石破総裁辞任の意志を固める
石破茂自民党総裁が総裁職を辞する意志を固めた。記者会見までしたのだからこれが覆る事は流石にないだろうと思う。ただあれほどまでに固執してきた事をここにきて辞めるってのにはよっぽどの理由があるのだろう。
その理由について推測してみる
まず臨時総裁選の件。明日予定されてる臨時総裁選の実施の署名確認で、色々手を尽くしたが過半数を越える見通しになったからだと考えられる。そうなると流石に過半数が臨時総裁選の実施を求めた状況で、また石破氏に票が集まるとは考えにくく負ける可能性が極めて高い
そしてもう一つ脅し文句として使ってた衆議院の解散。そもそも国会を開いてないタイミングでの解散は前例がないらしく、そこまで持っていく為に協力してくれる人もいなかったから断念したのではないだろうか
ただ、ここまで粘ったのだから最後の最後まで足掻くとばかり思っていたのだが、署名確認直前での辞任発表。何かあると思えてしまう。
小泉農相との面会した事で動いた様に見えるが、もっと別の人が動いているのではないかと思う。
これはアッシの想像でしかないが、これまでも石破さんに総理の座に留まるようにしてきた石破さんの最側近がいて、その人がお役御免を言い渡したのではないか
このまま、臨時総裁選となれば俗にいうフルスペックでの総裁選となり、自民党員票と国会議員票で実施しなければならないが、辞任での総裁選の場合、自民党の国会議員のみで行う為、そちらの方が都合が良いと考えての事だろう。
ただ蓋を開けてみたら、今朝の段階では10/4に総裁選を行うがフルスペックで行う方向で進めているらしい。ここまでの混乱があった事を踏まえての判断らしい。
前回の総裁選は1回目の投票で高市氏が地方票を多く獲得してトップとなったが、2回目で石破氏が多く票を獲得して総裁となっている。
自民党内には既にリベラル派が多いため、高市氏が不利な状況である事からフルスペックでやってもリベラル派が勝てると踏んだのだろう
だったら辞める事を言わずに臨時総裁選の署名をさせても良かったんじゃないの?とふと思う。あれだけ辞めないと言い続けた人が続けた人が、ここで辞めると宣言して、自分がやってきた事に悦に浸っていると思うと、なんとも腹立たしい。ただそういう事をしてくれたおかげで、政治に関心が出た人もいると思うと、ああいう人が総理になった意味はあったと思う。評価するのは一部の人間だけだろうが。
ただ、このまま収束ってわけにはいかないのだろうなぁ。一歩は前進したが、その先が多難すぎてトップの胆力が大事になる。




