表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
9/79

008

 森を歩くこと2分。

 なぜこうなった?


 リザードマン3体と鉢合わせてしまった。



「おら!」


 キン!


「矢が来るぞ!」


「――――アイスアロー!」


 コルの放った魔法は、矢を打つリザードマンに命中するも倒れない。

 敵は弓を使うリザードマンが1体、槍を持つのが2体いた。


「槍相手は戦いずれぇ!」


 俺は苦戦中だ。

 槍持ちを1体と交戦しているんだが、リーチが長い相手の方が有利だった。

 上から剣を振りかざすが、両手で槍を持ち防がれる。

 そこで、俺は力を加える。

 槍は木製だったので、力を加えれば折れるかもしれないと思ったのだ。

 予想通り槍はバキバキと音を出してきた。

 そこで、体重も加える。


 バキッ


 折れた!


「うおりゃ!」


 そのまま斬りかかる。

 リザードマンは折れた槍をとっさに離して後ろに下がろうとしたが、俺は体重もかけていたんだ。前のめりになった体を1歩進め2撃目を放つ。

 スバッとリザードマンを両断した。


「うし。次!」


 フェルの方に向かおうとすると、そちらのリザードマンもちょうど粒子になっていた。


「シャー」


 息の漏れるような声を上げ、弓のリザードマンも消えていった。

 兄妹が倒したみたいだ。


「よし! ここは危ない。早く森を出よう!」


 焦った様子でロダが言う。

 俺もそう思う。

 俺たち4人は、急ぎ足で森を抜けようとした。しかし、そうさせてくれなかった。


「危ない!」


 俺はとっさに叫んだ。


「えっ?」


 先頭にいたロダが後方に飛んで行った。

 いや、飛ばされた。


「ぐはっ!?」


 ロダは木にぶつかり止まる。

 ロダから見て視界の外からの攻撃だっただろう。俺ですら茂みの奥から腕だけが見えた。皮膚の色が緑だったため森の中に溶け込んでいたのだ。


「グルルル」


 低い音を鳴らしている。

 ロダを飛ばした正体はリザードマンだった。

 だが、姿が普通のとは違う。

 普通のリザードマンは人族の成人と同じくらいの身長だが、こいつはその2倍くらいありそうだ。それにダンジョンにいたやつはもっと褐色の肌だったんだが……。


「ま、まさかっ!」


 フェルが震えた声を上げた。


「フェル! どうした?」


「こ、こいつ、特異個体かもしれねえぞ!?」


 フェルは額に汗を大量に掻いていた。

 オーク戦のときは、そんなことはなかったというのにだ。


「リザードマンとのランクが違う! 俺たちじゃかなわないかもしれない。リーダー指示はあるか?」


 ロダに目をやるが、ロダは顔が引きつっていた。


「ダメそうだな……」


 フェルはそう言うと指示を飛ばす。


「コウ! コル! 逃げるぞ!!」


「ダメ! 周りにリザードマンがいる!」


 周りを見ると6、7体のリザードマンが少し遠くから俺たちを囲んでいた。


「やばいぞ……」


「ああ」


 まだ相手には動きがないが、これからどうなるかわからない。


「コル、周りの敵を凍らせて動きを封じられるか?」


「そんな魔力もうないわ」


「何体くらいならいけそうか?」


「……3体かしら」


「わかった。……じゃあ後ろ左側方面の3体を凍らして、ロダを連れて逃げれるか?」


「行けると思う……」


「じゃあ、そういう作戦で」


「でも2人が――」


「グラァ!」


 特異種のリザードマンが動き出した。


「やってくれ!」


 フェルが叫び、コルは詠唱を始める。


「悪いなコウ」


 話の流れからわかる。ここを俺とフェルで食い止めろってことだろ。


「気にするなって」


 俺とフェルは向かってきた特異種に目を向け武器を構えた。


「――――ブリザード!!!」


 コルは魔法を唱えロダの方に向かう。


「お兄ちゃん!?」


 コルの声が聞こえ一瞬振り向くと、ロダは凍らしたリザードマンがいる方と反対側に走り出していた。


「あのバカ! コウ1人で抑えられるか?」


 ここで無理と言ったら全滅だろう。


「……死ぬ気でやってやるよ」


「ほんと悪いな。帰ったら何かおごるぞ」


 フェルはコルの方へ走って行った。


 ……やばいな。

 今こそジャンさんに教わったことを生かすとき!



