石破茂自民党総裁誕生
ネットでは高市早苗が勝つのでは?という期待混じりの情報が出回ってた。最初の投票でトップの票を獲得。2位につけた石破茂との決選投票に進み、ここで石破茂にも票が集まり17票差という僅差で石破茂が自民党総裁に選出された。
立候補者が9名の内、高市さんくらいが積極財政派で他は緊縮財政派なので決選投票になれば政策方針の近い石破さんに票が集まるのだろうなと予想してた。僅差になったというのは政策方針は近くても石破さんではなく高市さんに票を入れたという人がいるのだろう。高市早苗は積極財政を推し、いわゆる裏金を受け取ったとされる議員が推薦人に立っていた。選挙戦となれば野党はそこを突いてくるはずである。そこのネガティヴ要素を加味しても、17票差はあったが高市早苗に票が集まったところに、石破茂への不安があったように思える。
総裁選の結果を受けて経済マーケットの動きは明確だった。円相場は円高に進み、株価の先物取引について売り注文が増えて週明けの株価が下落すると見られている。
石破茂総裁本人はこの状況をどう受け止めているのだろうか?円高になれば日本円の価値が上がって良いと思っているのなら、それだけ期待されてると思いそうだ。ただ日本にとってプラスなら株価だって上がるはずだ。何故株価が下がるのかが理解出来ないだろう。
その原因を探る事なく、自身が考えてる政策を進めていけば、事態は悪化する可能性が高い。
ただ、自民党総裁が決まっただけの話だ。取り巻きとその後の行動で進化が問われる。少なくとも石破総裁の中で、こうすれば日本が良くなると思っているのだろう。果たしてどうなる事やら。




