15.この世界について知りました
pv2000を超えました!ありがとうございます!
更新ですっ!
朝です。皆様おはようございます。新です。
というわけで、朝である。
俺は昨日と同じように、制服に着替えて、食堂へ向かう…
「おはよう、新ちゃん。」
廊下で神野と合流する
「おはよ〜、神野くん。今日もアホ面晒してるね」
「うん、朝から酷くないか?」
「気のせいだよ〜きっと」
「いや、ひどいよなぁ⁉︎」
「まあまあ、落ち着いてよ〜」
「おい、お前せいだろうが」
「ふふふ〜」
「ふふふ〜、じゃねぇ⁉︎」
神野をからかいながら食堂へ向かう
「おっ、おはよ〜石井くん、安井さん」
「おはよっ」
「おはよぉ〜」
石井があくびをしながら返事をする
「眠そうだな」
「いや、昨日の疲れが取れなくてね…」
「ははは、そうか」
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俺らは食事の後マルミュロの部屋に向かう…
「今日もまた、同じことやるのかなぁ」
「うわっ、まじか…ヤベェ」
「はははっ。神野くん、乙〜」
「こっちは笑い事じゃねぇーんだよ…」
「まぁ、拓巳がんばれ」
「おお…」
いつものようにくだらない会話をしながら、マルミュロの部屋に行く
「勇者様方、おはようございます。お待ちしてましたよ。」
「ああ、すまない。待たせてしまったな。」
「いえいえ、お気になさらず。では、今日も引き続き別れて訓練をしましょう。」
「おう、わかった。ところでシャパンはどこだ?」
「シャパンなら、昨日の部屋で待っているそうです。」
「そうか、んじゃあ、またあとでな」
「いってらっしゃーい」
「死なないようにね〜」
「おう…」
神野は部屋を出て行く俺も行こう
「じゃあ後でねぇ〜」
「うん、しんちゃんがんばってね」
「そっちもね〜」
俺は図書館へ向かう。
「カリーナおはよ〜」
「おはようございます。新様」
「早速なんだけど、この国とかこの世界についての本ってある?」
「ええ、今お持ちしますね。どのくらい持ってくればよろしいでしょうか?」
「とりあえず、5,6冊くらい持ってきて〜」
「わかりました。」
カリーナが奥に本を取りに行く
「こちらです。」
「ありがとう」
「いいえ。では、御用があればお呼びください。」
「りょーかいー」
俺は本を読み始める…2冊同時に
これは、並列思考を使いながら、完全記憶で覚えてるんだが。速読も使ってるから周りからは、ただパラパラとページをめくってるようにしか見えない。昨日カリーナに「本当に読んでいらっしゃるのですか」って、聞かれたから。テストしたんだけど、全部覚えてた。
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あれから、かれこれ4時間くらいずっと本を読んでる。
今更だけど、この世界の説明をしよう。
この世界の名は ”オービス” で、今俺らがいる大陸の他に、魔人が住んでるらしい大陸と、精霊が住むと言われている大陸がある。
ちなみに精霊の大陸は、何世代か前の勇者以来、誰も行ったことがないそうで、魔人の住んでるところに、魔王が居るらしい。
で、この世界は1日26時間で、1ヶ月約42日、それが8ヶ月、340日で1年だそうだ。
次にこの大陸なんだが、今俺らがいる ”シルフィード王国” の他に、 ”ルクシオ帝国” ”マドーラ連合国” ”スリング共和国” の4つの国があり、 ”ルクシオ帝国” は獣人の国、”マドーラ連合国” はドワーフやエルフの国、”スリング共和国” は様々な種族が集まってできてる国だそうだ。
昔は、ドワーフとエルフは仲が悪かったんだが、2世紀前ぐらいに和解し、今に至るらしい。
あと、スリングには迷宮があるらしい。
で、大きさは、 シルフィード>マドーラ>ルクシオ=スリング みたいな感じだ
シルフィードには、貴族がいる。それで、貴族には姓字があり、平民にはない。つまりアレクやマルミュロは貴族出身、カリーナは平民出身ということだ。
通貨なんだが、バル貨というのが使われていて
バル貨は、 銅貨、銀貨、金貨、白金貨、があり、100枚ごとに変わる。
銅貨1枚で1Bである
ちなみに銅貨1枚で100円ぐらいらしい。
さらに、この世界には奴隷制度が残っている。
奴隷は、犯罪奴隷、借金奴隷、違法奴隷のどれかで、物として扱われている。生かす殺すは所有者の自由だそうだ。
んで、だいたい奴隷は、銀貨10枚くらいから買うことができる。奴隷は皆、”奴隷の首輪” という魔道具を付けられて、主人の命令は絶対聞くそうだ。
あと、魔物についてだが、魔石が体内にあるのが魔物、ないのは普通の生物だそうで、魔族にも魔石はある。
ちなみに、その魔石を使い魔道具を作る
で、その魔物なんだが、主にE~SSSにランク分けされる。
G・・・子供でも倒せる
F・・・子供複数人、又は大人一人くらい
E・・・大人数人
D・・・訓練した大人複数人
C・・・パーティ一つ
B・・・パーティ複数
A・・・熟練のパーティ一つ
AA・・・熟練のパーティ二つ
AAA・・・軍隊一つ、又は熟練のパーティ複数
S・・・勇者一人、又は国一つ
SS・・・勇者のパーティ、又は国複数
SSS・・・勝てない ※勇者は、訓練を終えた状態
とまぁ、こんな感じだった
しかし、魔物の中には集団になるとランクが上がるものもいる
最後にこの世界にも冒険者ギルド的なものがあって、正式名称は、”世界共通依頼受注型冒険者派遣協会” っていうらしいのだが、長いので ”冒険者ギルド” と呼ばれている。
で、この冒険者ギルドなんだが、ランクがF~SSSまであり、今の最高ランクはSだそうで、二人いる。
あとは、実際に見てみないとわからないので、今度説明する。
ちなみに俺は今、魔物図鑑を片っ端から読んでいるところだ…
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