元保育士だった俺が異世界でもう一回保育士やります！

　現代社会に疲れてしまった元保育士のユキマサが落ちた世界はユキマサにとってひどく都合のいい場所だった。何もしないでも生きているだけで世界にマナを満たしてくれる“落ち人”として悠々自適に暮らして良い、と言われたユキマサは落ちた場所にいたボロボロの子どもたちが忘れらず、成り行きで保育園を作ることになった。ここから始まるユキマサの再保育士生活と、保護者という概念を知らずに生きてきた子どもたちのお話。

　繰り返されたトラ転もの。ちょっとだけ現代ストレスに弱い男性保育士が、偏見を受けない環境でのびのびと保育士するお話でもあります。