GP解説(ファイナルブック・バージョン)秋原かざやの対策と傾向かもしれない?
というわけで、やってきちゃいました、この時間! もう、こんな時期になってしまったんですね……。何だかあまり実感がわきませんね(苦笑)。本当に終わり? というよりも、これがスタートラインなんだって気がします。
さて、早速ですが。軌跡のテーマを話しましょう。当初の企画書をみると……
「作りもの(オートマータ)が愛を手に入れられるか? 愛こそ全て!」
とあります。って、ことはジオと沙夜っちをくっつける方向だったらしい(爆笑)。で、実際はとなると
「実は密かに家族愛」
だったりします(苦笑)。何だか薄い感じになってしまいましたけど、いかがでしたでしょうか?
次に内容。
「天上人の少女、沙夜が拾ってきたオートマータを巡るスリルとサスペンスなストーリー。オートマータ製造会社3社が狙う、数少ない感情システムを持つオートマータは彼女(彼?)をゲット出来るのか?」
とありました。ていうか、やっぱり主人公は沙夜ではなくジオかっ? いやあ、新たな発見しちゃいましたね。びっくり☆ まあ、とにかく、その一部は実行出来なくても、大本である「オートマータを巡るスリルとサスペンスなストーリー」は出来たと思います。……何か長い話になりそうだから、これは少し後に回しましょうか。
で、軌跡のGP名由来です。
これは三つの理由があります。
一つは「PCさんの進んで来られたロールの軌跡」という意味。
二つ目は「サイバーネットのダイブするイメージが軌跡という言葉に結びついた」ということ。
三つ目は「PCさんたちが起こす奇蹟」を表したかったことがあげられます。
というわけで、途中で「奇蹟」とGP名を替えることはスタート当初から決めていました。
で、もう一つの「貴蹟」。軌跡と銀映のGPを一つに纏めることを考えて、新しいGP名を付けることにしたのがきっかけです。
これには、先程軌跡の方でもあげましたが、「PCさんの進んでこられたロールは大切な軌跡」そんな思いを込めて付けました。
そして、最後に「銀映」。確か、スターティングマニュアル発行時期だと思います。PCが多いのでGPを増やして欲しいとありましたので、「沙夜達を狙う側」ということで、作ったのがきっかけです。こちらは軌跡と違って影に当たるGPです。それに機械がメインのGPですから、そこから「銀」を取り出し、影を映すようにということで「映」を付けました。このGPはストーリーのイメージにピッタリで私自身、結構気に入っているGP名でもあります(笑)。
ところで、NPCの名前を見て気づいたことありませんでしたか?
実はNPCの名前の大多数は以下の法則に伴い名付けました。
オートマータや地上人の名は、「エレクトーンの取説にある単語」から取り、天上人の名は「親戚や友人」の名前から取りました。 ジオやティンヴァのフルネームや、クォンタイズの名前がそうです。おまけにELー10とか、HSー5とかありましたでしょ? これは「エレクトーンの型式NO」だったんですよ(笑)。それにもっともらしい理由を付けて完成しました。
天上人の名前、マサキは私の同級生の名前で、マリカは私のいとこの名前です(爆笑)。光弘はおじさんの名前のアナグラムですし。 ですが、例外もあります。それが沙夜であり、ヨージ、ルナ、マリリン達です。これは私がインスピレーションと、とある裏ネタを使用して付けました。分かった方は凄いですよ☆
次は皆さんも気になっている「謎の番号」について。これは私のGPのみで行ったアンケートです。A~Dの中から二つのアルファベットと、1~9までの数字を四桁を書いて貰うようにしたものです。
これはアンケートを募集した次の回の物語はダンジョンを扱うため、不特定要素をそこから導こうとしたわけです。つまり、ダンジョンの中で右に行くか、それとも左に進むのか。それを判定するのに使いました。アルファベットはACが右、BDが左ということで判定しています。
それともう一つ。MSM内でもいろいろと言われました戦闘時の判定にも使わせていただきました。アンケートする前は、私が全て数値判定していたんですが、それでも一部片寄りが出てしまったため、それを少しでも無くそうと思い、こうなりました。ですが、いちいち判定するのに時間がかかることと、自分で判断して演出する方が融通が利くことを踏まえ、後半では使いませんでした。
せっかくアンケートに答えてくれたのに、全てを使うことが出来なくなったアンケートの数値。このまま無くすのも勿体ないと、使わなくなった回から「本文に使われるパスワード」として使うことにしました。それでもPC全員分を出すことは出来なかったですけど。
では、皆さんが知りたかったST裏話!
