21 修羅の覚醒
今回は2話投稿です
ゴゴゴゴ…!!
―01、お前はこの一瞬で蹴散らす―
長は、動き止めの光を放ちながら、右手で破壊光線を放つ準備を行い始める…
―くらえ!!―
ビュインッ!
ボガーーン!!ボガーーン!!
長が放った破壊光線が01と修羅の怪物に命中する
バゴーーン!!
そうして、彼ら2人は爆風をくらって遠くへと飛んでいった…
ドサッ…バタッ…
修羅の怪物は大ダメージを負った、だが01はそれ以上にダメージを受ける
長が光を放つのを停止した。だが、2人の身体はボロボロになる…
そんなボロボロな01のもとに寄り添う02…
―01目を覚ませ!!01大丈夫か!―
―あぁ…一応大丈夫だ。しかし、やらかした…―
―だが、そんなことより早くカシを殺せ…!長達を殺すのは後だ…―
………………
一方で…
怪物の世界を探検している一般部隊達…
「いない…やっぱりいない…こんなに探索したのに全く出会わない」
慎重に歩き続けている部隊達、長が消えていることに気づき出す
「不思議と長の姿が消えたようですね…」
「まぁ、たがまだ油断はしてはいけない。慎重に歩き続けよう」
一般部隊は、このチャンスの間にそこらへんにいる下級怪物を倒し尽くすことを決めた
………………
再び、謎の空間では…
結局のところ、5対1の状況になってしまう修羅の怪物…
彼の腕は1本もげており、激しく息を切らしている…
―やはり全員敵だとでも言うのか…?長とこんな風になってしまうなんて、200年前の自分は想像していたか…?孤独が俺の運命なんて悲しい…悲しすぎるぞ―
―力のためなら仕方なくなってしまうな…―
長は返答した
ビュウンッ!
―トドメは俺に…!―
02は猛スピードで修羅の怪物に近づく
シャキンッ…!
―いいや私だ!―
グレイ怪物も刀を構えて走ってきた
―やられてばかりじゃいられない。俺こそが最強だと思い知らせてやろう…―
―モード 修羅!―
なんとこのモードは、もげた腕を再生させ、身体の筋肉量を爆増させる奥義
彼の身体からはただ者ではないくらいの気迫が漂っている…
―霧雲連斬!!ハアッ!!―
グレイ怪物は必殺技を放った
―まずはお前から…いいだろう!―
修羅の怪物は、迫りくる斬撃の9割を避けながらグレイ怪物に近寄っていく
ガシッ!!
そして、修羅の怪物はグレイ怪物の首を強く掴んだ
拳を強く握り、グレイ怪物の腹めがけて拳を放つ
バゴーーン!!
グレイ怪物はそのまま遠くへと吹っ飛んでいった…
ビュウンッ…!
修羅の怪物のもとに02が接近してくる。02は、修羅の怪物めがけて大剣を振り下ろす
ガシッ!
修羅の怪物はその大剣を掴み、遠くに蹴り飛ばした
修羅の怪物が次にターゲットにしたのは01。01に向かっていった
―カシ、狙いは俺か…―
―まぁそうだよな…こんなボロボロな敵、倒すには都合がいいもんな―
―いいや、てめぇじゃない!―
バンッ!
修羅の怪物は、01を踏み台にして空に飛び立った
―狙いは長だ!ハアッ!―
ゴゴゴゴ…!!
―やるんだったら構ってやる!オラァ!!―
長は破壊光線を複数回放った
しかし、それは全て避けられてしまう
―フルパワーでいくぞ…オラァァ!!―
ボガーーン!!
―グハァッ…!!―
この威力の衝撃によって、長のミミズのような身体が一瞬グネっと曲がった
緊急避難として長は、黒い霧にまとって姿を隠してしまった…
だが、
ゴゴゴゴ…!!
霧と共に再び長が現れる。長はグレイ怪物と空間の怪物を連れて戻ってしまった…
―我の勝利だ―
修羅の怪物は勝利を確信した
―02…俺らも逃げるぞ―
01達もこの謎の空間から去ってしまった…
謎の怪物は闇の玉座から立ち上がり、修羅の怪物のもとへと近づいて来た
トコトコ…
―お前さんがあいつらを蹴散らすとは驚いたよ。あんたは面白い怪物だな―
―お前が勝手にバトルを始めたせいで、こちとら危うく死ぬところだったんだぞ…―
―いいじゃん。新たに技を取得できたんだし―
―それはただの結果論にすぎない。しかもこのモードには少し欠点がある。それはこの技を使うにあたって大量の体力を消耗してしまうことだ―
―脱落者がいないっていうのは、思っていた物とは違かったんだが…色々楽しめたよ。ありがとう―
―脱落者?思っていた物?ふざけんな…―
―お前は俺らのことを何だと思ってるんだ!―
謎の怪物の発言を受けて、修羅の怪物は思い切り回し蹴りをした
ブォンッ!!
―ハアァ…私をなんだと思っている…!―
呆れる謎の怪物…
バシーーン!!
謎の怪物は、持っていた杖一本だけで修羅の怪物の蹴りを受け止めた
―私は、人間によって封印されていたお前に力をやったはずだ。言う事通りに動けばいいんだよ…ハアッ!―
バンッ!
持っていた杖でふき飛ばされる修羅の怪物…
ドガンッ!!
―うっ…くっ…くそ…!―
―あまり調子に乗らないほうがいい。せっかく新たな技を習得したのに死ぬなんて嫌だろ―
―それは…確かに嫌だな…ハハ…―
―疲れが見えてきたようだな。それじゃあ元の場所に戻してやろう―
―それは待ってくれ…一旦ここで休憩させてほしい…―
―ん〜いいだろう。じゃあその代わりに、面白いバトルを期待しているよ―
―あぁ……―
………………
「長の生存が確認されたようです」
一般部隊から、隊長に連絡が入った
「そうか…何らかによって死んだということではないのか。まぁ、そんな一瞬で長を倒せるなんて奴がいたらそれはそれで怖いもんな…」
隊長は言った
「しかもですね…01や02の姿も確認されたと」
「果たして、急に消えて急に現れる。これが何を意味しているのかさっぱり分からないな…」
「まぁ再び調査を続けてくれ。私は蝶々達に話があるから少し席を離す」
「はい!分かりました」
今回は2話投稿です




