意味を見出す
財務省前でデモが行われている。財務省の解体を訴えており、SNSでその話題を見かける。地上波では一部メディアしか取り上げていない事、そしてデモに参加した著名人が財務省から圧力を受けたという話が出たりと、不穏な話題ばかりが出てくる。
ただ、これまでの歴史を見てもデモで状況が変わるなんて事はなかなかない。財務省前でデモをやったからその要求通り解体しました。なんて事をしたら、あらゆることに対してデモをする輩が出てきてしまう。
デモの要求を飲む事は難しい。なら正規の手続きを経れば良い。デモに参加した人達が結束して政党を立ち上げて、国民の支持を得て法案を出せばその要求は叶うと思う。時間はかかるが、それが正規の手順であると思う。
デモに意味を見出すなら、仲間を集める事にある。実際千人規模の人が集まったのである。それだけの人が集まれば、次の行動に移せる可能性はある。
その間、財務省からの妨害工作を受ける可能性は充分ありうる。主催者の個人情報を入手したら、税金や国民年金を滞納してないかや、交友関係を調べあげて、主催者が如何に信用出来ないかをアピールしようとしてるくるだろう。それがないなら、別の不祥事を晒して、財務省が批判されているという話題から視線をずらそうとするかもしれない。
これまでもそうやって彼らは自分達の立場を守ってきたのである。これまでの成功体験があるから、これでうまくいくと思っているだろう。それを上回る胆力が必要になるのだろうなぁと、側から見てて思うのだが、果たしてこの想像はどれだけ当たっているのか。
外れていることを願うばかりだ。