 ----



「ロダ待てっ!」


 ロダを追って俺とコルは走っていた。


「あっ!? フェルドさん! 後ろにリザードマンが!」


「なにっ!」


 後ろを見ると3体のリザードマンがいた。

 3体はコルの魔法で一時戦闘不能にしているから、周りにいたのは全部で6体だったのか? コウの所にいた奴を全員連れてこれていればいいが。


「魔法はまだ使えるか?」


「アイスアローならあと数回使えます」


「よし、俺はあの3体を倒すから、ロダの野郎を捕まえといてくれ」


 しまった、実の妹に兄のことを野郎呼びしてしまった。


「わかりました。……すいません」


 コルに謝らせたみたいになってしまったぞ……。


「……コルのせいじゃない。武器は何か持っているか?」


「短剣なら」


 魔法が使えなくなったときの武器を貸そうと思ったが、自分の使い慣れた武器が良いだろうな。


「わかった。あと頼む」


 俺は振り返り、リザードマンに向かっていった。

 先手必勝!


「――槍術、電連槍!!」


 俺の射程内に3体が入った瞬間、技を放つ。

 槍に電気をまとい、素早く連続で穿つ。


「はぁはぁ」


 やっぱりこの技は疲れるな……。

 2体は倒せたが、1体仕留めきれなかった。しかし、ダメージは与えている。


「動きが遅いぞ!」


 槍で薙ぎ払い残りを片付ける。


「はぁはぁはぁ――」


 コルのところに向かわなくては。

 俺は走った。



「どこだ!」


 見渡すが誰もいない。草木が生い茂っていて見渡しも悪い。


「――るな、あっちへ行け!」


 そんな中、声が聞こえた。ロダの声だ。

 声のする方に向かう。

 行く途中、弓を持つリザードマンが倒れていた。

 氷が刺さっているが、仕留めきれなかったのかまだ生きているようだ。

 そいつを仕留めて、素早く声の方へ向かう。


 リザードマンが1体ロダに詰め寄っていた。その近くで、コルが片手に短剣を持ち、膝を突いて苦しそうにしている。

 魔力切れか!

 リザードマンはじりじりとロダに迫っている。


「ひぃぃ」


 ロダは情けない声を出していた。

 リザードマンは立ち止り、手に持っている石の斧をロダに向かって振りかざした。


 やばい! 俺の足じゃ間に合わない。

 クソ野郎でも死なれるのは困る。

 俺は槍を投げようとした。


「ダメ――!!」

 コルが叫びに俺は体が一瞬硬直した。そのせいで槍を投げるタイミングを逃してしまった。

 コルは叫び、ロダに覆い被さった。

 その時、斧が振り下ろされた。


「がはっ」


 コルは背中に斧が直撃して血を吐いた。


「うらっ!」


 俺は槍を投げずに、近づいてリザードマンを刺し殺す。


「コル大丈夫か?」


 治癒魔法を使うが、ちょっとした切り傷しか治せない俺では意味がなかった。


「はっ、あわわわ」


 ロダはコルが庇ってくれたことに今気づいたのだろう。目を白黒させている。


「ロダ! お前兄貴だろ! 妹に庇われててどうする!」


「コ、コル。だ、だいじょぶか……?」


 体を触り確かめているみたいだ。


「そんなことしている暇が合ったらさっさと森を出るぞ。コルはまだ死んでない。早く町に帰れば助かるんだよ!」


「は、はい」


 怯えた様子で俺に返事をする。

 ロダにコルを抱えさせ、コルになるべく負担がないように運ぶよう言い、俺たちは森を後にしようと移動を開始した。


「こっちだ!」



 俺たちは森を走り、途中、目印となる赤い紐を見つけ、なんとか森から出ることができた。





「あとは1人で行けるな。コルの命がかかってるんだ、油断するなよ」


「フェルドはどうする気だ?」


 どうする気だと!?


「コウを助けに行くに決まってるじゃないか!!」


「あんな化け物に勝てっこないって! 一緒に戻ろう!!」


「バカか! あいつはな、お前を逃がすために1人で戦っているんだぞ! お前がな、1人で行動しなければみんなで帰れたかもしれないのに。お前のせいでな!!」


「……すまない」


 ロダはシュンとしている。自分の犯したことに気づいたのだろうか。

 出会った当初はこんな奴だとは思わなかった。


「フ、フェルさん、お、にいちゃん、がごめん、な、さい。コウさ、んを……」


 コルが苦しそうに口を開いた。


「わかったから、無理するな。ロダ早く行け」


「は、はい」


 そう言ってロダは町に向かって行った。

 ロダが走って行くときに、コルごめん。と言う声が聞こえた。


 コウ、今から行くぞ!

