全に意味ないですよね?もう自棄になってませんか?」


ブリ雄のその言葉を蒼一は否定する事が出来なかった。

取り合えず思いついた端から試しては無駄に終わり、後半はただの物真似大会になっていたのは紛れも無い事実である。


「くぅぅ、これ以上俺にどうしろってんだよ!」

「少なくとも物真似しろと言った記憶はありませんよ。もう少し他に無いのですか?。こういう事に関しては私よりも蒼一様の方が得意だと思うのですが」


ブリ雄は蒼一の知識を共有してはいるものの、あくまでも知識だけだ。

思考や発想に関しては本人基準のままであり発想力という意味では知識を得ただけのモンスターであるブリ雄よりも長年サブカルにどっぷり嵌っていた蒼一に一日の長がある。


「そうは言うがなブリ雄、俺なんて彼女も碌に出来ず一人の時間を漫画やアニメ、ライトノベルに費やしてきただけの独身野郎だぞ。そんな人間に何が出来ると?」

「その中にこの状況を打開するヒントか何か無いのですか?。知識として私も持ってはいるのですが、持っているだけですのでピンポイントに解決策だけを検索するという真似は出来ないもので」


ブリ雄が持つ知識、それを具体的なイメージとして言葉にするなら巨大な図書館が一番近いだろう。

ブリ雄の頭の中には巨大な図書館が存在しておりそこには当然が本が存在する。

しかし本は読まねば知識を得る事が出来ないように、ブリ雄も頭の中に存在する本を読まなければそこに何が書かれているのかを知る事は出来ない。

最低限どういう事を知りたいかを思い浮かべればそのジャンルの本が集まった本棚の前には移動出来るが、具体的な内容を指定して本を選ぶという真似は出来ず、そのジャンルの本棚から本を一つ一つ確認していく作業になる。

今回の場合で言えば蒼一が持つ知識の中から更にサブカル知識で絞り、そこから蒼一がこれまでの人生で見聞きしてきた知識の詰まった本を一つ一つ確認していく方法になるのだが、ここから魔力の感じ取り方を調べるというのは非常に手間だ。

一方で蒼一の場合は自分の蓄えた知識というのは本の中身を読んだうえで本棚に仕舞っている為、忘れてさえいなければピンポイントにそこの知識を引っ張り出す事が可能だろう。


「こういう時の対処法……そういや、この手の異世界転生とか転移モノで読んだ作品にも同じような問題にぶち当たってるのもあったような」


生前に読んだ小説の内容を必死に捻り出そうと唸る蒼一、それを静かに見守りながらも並列してブリ雄も脳内の図書館でヒントになりそうな物を検索する。

互いに喋らない時間が流れ、数分が経過した頃ハッと蒼一が思い出したように顔を上げた。


「そうだ!ブリ雄、俺の身体の中に魔力を流せるか?」

「魔力を?――あぁ、なるほど、問題ありません」


その言葉で蒼一が一体何をしようとしているのか理解したブリ雄が問題ないと言葉を返しながら蒼一の手を取る。


「良いですか蒼一様、今から蒼一様の右腕から魔力を流し、そのまま左腕へと通して私の元へ戻しまた蒼一様の右腕に流すというように魔力を循環させます。ですので魔力を感じ取りながらそれを体内で動かすという感覚も同時に掴んでください」

「オッケー!早速頼んだ」

「では、いきます」


そう告げると同時にブリ雄の全身が青白く発光したと思ったら、ブリ雄の表情が驚愕に歪む。

しかし自分の右腕に意識を集中させていた蒼一はそのブリ雄の変化に気付かず、その状態で十秒が経過した辺りで蒼一が口を開く。


「なぁ、今俺に魔力って流れて来てるのか?全然感じ取れないんだけど」

「いえ、申し訳有りません。私が魔力を流そうとしてもどうやら蒼一様の持つ魔力に阻まれてしまっているようで、私の力では魔力を流す事が出来ません」

「何だって?」

「恐らくですが既に蒼一様の肉体は隙間なく魔力で満たされているのではないかと、私の感覚でも蒼一様の体内を魔力が充満しているのは分かりましたが……まさかここまでの密度で内在しているとは夢にも思いませんでした」

「そんなに違うのか?」

「そうですね、私の魔力を水と表現するならば蒼一様の魔力は生のコンクリート、それも乾き掛けのほぼ固形と言ってもいいレベルの」

「……それって良い事なのか?」

「どうでしょう。私の知識では魔力の密度が濃いという事に問題があるというようなものは無いので、悪いという事はないと思いますが確証はありません」

「これも世界(オレ)の意識を肉体に押し留めようとした弊害か。しかしなるほど、だからか」


何故自分が魔力を一切感じ取れなかったのか、その理由がやっと分かったと蒼一は納得したようにつぶやく。

蒼一は最初、魔力という自分の中に存在する特別なナニカを感じ取ろうと一生懸命になっていたが実際には特別なナニカなどは存在せず、それは蒼一の中を当たり前のように満たし続けていたのだ。

