7.自分のステータスを見てみよう
「〈鑑定〉で順番が変わりましたが宮廻様、ステータスオープンと言ってくださいますか?」
「定番だね・・・ステータスオープン。」
そういって目の前に現れたウィンドウには俺の情報が出てきた。
名前 : 宮廻 翼(17)
職業 : 高校生
称号 : 休息の女神の勇者
加護 : 休息の女神の加護(鑑定・アイテムボックス・成長・言語変換)
Lv : 1 (0/10)
HP : 30
MP : 0
STR : 35
VIT : 10
AGI : 25
MID : 20
LUK : 50
スキル :
装備 : 学生服
こんな感じだ。・・・女神様、強すぎぃ。それで加護の欄にあるのが俺のチート能力だろう。〈アイテムボックス〉と〈成長〉か。
「アイテムボックスに言語関係は定番だよな。で、〈成長〉ってなんだ?」
「はい。〈アイテムボックス〉は容量無限で時間の流れもアイテムごとに決められるタイプになります。ただし、生物は入れられません。使い方は入れる時は視界に収めて念じる、出す時は出そうと思うか、リストが出ますので選択してください。」
独り言のつもりだったがクオリア様が説明してくれた。いやでもこれ大当たりだな。さすが数々のラノベで猛威を振るう〈アイテムボックス〉様。運送役でこき使われそうだから、できるだけ隠すべきだな。まぁラノベ知識がどこまで通用するか知らんけど。
「〈成長〉はレベルアップ時に各能力値にプラス50のボーナスを得られます。」
「え?・・・それだけ?」
「えっと・・・はい。・・・すみません、こんなのしか渡せずに。」
また涙声になってる!?
「いや・・・えっと・・・う、うれしいよ!!ありがとうクオリアさん。」
「ぐす・・・本当はもっとすごい能力もあるんです。でも私が渡せるのは・・・。戦いの神なら目で追えない位の攻撃を繰り出す能力とか、魔法の神なら誰も想像出来ないような魔法を生み出せす能力とか、渡せるんですが・・・。私は休息の女神。戦いとは無縁の、寝具を作る事しか能のない女神なのです。」
これも秘密にしないとな。でも女神にもコンプレックスとかあるんだな。最初は美しさと可愛さが同居している神秘的な美少女だったが、今目の前にいるクオリア様は何というか・・・普通の女の子に見えた。