 俺は森に戻って行った。



 ----



 ……くそ、攻撃が全然効かねえ。


 このリザードマン特異種は、片手に木の槍、片手に木の盾を持っていた。

 俺は槍の攻撃を剣で受け流し相手の懐に入るが、そこで盾に防がれてしまい、さっきからずっとダメージを与えられないでいる。


「あーもう、やばいな……」


 周りのリザードマンはフェルたちの方へ行ったのだろうか? 動きを封じられていた奴らも、もういなかった。おかげで、敵の援護がないのが救いだ。


「うらあっ!」


 俺は特異種に向かって走り出した。

 敵の槍が襲い掛かってくる。


「軌道が読みやすいんだ、よっ!!」


 襲い掛かってきた槍を剣で流し、外側の方向へと弾く。


「!?」


 敵は怯んだ。


「うっしゃ!」


 そのまま走る。


「ジャンさん直伝――剣術、一閃!!」


 走るスピードが上がり、横薙ぎに斬り払う。

 特異種の脇腹に届いた。

 入った!

 そのまま切り裂こうとするが、特異種は盾の側面でこれ以上の侵入を防いできた。


「なっ!?」


 力を加えるもスピードはもうない。

 この技は、素早く斬ることで威力を上げている技なのだ。受け止められたらそこで終わってしまう。

 入ったと思って油断した。やばい!

 特異種が俺の方に盾を向けそのまま盾で殴ってきた。


「ぐっ!」


 両手を前でクロスしてダメージ軽減を図ったが、痛いものは痛い。


「ごほっ」


 肺の酸素を出されたみたいだ。

 ……魔物って、スタミナ切れとか起こさないのか?


「そ、そろそろ限界だ……」


 あいつらも、もう逃げたよな。俺も逃げるぞ。

 特異種と相対しながらじりじりと後ろに下がるが、相手も同じ距離をたまったまま前に出てくる。


 ……逃げもできないのかよ。後ろを向いたら一刺し貰うだろうな……。

 逃げられないならやるしかねえよなぁ。


 俺は前に走り出す。

 敵の槍を剣で受け流す。流された槍を横に振るって攻撃してきたが、それも姿勢を低くして避ける。盾を前に構えてシールドバッシュをしてくるが、それも左に転がり避ける。

 横をとった!


「――連、続、斬り!!」


 連で斜めに斬り下ろす、続で横に斬り裂く、斬りで斜めに斬り上げた。たった今、思いついた攻撃だ。


「グルァァ!!」


 3撃目で盾を持っていた右手を切り落とせた。

 ついに大きいダメージを与えられたようだ。


「はぁはぁ。もう体力が」


 逃げよう。

 そう考えた時だった。


 槍が俺目掛けて飛んできた。

 怯まねぇのかよ!?


「くっ!」


 転がってよけようとするが、左足に槍が刺さった。


「ぐぁぁぁ!!?」


 貫通はしなかったものの、痛みが尋常ではない。

 痛い。やばい。俺は死ぬのか?


