猫、初の大規模戦闘を経験する
注)
一応、戦記モノを書いている作者ですが、戦闘シーンの描写が壊滅的に下手です。
「まぁ、ギャグ要素の方が強いからニャ…」
読みづらいと思いますがお付き合いの程、よろしくお願いいたします。
「お願いニャ!」
初めてかもニャ?これだけ魔力練ったの…
「モニター確認、
数12000、規模10k㎡」
短時間によくこれだけ集めたニャ…
とりあえず、〈人間〉を時間が止まった状態で結界の中に閉じ込めるニャ!
「〈対象〉現状で悪魔と判る者以外、時空間結界展開!」
ふう、これでひとあんし
「ヴャニャッ」
ゴーーーッ、ドガーー----ン
フールカス
…思ったより多いな
このクラスの軍を10秒足止めは難儀だぞ…
…ウァサゴはガープ等を呼び出した後、動きを止めた
…そう言う事か
甘いな…、しかし、それをやって無傷なのだから何も言わん
…私は私の仕事をするのみ!
「…槍技ゲイボルグ!」
本物より殺傷力は劣るが確実に視界に入る前線の兵士の機動力を殺ぐ
「…流石に72柱は止まらないか」
…そろそろ10秒か
軍隊が一瞬で消える
「…さあ、私の相手は誰だ」
1人づつ逝きます
アツユ
「久々に呼ばれて暴れられる思ったら…
鳥2匹か…
吾にも回すのじゃ、セーレ…」
フールカスはぶつぶつ言っておるし、主はすぐに消えるし…
とりあえず焼き鳥じゃ!
ガァ――――――
ぬ、流石に主が吾に任せるだけはあるか…
羽が少し焦げただけか……
「そこの白黒鳥!名をなんと申す!」
「「へー、珍しい生き物だね、僕達はハルファス・マルファス。よろしくね」」
「…よろしくなのじゃ」
スピードはありそうじゃな…こちらも人型で行くかの
アツユはテンテンモードで空中戦を始めた。
セーレ・ガープ
「閣下…無茶です…
でも、命令は絶対!なんとかします!」
悪魔にだけ当たる確率100%!
「ライトニングショット!
ガープ!今攻撃の当たった奴、残らず軍から離して!」
「わかった!」シュン
1,2,3,4,5
全部で5人!
あ、軍が消えた…
悪魔も1人少ない…
かなり精巧に人化してたか…閣下が一緒に連れてくなんて…
「ガープ!」
シュン「なんだ、セーレ」
「4人の悪魔は?」
「今、フールカスが対峙しておる、すぐ行くぞ!」
「わか」シュン
シュン「った、って…
結構豪華な面子ですね…」
「じゃろ?とりあえずワシは2匹貰うぞ」シュン
フールカスも1人取って行っちゃった…
?「久しぶりだな、セーレ」
「久しぶりだね、バルバトス
まさか敵同士で会うなんてね」
「先の大戦以来だからな
戦友でも手加減はしない」
見た目は服を着たランボー。右手にM16、左手にMP7、体には弾倉や重火器がビッシリ。
「早速だが、3回ほど死んでくれ」
ガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガガドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドドガガガガガガガガガガガガ
「はぁ、はぁ、はぁ、流石戦争のプロ
ガープと鍛えてなかったら死んでたよ」
実際、ガープほどではないが瞬動が出来るようになっていた。+持ち前の【運】で神級クラスの弾幕と射撃をかわす事が出来た。
「……、前のお前なら消せたんだがな…
なら、近付いて殺るだけ」
「くっ、」
は、早い!
バルバトスこんなに接近戦出来たっけ?!
「不思議そうだな
1万年は鍛えたからなっ!」
いつの間にかブローニングとナックルに装備を替えたバルバトス。銃撃は勿論、銃そのものでの打撃・防御、ナックルでのパンチ、そしてキックと
まさに格闘技(ガンカタ?)のように攻撃してきた。
少しヤバいかな?
