自分は特別と思っている人がいるのは、それが出来る環境が整っているからか?
このご時世に未だに自分は特別だと思っている人がいる。まぁ中には脳の特性でそうとし考えられない人もいるのだろうが、全員が全員そうだと考えるには無理があるように思う。
人の揚げ足はとるくせにその揚げ足が自分に向けられても意に介さない、そんな人達がいるのである。ルールは誰にだって適用されるはずなのだが、自分にはそれが適用されないと思っているあたりに、実はそういう事が既に出来ているのではないかと思ってしまう。
例えば民放各社。今やオールドメディアと言われ、時代遅れのレッテルを貼られているテレビ局。これらは右派政権の時には、些細な疑惑でも連日報道して左派政権の時には何も触れず、恣意的に視聴者に見せる情報を選別していると思われる。
情報統制は独裁国家が自身の政権を安定させる為に使う手法だ。日本は独裁国家ではないものの、それに似たような事をしているところに危うさを感じる。
自分は特別だと思っている人達には、共通の目的意識があってそこに向かって行動しているとなるとなかなかに厄介である。オールドメディア同様、既に侵食されてしまった業界もあるだろう。
ほぼ間違いなく、現政権の重箱の隅を突く為に必死で情報収集をしているはずだ。
そういうところでしか、相手の主義主張を覆せないところが悲しいなぁとも思う。