二回ほどパソコンが落ちました(笑)。それもちょっと目を離したときに(苦笑)。このとき程、「PLさんの思いを知っているのか?」と思ったときはありませんでした(苦笑)。
それと驚きの展開が「ジオの存在が薄い」ことと、「レンさん臥竜のボスになる」ですね。
ジオ、冒頭の方でも言った通り、主軸になるNPCの予定でした。ほら、何回かジオを教えるってとこあったでしょう? そこでいろいろ教えたら、その分使えるようにしようと思っていました。ですけど、きちんと本格的に教えてくれる人がいなかったことと、思ったよりも喋らなかったことで、その存在は次第にうすーくなってしまって(苦笑)。自分の力なさを実感しましたわ。
で、レンさん。プロローグの時はレンさん、中年親父さんのつもりで書いていました。ですが、プロローグを見た妹が「これって、塩沢兼人さんが声を当ててるような美形な人だよね」と。それで今のビジュアルに。だが、レンさん、それだけでは終わらなかった! 第1話を打っていたときでしたか。みれいさんと藤さんと話している内に「暗殺組織のボスが欲しい」と出てきました。暗殺組織に所属するPCがみれいさんと藤さんのGPにいまして。ボスは別のGPの方がいいのではという意見もありましたので、うちのNPCを急遽、ボスにすることになりました。ですが、エ・ディットもティンヴァもそういうキャラではありませんでしたので、特に何もないレンさんにその役目をして貰うことになったのです。そうそう、臥竜のボスの前の設定では、ダイバーな元トレジャーハンターでした。つまり、途中で消えるかも知れなかったチョイ役NPCだったんです。これは軌跡の大出世NPCですよね(笑)。あっと、ちなみに「臥竜」という名を見つけたのは私です。実は臥竜をつける前に沢山の案を出したんですよ☆
そんな誤算はまだあったりします。本当はもっとドンパチして貰う予定でした。特にエ・ディット達は現実世界でもジオを巡って、取り合いをする予定でしたし。皆、レンに付いていかなかったら、三つ巴の戦いとかも考えていました。何処で路線が変わってしまったんでしょうね(笑)。まあ、その分のネタは別の場所で使おうと考えていますので、ここは割愛☆
かなりビックリしたのは、第9話。真のボスであるルナに対しての対策を皆さんしていなくて、私は「一体どうすればいいんだ!」と涙しながら打ちました(苦笑)。そりゃ、空谷村が無くなるかも知れない事態(原子力発電所をミサイルで撃つ)がありましたから、しょうがないんですが。今度はこの様なことにならないよう、STを進めて行こうとその時、決意しました(苦笑)。
後は思いの他、子供なNPCが活躍したことでしょうね。特にマサキ君! 軌跡と銀映を繋ぐために出したのですが、それがPCさんの行動を促すことになりましたし、スムーズに話を繋げられました。私にとってまるで「ユコヴァック」様のような存在でしたね。場も和みますしね!
リンクの話。本当は幻のなんとやらで、もう一つの話と大いにリンクする予定でした。ですが無くなってしまったため、その分、輝凛と流転、青羚の方でリンクさせていただきました。もちろん、空谷サイドのGP(残念ながら呪悔とはリンクしません。その分、神羅にてリンク出来ることが出来ました☆)も密接な関係となっています。リンクには二つの意味があります。一つはリンクによって交流を促すこと。もう一つは、ゲームをより深く楽しめるようにすることです。リンクしている部分を見て分かるとおり、GPによって描写の仕方が微妙に違います。その違いを見比べて楽しんだり、二つの描写を見ることでより、世界が理解できるようになっていたりします。特に流転のとこで引き取って貰ったオートマータのカリンさんや、名付け親だけした因果のディレイさんとか、深くは出ていないですが、そのキャラがどうしてそこにいるのかを考えてみると面白いと思います。その部分を軽く見ている方がいて、少し寂しいなと、私は思いました。良かったら見比べてみて下さいね。いろいろと発見するかもしれませんよ。
リンクといえば。軌跡と銀映。裏と表のような関係をかもし出しています。ですので、リンクも他のところとは少し違った試しに似たこともしてみました。例えば、天亜マヤが出てくる場面。軌跡での初登場は、銃撃戦の犯人の一人として描きました。銀映ではヨージを使って情報を聞き出し、レンによって殺されるという役柄でした。一見、何気ないものですが、どうですか? 二つをよく見てみて下さい。マヤが「何をしたのか」を軌跡で描き、「その理由とその後」を銀映で描くことにより、二つのGPを知ることによって謎が分かるようにしてみたんです。初めてやってみた特殊なリンク。これは一部のPLさんから好評を得ることに成功しました。ですが、少し分かりづらかったかも知れませんね。この辺も改良の余地がありそうです。こんなことを考えるのもMSの醍醐味と言えるでしょうね。リンクを考えるのは大変ですが、やる方はとても楽しんでやれました。機会があったらもっと分かりやすいようで、謎なリンクに挑戦してみたいですね。
最後に、MSMのMSをして得たもの。それは短期間で小説を打てるようになったことです。慣れでしょうね。回を追う事に遅刻も減りましたし。お陰で変な自信もつきました。
それともう一つ。いいPLさんとお会いできたことです☆ PLさんの作るPCさんがいなかったら、軌跡はここまで進まなかったし、こんな風に無事、エンディングを迎えることも出来なかったでしょう。
こうして、PLさんと出会い、そして物語を作り出すという今回の役割で、MSとしての辛さと苦しさを感じた分、私信などを頂いた嬉しさは私の一番の活力となりました。ほんの僅かな間でしたが、一緒に楽しむことが出来て、本当に嬉しく思います。
最高のPLさんと出会えたこと、そして、その場を提供して下さったMSMに多大な感謝を込めて。
また皆さんとお会いする時を願って、その時を楽しみに待っていますね。
今回は本当にありがとうございました!