ガープ
「どれ、遊んでやるかの」
「余裕だな、魔王ガープ
俺はお前を倒し、ウァサゴを倒せるって考えるだけで
ゾクゾクワクワクだ!ヒャッハー」
一般的に言えば頭が鳥の天使…って表現なんだろうが、木菟頭のペンタゴン。
ダックを組むのは…
「ガープ、再び迎えに来たぜ」
「ケルベロス…
もうストック減らしたくないんじゃ、遠慮しとくぞ」
ベリトの奴、なかなか活きの良いのばかり集めたな
ワシ好みだ!
シュン「フン!」
「ヒャー!気が早いな!
今、殺ってやるよ」
そして、目に見えない戦闘が始まる。
文章にすると論戦をしているみたいだが、実際には高度な物理的戦闘。殺戮が死んでも好きな2人(2匹?)は瞬時に対ガープの戦闘態勢。絶えず動きながらの後の先狙い。
一緒に動き瞬動のキレを鈍らせ、テレポートで現れるであろう所を戦闘狂の勘で叩く。
1対1ならガープに分があるが、2対1なので流石にガープも決定打を射てずにいた。
「なかなか頭を使った闘い方じゃな」
「ヒャッ!馬鹿じゃ殺しは出来ないのさ
ヒャー!」
同じ72柱じゃ…いつまで持つかのう
フールカス
「…同じ騎士で相見えるとは…」
「興奮するか?戦闘狂。俺はガッカリだ」
「……理由を聞いておこうか…エリゴール」
「何の理由だ?
ガッカリな理由か?それはお前らの中で一番弱い奴とやらなきゃいけないから
ベリトに付いたのは
何もかも気に入らないからだ!」
蝙蝠の羽を生やした黒馬を駆け、槍を構えて漆黒の騎士が突っ込む。
フールカスも馬を駆け、槍でチャージ。
ギャィン!
「じゃ、そろそろ本気出そうぜ
オーディン」
「………ロンギヌス…」
ウァサゴ
「ニャ~、危ないニャ、ベリト…」
「なんで私が居るとわかった」
「なんとなくニャ~」
そニャ~、時間の止まった結界の中で攻撃されたら
ジョウタロウか、ベリト達の2択
違うニャ!
能力的に【時間】を持っている可能性がある奴ニャ。
で、人間に紛れる事が出来るのは人間か、人化に近い能力持ちニャ。
ベリトに付きそうな72柱の能力の中に人化は無いニャ。
となると、代わりが出来るのは【錬金術】ニャ
ザガンは今カトブレアに居るはずニャ。
で、デ○オか…
だから違うニャ!
「まあ、私1人だけではないから、安心しろ
暇潰しにはなるだろ?」
「随分と大掛かりな暇潰しだニャ?…
で、何しに来たニャ?」
「挨拶だよ、挨拶。
まだだったろ?元地球人」
「ほう、ご存知かニャ」
「まあな
では
楽しんで頂こう
まずは、リミットゴーレム」
約1万のゴーレムが動きだす。2千の兵は動かない。
「また、厄介な布陣だニャ?
前線意外はゴーレムと人間を混ぜてたなんてニャ…」
しかも、ゴーレムの素体の成分と魔力量を人間に合わせて作ってたニャ…区別し辛いニャ!
「流石!地球人!
人間を攻撃するのは躊躇うか?!
次行くぞ
バラン、グレモリー
新魔王のウァサゴ君が攻撃するのを手伝って上げなさい」
「「了解」」
あちゃ~
何人かは時間使える奴居るかニャ~って思っていたけど、こんなにいたとはニャ~
セーレタイプの【予知】とこいつらの【時間】…
知識じゃ区別するの難しいんだよニャ…
あ、レイバーが動かニャい…
畜生…結構手入れして気に入っていたのに…
レイバーの仇!
【重力】…持ってニャいから擬きで攻撃ニャ~
「エアプレッシャー!×100万倍ニャ」
ベリト達3人は流石に耐えたが
ゴーレムはしっかりペシャンコになってくれたニャ
で、2人が突っ込んで来るわけね、
ニャ~も~
面倒臭いニャ…
「【召喚】!
アスタロト!
&
ルシファー!」
こいつらに説明する手間を省くニャ!
アスタロトは
フライパンを持って
三角巾&エプロン姿で
ルシファーは
眼鏡を掛け
左手にコーヒー
右手にペン
椅子に座ったまま
チュドー―――――――――――ン!
