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ブレイブス  作者:
2/2

天界編

勝ちたいなら…戦え…!

…ここは

……そうだ。オレは死んだはずだった。

なぜここにいる?ここはまさか…

「そうさ。ここは天界だ」

ッ…!男はオレにそう話してきた。

死んでも尚オレは戦わなければならぬとは…。しかしそれが宿命なら受け入れるしかない。


「いいだろう。かかってこい!」


しかし男は次の言葉を繰り出す。

「やめておけ。お前はオレに勝てない」

「なぜだ!?」

「何故かだと?クククッ…それはオレが天界の使者だからさ」


…男は天界の力を持っているらしい。だがそれでもオレは負けるわけにはいかない。


「絶対負けないからな」


オレはそう強く言った。しかし男はオレの上をいってきたんだ。


「無理だと言っている。不可能だ。お前はオレに敗北し泣き喚く未来しかない」


…男はどうやらオレをナメているようだ…ふざけるな‼︎

もうオレは我慢できなかった。オレのパワーを見せてやる!


「そう言うのはオレのパワーを見てからにしろ」

「何…?」


オレは男に赤色のパワーオーラを見せた。赤は情熱の色だ。さらなる成長が待っている!


…しかし次に男から出てきたのはオレの心を切り裂く言葉だった。


「オーラなどに興味はない」

「!?」

「オレを倒せなければそんなものは何の意味もない」


……オレは男に呆れた。呆れたんだ。

…オーラはパワーなんだ。否定されるいわれはない。

それなのに男はオレのパワーを否定する。


「…ならもういい。直接お前にパワーを見せてやるよ!」

「こい」


オレは大連撃を男にかまそうとした。男は身を引く。

「おのれ…」

「どうだ!これがオレの力だ!」

そうだ。何を忘れていたんだ?オレは強い…‼︎

こんな野郎にオレは負けないんだ。

「オレはまだやれるぜ。アンタ!」


…しかし…

「そろそろこっちの技をお披露目しよう」

「何…!?」


男はついにオレに攻撃的になる…。冷や汗が吹き出し青ざめた。体に傷がつくのは嫌だ…。


「いくぞお前」

「ッ…」

男は炎、氷、草を操りけまりのようにオレに飛ばしてきた。


「よっ…ほっ…とっ!」

「ぐあああ!」

その属性弾はオレの体を焼き尽くした。


「…うわああ…」


オレの体は完全にボロボロになってしまった。ナメていたのはオレの方かもしれない。男は強かった。やはりオレに天界はまだ早いのか…?


完全に諦めモードになってしまったオレは消されるしかない存在になってしまった。…そんな時、オレはオレの言葉を思い出した。


『オレは強い』


ッ…!!…そうだ。オレは強い。最強なんだ。ここで必ず勝ってやる!オレは覚醒した。


「バカな」


「いくぞ!勝者はオレだ!!」


ついにバトルモードになることができた。このバトルモードは敵を完全に潰すことのできるモードだ。

オレはこいつを使い、男を消し去る!


「…まだ諦めないのか…」

「ああ。オレは新たな段階に目覚めた。もうお前に負ける事は無い」

「…クク」

「ッ」


なぜだ。なぜ男は笑っている?オレに潰される未来は確定しているはずだ。なぜならオレはバトルモードだから。…でも…まさか…


「残念ながらお前のモードはすぐに期待できないモノとなる」


ッッッ!?


「ハァァァ!」


男の胴体から腕が4本。頭からは2本生えた。

「バカな…!?」

「これがオレの力だ…オレの進化だ!」


なんと男は第二形態へと進化したのだ。繭が蛹に、蛹が蝶になるように完全に変体した。


「オレは天界の使者だ…キサマのようなタダの人間に敗北するわけがないだろう」

「くそっ…終わりなのか…?」

「そうだ。お前は死して尚、また死ぬんだ。今度こそ完全なる死をくれてやる」

「ち…ちくしょう…」

「死ね!」

…オレは巨大な爪で真っ二つにされてしまった…。


オレはまだ諦めない

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