宗男議員離党
鈴木宗男議員が離党した。なんの驚きも衝撃もないが、宗男議員には宗男議員の事情というか矜持というか、そういうものがある事は感じた。まぁ離党してから訪露するという方法もあったように思うが、まぁそれについて宗男議員を批判する事もない。
ただ、何のためにロシアに行ったのかがイマイチわからない。停戦する事と対話をする事が大事だというが、そんな事は宗男議員が言わなくたってわかる話ではないのか。あなたの話を聞いて「はい分かった」となると思ったのだろうか。対話が出来ない、対話したくない、でも得たいものがある。だから攻撃してると思う。本気でそうしたかったらメリットを提示しないと納得しないだろう。それはロシア側にもウクライナ側にも言える。
おそらくロシアは侵攻後の国境線の維持が最低条件だし、ウクライナにしたらクリミア侵攻以前の国境線の回復が最低条件だろう。
しかも国境線が変わった原因はロシアの侵攻だ。闇討ちして更に欲しいかったものまで手に入れようというなかなかの太々しさである。そりゃ取られたウクライナ側にしてみりゃ納得出来るわけがない。
北方領土返還の最前線にいると思うのだが、それでもウクライナをどう思っているのだろう。




