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先入観だけで話をしているのかねぇ
小泉農水大臣が備蓄米を随意契約で市場に出すと話をした際に、古いお米はものによっては家畜用に回されるという話が出た。
それによって悪いイメージを植え付けられたという声があがった。確かに言葉だけのイメージは良くないが、実際問題として古いお米を未来永劫保管するなんて事は出来ないし、新たに生産され備蓄米に回される量がある事を考えれば、家畜用であれなんであれ消費させるのは自然な流れだ。イメージの悪さの根幹は家畜用を人が食べる事に対して嫌悪感を抱くという点にあり、家畜が食べるものが実際に美味いかまずいか別問題のように思う。
実際、備蓄米を食べて身体を壊したみたいな話は今のところ聞いてない。
アッシはまだ食べた事はないが、何かのおりに食べてみて十分満足出来るなら、備蓄米を使うつもりだ。実を取るとはそういう事だと思うのだが、どうも世の中は、虚の方を信じてやまない人がいるように感じる。
家畜に回される米はまずいなんて事は誰も言ってないが、そう感じるのは先入観だ。先入観だけでなく実際に確認するのが大事だと思う。