に、ニャ無阿弥陀仏…
チーーン
「「… ウ ァ サ ゴ !!」」
し、知らんニャ…
「バラン! グレモリー!
元上官の2人のお出ましだ
一旦退くぞ」
「「逃がすか!」」
「まだ、その時じゃ無い
マルファス、退くぞ」
ブォン ブォン ブォン
「………」
「………」
「……(ヤバいかニャ…)」
ホローレチュッチュパーレロ!
「…や、やぁ、お二人さん
い、今治すニャ…
リバース
これで元通りニャ」
コントみたいな頭並んでたら…吹き出しちゃうニャ
「説明しろ、ウァサゴ…」
「そうだね…、事と次第によっては…」
ボキボキボキ
ボキボキボキ
キャー、二人共怒ってらっしゃるニャ~
「実は、カクカクシカジカ ニャ!」
「「………、
わかるか!」」
ごもっとも
「実はニャ~
3ばかの陰でベリトが挙兵を企てててニャ~
それも、天界に」
「……それは本当か?」
「ニャ?ルシファーよりアスタロトの方が反応したニャ?」
「……
これでも一応管理職なんだ
ここ魔界の」
ほうほう
「表向きはあの3マヌケ+ガープに支配させておいて、陰で冥界とここのパイプ役って事かニャ?」
「ああ」
どうりで派手に動かない訳ニャ
「で、その上司のルシファー君は?
知ってたのかニャ?」
「ごめん、
もう一度言って
仕事で頭がいっぱいで…」
ああ、喰らう前から頭は煙が出てたのかニャ~
ウーエカラーマリーコーサディスティックナーヤツメー
「…わかった、
彼は元々先代サタンが直接スカウトした真面目な子だからね…
なんとなく、理由はわかったよ…」
おお、寛大な上司だニャ~
「そこで、ぼくから提案なんだが…
ウァサゴ…
あのアホ3(スリー)に責任持って仕事させてくれないかなぁ、生死は問わないから♪」
…全然寛大じゃ無い、むしろネチネチ陰湿だニャ…
ま、面白そうだから
「わかったニャ!
で、ニャんで僕ニャ?」
「アスタロトは中間管理職(パイプ役をいい事に気儘に色んな所に遊びに行ってるけど)だし
ぼくは動けないから(お前らが仕事真面目にやらないから、どんどん書類が貯まるんだよ)、
で、新魔王のウァサゴ君にお願いだ!(これでやっと五芒星陣が完成だ…たく、アスタロトもバールも逃げやがって…四方陣で大丈夫って?中国かぁ?ここは!なぁアスタロト?)」
「「………」」
含みが多過ぎるニャ…
ルシファーを呼ぶのは控えようニャ
「…わかったニャ…
何で僕が新魔王なんだ?とか突っ込まないニャ」
「…ウァサゴ君、
私に出来る事は何でも手伝うよ!」
アスタロトも必死だニャ…
「じゃ!そろそろ返しちゃうニャ!」ブォン
ルシファーはまた仕事場に逝きました
「ある意味…怖い悪魔だニャ…」
「ああ、あの性格のせいで堕天させられたって専らの噂だ…」
大変だニャ~
「じゃ、そろそろ戻すニャ」
「ああ、今度は
作業中は勘弁してくれ」
「善処するニャ!」
ブォン
知らんニャ!他人の行動なんて!
「さあて、うちの四天王は大丈夫かニャ?」
結界か~いじょ
おぉ、なかなか暗い顔つきニャ…
「どうだったニャ?」
「いきなり逃げ出したからのう、
まあ、気持ち的には0勝2敗2引き分けじゃな」
うん、アツユは元気ニャ
アツユがいなかったら暗くて暗くて、スポットライト創造する所だったニャ!
「で、
もう1人の引き分けは誰ニャ?」
「ワシじゃ、ウァサゴ」
やっぱりですかニャ
「腐っても魔王って所かニャ?」
「タイマンなら勝てたんじゃがな…
すまんな、1匹も減らせんかったわ!」
ガープで勝てないと……
「ちょっと待つニャ…今状況を確認するニャ」
テッテレ~
タイムテレビ~
アールヒトツゼン、フタリダマールノー
「…対戦相手との相性、悪過ぎるニャ~」
フールカスが本物とか、現代兵器を使う奴がいるとか、転移はハルファスの方がやってたとか…
突っ込みどころ満載なのは放置!