全身を満たしている物を魔力と知らず、その中で魔力という異物を探そうとしてもそれは見つかる訳が無い。


「となると、さてこれはどうしたもんかな」


魔力が全身に満ちていると言われてもこの身体の感覚に慣れてしまった今の蒼一には一体この身体の中に存在する数多の感覚の中でどれが魔力に相当するのかが分からない。

これで胸の辺りにだけ存在しているというなら他の部位との感覚の差異からそれが魔力だと割り出す事も出来ただろうが、全身に隙間なく存在しているとなるとそういった手段も無理だ。


「ブリ雄の方で俺の魔力を操って動かすみたいな真似は出来ないのか?」

「無理ですね。他人の魔力を操るには自分の魔力を混ぜ合わせて支配権を奪うような形になるのですが……とてもじゃありませんが私の魔力では蒼一様の魔力をどうこう出来る気がしません。やるとするなら自立型の魔術を試すくらいでしょうか」

「自立型の魔術?」

「はい、簡単に言ってしまえば周囲の魔力を搔き集めて勝手に発動する魔術です。蒼一様の魔力は私も蒼一様自身にも動かせないとなれば、魔術の方で魔力を動かして貰うしか無いと考えたのです」


そう言いながらブリ雄が異空間から杖を取り出し、浜辺に魔方陣を描いていく。

魔方陣のかなり大きく直径一メートルはある巨大な魔方陣だった。


「前に見た転移魔術の魔方陣と比べるとかなりデカイな、一体どんな魔術なんだ?」

「これは単純に火を起こすだけの簡単な魔法ですよ。ただ普通に構築すると大気に存在する魔力だけで発動してしまうので、蒼一様の魔力を吸引して貰うために敢えて巨大化させて効率を悪化させているのです」

「なんだそうなのか」


これだけ大きいのだからてっきりド派手な魔術なのだろうと思い込んでいた蒼一は少しガッカリした様子で浜辺に描かれた魔方陣を見つめる。

そしてブリ雄が魔方陣の端と端を繋げた次の瞬間、轟ッと魔方陣から高さ二メートルにも及ぶ火の柱が勢い良く吹き上がった。


「おわっ!?」

「っと」


突如上がった火柱に二人が魔方陣から離れると火柱はまるで水でも被せられたように即座に沈下する。


「びっくりしたー。何が起こったんだ?」

「申し訳ありません。魔方陣が完成する時に私が魔力を抑えるのを忘れていたせいで、私から漏れ出ていた魔力を魔方陣が搔き集めて魔術を発動させたようです」

「なるほど、じゃあこれで完成で良いんだな?」

「はい、後は蒼一様が魔方陣に近づけば魔方陣が魔力を吸引する筈ですので、その時に魔力が流動する感覚を覚えてい下さい」

「分かった」


先程目の前で吹き上がった火柱に気圧されたのか、緊張した面持ちで蒼一が魔方陣へと一歩一歩近づいていく。

魔方陣まで一メートルを切り、先程魔方陣を観察していた距離まで近づいたが魔方陣が作動する気配は無い。


「なぁ、この距離でも発動しないんだけど」

「私の場合は体外へと魔力が漏れ出ていたのであの程度の距離でも反応しましたが、蒼一様の場合は体内から外には漏れ出ていないのでもっと近づかないと駄目ですよ。それこそ魔方陣に直接触れる程に」

「あんな火柱を目撃した後に零距離まで近づけと?」

「もうこれ以外に方法が思いつかなかったのだから仕方ないじゃないですか。素体となったモンスターの皮膚ならばあの程度の炎どうって事はありません。仮に重症を負ったとしてもそれは器でしかないので蒼一様自体に被害はありませんから大丈夫ですよ」

「くそぉ他人事だと思って好き勝手言いやがって」


確かに致命的な被害は無いだろうが、火で焼かれる痛みなんて味わいたくは無いと蒼一はその場にしゃがみ込み、恐る恐る右足のつま先を魔方陣に向けて伸ばしていく。

三十センチ、二十センチ、十センチと近づき、後もう少しでつま先が魔方陣に触れようと――


「止めんかッ!」

「ゲフッ!?」


触れようとしたその瞬間、横っ腹に凄まじい衝撃を受け蒼一の身体が宙を舞う。


「なっ――蒼一様!?」


突然の事態にブリ雄は一瞬だけフリーズするも、直ぐに再起動を果たし蒼一が地面に叩きつけられるよりも前に魔術の風で蒼一の身体を受け止め、ゆっくりと地面に降ろす。


「ご無事ですか!?」

「あ、あぁ……それよりも」


蒼一が視線を魔方陣、正確にはその脇に立つ謎の女へと視線を向ける。

強い意志を感じる紫紺の瞳に膝上まで伸びたライトグレーの髪、貫頭衣を身に纏った神秘的な姿に、一見しただけで只者ではないという事を蒼一もブリ雄も即座に理解した。


「アンタ、一体何者だ?」


蒼一のその問いに女は面倒臭そうにこれ見よがしな溜息を吐いた後、酷く冷めた視線を蒼一に向けながら口を開く。


「私は管理神、この世界を管理する神だ。余所者の堕し児よ」

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