人の楽しみを公式に奪おうとしているのか?
KONAMIがCygamesを起訴した。ウマ娘がKONAMIの著作権を侵害しているとして、賠償金とサービス差し止めを求めている。
アッシの個人的な印象として、要求内容が社会に娯楽を提供している人の発想ではないなぁという印象を受ける。
まぁ、とはいえだ。キャラクターを育成する点について、KONAMIのコンテンツであるパワプロと類似点は非常に多く、それを著作権の侵害と言いたくなる気持ちはわからないではない。
でも、狙っている客層がそもそも違う。パワプロの客層とウマ娘の客層が違うのに自分達が損害を受けたとよく言い切れるなぁと思う。ただ、アッシもパワプロをやっていたが、最近はウマ娘しかやってない。アッシのようなプレイヤーがいるからKONAMIは客を奪われたと思っているのだろう。
それでサービス差し止めを要求するのはなかなかだ。交渉術としてハードルが高い叶えにくい事から話し始めて、ハードルを下げる事で、目的の回答を得るという術はあるが…これは交渉ではなく裁判である。
それにパワプロというコンテンツでは獲得できなかった客層を獲得出来たからこそ、これだけ巨大なコンテンツになったと思う。その人達の楽しみを公式に奪おうとしているのか?それは娯楽を提供している側のやる事だとはアッシは思えない。
ただ、それだけの事を要求したくなるKONAMIの言い分もあるだろう。それを聞かずに判断するのは早いとも思う。
裁判になる前に交渉して解決出来なかったのかなぁとも思うし…。娯楽でこういう話が出てしまうのは少し残念ではあるが、娯楽もビジネスであるという事を忘れちゃいけないのかなと思う。