修行させる?
断るニャ!
「まあ、それぞれに必要な対処法は教えるがニャ~
2人が戻り次第、一旦城に戻るニャ」
修行は勝手にするニャ!
それよりも今は…
3ばかの有効利用ニャ!
程無くして2人が帰還。
やはり、サンウッドは挙兵に直接関与していなかった。
サンウッドは王政ではなく、評議制で政治を行っており、
その評議員の何人かが洗脳・殺害により挙兵したとの事だ。
本来なら国際問題に発展する所だが、ウァサゴが強制的にもみ消した。
《方法》
関わった国はサンウッドとサラマンだけなので、
サラマンに精霊王と2人で乗り込み害はなかったはずだから気にするな、と脅しをかける。
サンウッドには兵士と評議員を無傷で返し、
ヤる?って聞いたら勇者や自由騎士とか出てきたので、
ヤる?って聞いたら震え出したので今回は無かった事にしようって言ってたら快諾しました。
一応、中央が騒ぎ出したら黙らせておいて、ってカインの友達(仮)に命令していた。
「1日かかったニャ~」
さすがに疲れたニャ
夜
「じゃ、寝る前に一応色々伝えておくニャ」
城の会議室には
オズ
サクヤ
カイン
フールカス
アツユ
ガープ
セーレ
「オズは直接関係しないがニャ~状況把握しといてニャ」
頷くオズ
「フールカスはアンドラスとヤるニャ
またヤるならこの中で一番強くなるニャ」
神殺しに勝つなら、神より強くニャいとな
「ガープはタイマン以外は複数で戦うニャ、異論は認めないニャ」面倒臭いニャ!
「セーレはサクヤと組んで剣技を磨くニャ、対戦時も組ニャ」接近戦がまだまだニャ
「アツユは人型時ブレスを吐けるかニャ?
「否」
じゃ、人型時の攻撃力を上げるか、普段のスピード上げるかどっちかニャ」この中で一番破壊力あるからニャ…鍛える必要ないんだがニャ…
「以上ニャ、僕はこれから3ばかを有効利用する準備をするニャ」
さぁ、お仕置きの仕上げニャ
《続・適当な紹介》
ムールムール
72柱 天界侵攻軍 猫密偵
元天使の音楽好き。別名音楽の魔人
ザガン
72柱 天界侵攻軍 猫密偵
見た目牛に羽生えた悪魔。錬金術が得意
ベリト
72柱 天界侵攻軍リーダー
錬金術・時・その他
真紅の甲冑に身を包んだ騎士風悪魔。嘘つきとされているがその真実は…
バラン
72柱 天界侵攻軍幹部
時・その他
竜騎将ではなく、見た目は腕が4本の阿修羅男。完全に姿を消す事が出来る。本来、位も能力もベリトより上なのだが…
グレモリー
72柱 天界侵攻軍幹部
時・愛・その他
数少ない女性悪魔の1人。ベリトに惹かれ着いている。
(ベリト死ねばいいのに)
バルバトス
72柱 天界侵攻軍
銃火器担当。某乱暴と同じ戦争のプロ。
アンドラス
72柱 天界侵攻軍
破壊・その他
殺戮大好き、戦闘狂。鳥頭の超人米国防総省。(黒穴と組ませるか…)
ケルベロス
72柱 天界侵攻軍 地獄の門番
仕事を兄弟オルトロスに押し付け、従軍。殺戮大好き黒ワンコ
エリゴール
72柱 天界侵攻軍
黒天馬に乗った騎士。実は神殺しロンギヌス…
ハルファス
72柱 天界侵攻軍幹部
創造・転送・その他
白い鳥。マルファスと対。転送は制限・際限無し。何気に反則級。
マルファス
72柱 天界侵攻軍幹部
創造・テレパス・その他
黒い鳥。テレパスが地味に反則級。
これ位説明すれば、皆わかるかニャ?って
作者…シリアスバトルシーン書き過ぎて頭パンク気味だニャ…
《予告紹介》
レラジェ
72柱
アスタロトの部下。弓が得意。名も無き魔弓と毒矢を愛用