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女神は死神(仮)へ再就職希望しましたっ!  作者: き・そ・あ
第1章 死神さんと運命の女神と
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9 お茶とは・・・。

 死神教会の中は、見た目通り綺麗だった。


 もしかしたら、普通の家よりも綺麗なのかもしれない。

 玄関を入ると、中は赤い絨毯。廊下には花台に花が飾られていて、まるで気分は小さなお屋敷にいるみたい。

 1階にある扉には応接室。と書かれた部屋があり、レアはそこへ連れて行かれた。


「あの、・・・今日は面接の日程を聞きに来たんですけど」


「そこにいろ。茶くらいだしてやる」


 バタンッ!


 応接室にレア入れると勢いよく扉を閉めて廊下を歩いていってしまう。

 その姿に驚きはしたけど、死神だし、普通の神様とは違うのかな?とため息が出てしまう。


(どうしようかな・・・)


 応接室には椅子が何脚かあって、本棚には本がびっしり!。

 どれも読んだことないような難しそうなものばっかりだった。

 見ているだけで眠くなりそう・・・。

 一番近い椅子に座るとすぐにさっきのお兄さんが戻ってきた。


「もう少し待ってろ。まだ、時間あんだろ?」


「は、はい。一応、大丈夫ですけど・・・」


「これ、勝手に飲んでくれ」


 目の前のテーブルに銀色に輝くヤカン。

 丸い、取手のない小さいコップ?

 あと、緑の粉が入った入れ物。とスプーンが1つ。

 

 え?・・・茶を入れるって、紅茶じゃなくて・・。つまり、これなに?


「何かあれば、そこの呼び鈴を押せばいい。」


「あ!、・・あのっ」


「なんだ?まだ何かあるのか?トイレは出て左の突き当たり。ほかの部屋にははいるなよ。」


「あ・・ありがとうございます・・・」


 呼び止めると、また不機嫌そうだった。

 ちょびっと、怖かった。

 ホントは、トイレの場所なんてどうでもよかったんだけど。


 バタンッ


 彼は部屋から出ていってしまった。

 どうしよう。このヤカン。

 緑茶が嫌いとは言わない。そういうんじゃないけど・・・。

 熱くてヤカンが持てない。

 しかも、お湯が限界値まで入っているせいで持つとこぼれそう。いや、これ、傾けたら絶対に溢れるでしょ。

 なんか、想像してた場所とちがうなー。

 いろんな意味で。

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