 特異種は俺に刺さった槍を手元に戻し、体勢を整えている。

 俺はもう素早く動けない。

 剣を杖の代わりにして立ち上がり、その剣を構える。


 痛いなぁ……。

 倒れた状態で、片足を庇いながら敵の槍を流す。


「…………」


 どうしよう。受けてる一方じゃなぁ。

 なぜか視界がクリアになっていた。

 そういえば、どうしてこんなに受け流せているんだ? 敵の動きがさっきより遅いし……。

 走馬灯か? あれは、思い出も見るから違うか……。


 そんなことを考えながらも、攻撃を受け流している。

 ズサァー、ズサァーと槍と剣のこすれる音が響く。ピキッと変な音も混ざってきた。

 剣にひびが入ってきたな。んーどうしよう。

 その後、6回ほど受け流していると、剣が真ん中から折れた。


「うぉりやぁぁぁ!!」


 そして、特異種の後ろから大きな声が聞こえた。

 ドスンと音がする。


 特異種はよろけた。

 その隙を見て、誰かが俺の所に来た。


「待たせたな! 目をつぶれ!」


 フェルがやって来てくれた。

 俺は言われた通りに目をつぶる。


「――――フラッシュ!!」


 目をつぶっていても眩しいと感じる光があった。

 リザードマン特異種の叫びが聞こえる。あの光をまともに受けたのだろう。


「肩を貸す。こっちだ」


 その場で槍を振るっているリザードマン特異種を尻目に見ながら、俺はフェルに右肩を借り、足を引きずりながらその場から離れた。



 ----



「助かった」


 息を切らしながら俺はそう言う。


「俺たちもだよ」


 あの兄妹は、何とか森を出たことを教えてくれた。


「コルが攻撃を受けて重傷だが、ロダが町まで送ってるから大丈夫だろう。それよりコウ、足は大丈夫か?」


「地面につけると痛いかな。あと、熱いな」


「血が結構出てるぞ」


「あー……。グロいの見たくないからな」


「な、じゃねぇよ! ほっておくと足が使えなくなるかもしれないぞ」


 バイ菌が入るのはよくないな。


「でも、治療道具持ってないし」


「俺がやってやるよ。周り見とけ」


 フェルは包帯やらを出して応急処置をしてくれる。


「悪いな……」


「俺たちの方こそだ。コウを1人にしなければ怪我もせずに済んだのに……」


「コルも怪我しちゃったんだろ? ならフェルが行かなければ2人ともやられていたかもしれないじゃないか。それだったら怪我くらい安いものだ」


 ロダが無傷なのはなんか嫌だが、死なれるよりはいい。と付け足す。


「よし、これで大丈夫だろ」


「痛みは変わらんよ?」


「治療じゃないからな」


「そか、ありがとう」


「おう、じゃあ行くぞ。腕を貸せ」



 それから、他の敵に襲われることなく森を抜けることができた。


「森から出れたー!」


「よっしゃー!」


 2人同時に草むらに倒れ込んだ。


「実を言うと、俺もいっぱいいっぱいだったんだ」


 フェルは仰向けになり話し始めた。


「コルとロダを助けるときも、ここを乗り越えればもう大丈夫だと言い聞かせてさ。それから、コウを助けるときだって死も覚悟した。あそこでコウがあいつにダメージを与えていなければ2人でやられていたかもな」


 フェルは笑う。


「でもさ、何とか逃げ切れた。命を落とすかもしれない戦いは初めてだったけどさ。正直怖かったけどさ、なんとかなった」


 言いたいことは何となくわかるぞ。

 フェルが喋ろうとするが、その前に俺が喋る。


「フェル、お前が来てくれなければ俺は死んでいたと思う。ありがとう。そして、無事じゃないがみんな帰って来れた。良かったよな」


「ああ」


 俺たちは拳をぶつけ合った。


「おい! あそこに人がいるぞ!」


「本当だ! おーい!」


 町の方から誰かが来たみたいだ。

 5人の人たちが俺たちの方へ走ってくる。


「おめぇら大丈夫か?」


「はい、なんとか」


「ひでぇ怪我じゃないか。治癒魔法をしてやってくれ」


 話しかけてきた男は魔法使いに頼んでくれた。


「あいよ。にいちゃん、完治させると魔力を結構持っていかれるから止血だけで勘弁な」


「それだけでもありがたいです」


 治療をしてもらう。


「そうそう、この森に特異個体が出たと聞いてきたんだが、どこいるかわかんねえよな」


「ダンジョンに行く道の途中にいましたが、今はわからないですね」


「……もしかして、あの兄妹とパーティ組んでいたのはお前らか?」


「コルとロダか?」


 フェルが答える。


「確かそんな名前だったはず」


「そうですよ」


 俺が答えた。

 まじかよ! と男たちが言う。


「良く逃げ切ったな。もうダメかも知れないと言っちまったよ」


「あの兄妹は、絶対生きてるって言ってたけどな」


 魔法使いは、俺の治療を終えそう言う。

 がははと笑い男は答える。


「そうだな。よーし、おめぇらゴブリンの次はリザードマンだ! 行くぞー」


 男たちは各々返事をして森に入って行った。


「……行ったな」


「騒がしかったな」


 服装からも思ったが冒険者の人たちだった。さっきのリザードマンを倒しに行くみたいだ。

 ロダの奴、ちゃんと報告してくれていたんだな。少しだけ見直したぞ。


「さてと、帰るか。足はどうだ?」


「血は止まってるな。痛みもさっきほどではないが、動くと痛い」


「肩貸すぞ」


「悪いな」


 俺たちは町に向かってゆっくりと歩き始めた。



「魔法って凄いな」


 道中、俺は話し出す。


「どうした、いきなり?」


「いやー。魔法は凄いよ」


「コウだって使ってるだろ?」


「……ここだけの話、俺は攻撃や回復魔法を使えるほど魔力がないんだよ」


「ほう」


「だから、フェルみたいな槍術的なこともできないし、羨ましい」


「別に槍術は魔力を使わなくてもできるぞ」


「だよね。魔力がないと……えっ!?」


「俺は魔力を使って雷を武器に乗せているから、使うだけであって、無属性ならスタミナだけで使えると思うぞ」


「ほんとか!?」


「ほんとだ」


 ということは、ジャンさんから教わった技もスタミナ使ってたのかな。体力作りはどこでもやっておけと言っていたが、そう言うことだったのか。そういえば、さっきも一閃を使ったら一気に疲れた気がしたしな。


「うっへっへ」


「っ! ……気持ち悪いぞ」


 フェルに何か言われたが、俺は気にしなかった。


今回、コウ→フェルド→コウと視点が変わります。

わかりにくかったでしょうか……?


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

この作品はリンクフリーです。ご自由にリンク(紹介)してください。
この作品はスマートフォン対応です。スマートフォンかパソコンかを自動で判別し、適切なページを表示します。

↑ページトップへ