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アッシの会話術

小さい頃、人の話を聞いてないとよく言われた。会話を文章で覚える事が苦手で、叱られた後に、言われた事を復唱しろと要求されて言葉が出なくてまた叱られるって事を何度も経験した。

おかげで人に関わらない生き方をしようと思うようになったが、困ったことにアッシはアッシで話す事が案外好きなのである。好きな話を聞いてもらう為には相手の話を聞いてあげる必要がある。話を聞くのが苦手なアッシがどうやって会話が出来るよう話を聞くようにしているのかを今回は書こうと思う。


大人になって利き脳ってヤツがあるって事をテレビで知ってお手軽診断で調べた。前にもチラッと書いたが、アッシはインプットは右脳、アウトプットは左脳なようだ。

インプットが右脳だからか、文章が頭に全然残らない訳である。そして相手の話を聞いている時に、何処に注目しているかを思い起こしてみたが、相手の表情や声の強さ、そして所々の単語から何を伝えたいかを想像している。


その想像は7割以上は当たっているが、残りの3割は外れている可能性がある。しかも相手は言葉にしているから、そこの漏れがあったら話を聞いてないとみられてしまう。そこでアッシは「今の話は、こうこうこういう事ですか?」とアッシの言葉に置き換えて確認するようにしている。

こうする事で3割のハズレを未然に防ぐ事になるし、それに加えて相手の話を聞いている感が出せる。


もちろん「なんでわざわざ確認するんだよ」と怪訝な顔をする人もいる。そういう人は自然とアッシとの関わりが減るのでそれはそれでありがたい。


人には人のやり方ってもんがあるのだ。それがわからないヤツとは付き合わない方が良いだろう。


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