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避難所はいつかは閉める
震災から4ヶ月が過ぎようとしている。ニュース報道で能登の情報が発信される事は減ったがそれだけ状況は落ち着いてきているとも言える。とはいえ避難所にいる方々もまだいるわけでその人達の大変さが解消されたわけではない。
そして避難所もいつまでも解放されているわけではない。どこかのタイミングで閉める事になるだろう。そうなる事を見越して、避難している人も腹を括らなきゃならない時が来る。いつまでも大変だ大変だというだけではなく、その状況を解決する為の一歩を踏み出さなきゃならない。
もう一度いうが4ヶ月が過ぎようとしている。仮設住宅はまだ建設中のところもあるが、それまでの間、町外退避の提案やそのサポートなど色んな施策も打ち出されている。それでも現地の避難所に避難をされているのである。そうしなければならない事情に寄り添えてないのか、腹を括れてないのか、はたまた別の事情でもあるのだろうか。




