後で、説明して貰うわよ。
作者のオークションや奴隷に関しては、ほぼ同じなのでコピーしています。
省略しても良いのですが、冒険者登録時の説明と同じで、一応入れています。
討伐を終えた私達は、都市に戻り、冒険者ギルドに報告して報酬の白金貨19枚を貰い、ギルドお勧めの防具系の店に行き、私の防具を依頼したわ。
その際に、アルラウネの鮮やかな体表の色彩を活かす為に防具の外見にかなり細かく指定したわ。
勿論、防具としての性能を100%が前提でよ。
完成は、2週間後みたい。
次の日以降も、ソーマに冒険者としての基礎や貴族への対応を教わりながら過ごしたわ。
そして、オークションの3日目を迎え、私達はオークション会場の私達の席に座っている。
因みに、私が出品したワイバーン5匹は、特に見栄えを重視したから高く売れて合計で白金貨80枚になったわ。
さて、オークションが始まるまでの間に、オークションの説明をソーマから受けたわ。
オークションでのマナーは、誰がどんな商品をどんな金額で買おうとも、購入が決定したら拍手をする事と、言葉でも個人攻撃をしない事。
規則は、競売時のお金は、全て「金貨」で表現する。
つまりは、「白金貨1枚。」と言わずに「金貨100枚。」と表現する。
それと、奴隷を買った後、綺麗な服に変更して欲しいとかの注文をした場合は、当然、支払い時に加算される。
後、奴隷のオークションの場合は、出品される順番が決まっている。
そして、奴隷の種類は大きく分けて3種類ある。
1つ目は、犯罪奴隷
この犯罪奴隷は、戦争に参加して敗戦した側の男女や、凶悪犯罪を犯した男女がなり、用途は兎も角、使い潰すのが前提で、奴隷にとっての「無罪放免」に該当する「解放」は禁止されている。
犯罪奴隷を解放した者は、犯罪奴隷に堕とされる。
2つ目は、借金奴隷
この借金奴隷は、基本的には借金の額の大小を問わず、借金が返済出来なかった者が、この借金奴隷になる。
たまに、違法な手段で捕まった者が、この借金奴隷になっている場合がある。
この借金奴隷は、自身の購入額の2倍のお金を購入した者に払うと解放が可能となる。
3つ目は、特殊奴隷
この特殊奴隷は、理由を問わずに解放が出来ない。
そして、奴隷になる前は高い地位に就いている者や、貴族以上は無条件で、この特殊奴隷になる。
最後に全ての奴隷に共通する事は、奴隷の購入者や管理責任者は、奴隷に対して最低限の「衣食住」を保障しなければならない。
まあ、買ったのが冒険者なら、その冒険者が野宿すれば、買われた奴隷も野宿になるが。
そして、奴隷には基本的人権が喪失している為に、購入者、もしくは、管理責任者は、奴隷に対して何をしても許される。
例え、殺したり犯したとしても罪に問われないし、罰金等が発生しないが、奴隷は道具扱いになる為、きちんと道具を管理出来ない、という意味で周りから馬鹿にされる場合がある。
出品される順番は、商品価値の低い奴隷からになり、そして、犯罪奴隷から出され、次に借金奴隷の男性で、その後が女性になり、次を特殊奴隷の男性で、最後にオークション最大の盛り上がりとなる特殊奴隷の女性となる。
極端な話なら、1ヶ月前まで存在していた王国の王女が出品される可能性すら有るから。
更に言うと、この女性の特殊奴隷がどれだけ出品されるかが、そのオークション会場になった「国」の総合的な「知名度」になる。
出品された、貴重な女性の特殊奴隷が多い程、名実共に「国力」が有ると認知されている、という訳。
ソーマ、長文説明ご苦労様。
「始まるみたいね。」
私達「買う側」の照明がある程度落とされると、舞台に司会が現れたわ。
「紳士淑女の皆様、大変お待たせしました。これよりオークション最終日を開催したいと思います。」
会場からは儀礼的な拍手が起きた後、犯罪奴隷からの出品が始まったわ。
最初は、窃盗何犯とか殺人何犯とか出るから獄卒の長だった私として、色々と疼いて抑えるのが大変だったわ。
その後は、何処其処の戦で、負けた側の兵士長から始まり、最後は何何将軍とか出品されていたけど無視したわ。
次は、借金奴隷で、最初はソーマの説明通りに男性から出品され、次は女性が出品されたわ。
「次は、両親の借金が返せず奴隷となった娘で、金貨5枚からです。」
「金貨6枚。」
「金貨7枚。」
「金貨9枚。」
「あら、綺麗な娘ね。」
「……あのバカ! 金貨20枚だ!」
「ソーマ?」
「……金貨20枚です。他に居られませんか? ……居ないようですので、11番に金貨20枚で落札です!」
「キサラ、悪ぃ。」
「後で、説明して貰うわよ。」
「分かっている。」
その後は、借金奴隷の出品が終わり、次は特殊奴隷となり、男性の出品が終わり、いよいよ最後の女性の特殊奴隷の出品が始まったわ。
「お待たせしました。これより女性の特殊奴隷の出品が始まります!」
「「「「「「「「「「おおー!!!」」」」」」」」」」
……うわっ!
凄い盛り上がりね。
「王都のオークションもこんな感じだよ。」
「そうなの?」
「ああ。」
貴族の爵位で言うと、男爵家令嬢から始まり、次は子爵家となり、最後は侯爵家令嬢の三女が出品されたわ。
……仮にも特権階級の少女が出品されるなんて、正に人生波瀾万丈ね。
そして、オークションは終了したわ。
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